やすらぎを与える天然素材100%の畳

畳の選び方

どの部屋にどんな畳を選ぶか

使用頻度の高い部屋、お客様をお通しするお部屋

どの部屋も同じ畳に揃える必要はありませんが毎日何回も踏まれたり、スレたりするような使用頻度の高いお部屋、お客様をお通しするようなお部屋は、耐久性に優れ高品質の畳をお薦めします。ニ間、三間と続き間になっているような場合は同じものに揃えたほうが違和感がなくよいと思います。統一されていない場合、最初は同じように見えても時間が経つにつれその違いがはっきりと現れてきます。


畳の価格
経糸(たていと)
畳床(たたみどこ)
藁床(わらどこ)
建材床(けんざいどこ)
ワラサンド床



畳の価格

畳の価格は何処の店も同じとは限りません。
畳は畳表と畳床で構成されていおり、それぞれ複数の種類が存在します。
畳表には国産と中国産とがあり、それぞれランク分けされています。畳床の種類も昔からの藁床、藁サンド床、藁を全く使用しない建材床とがあります。
このなかから各店の経営方針に一致したものが標準価格となるわけです。
低価格で広く普及させたい店と品質を重要視し長く綺麗に使ってもらいたい畳店、その中間の考え方など、経営方針の違いにより価格が異なりお客様への説明もそれぞれ違ったものになるわけです。ですからA畳店よりB畳店のほうが安いからB畳店で注文したほうが得だと考える前に、まず、どんな材料を使っているのか、その種類と特徴をよく説明してもらい納得した上で判断することが畳を選ぶには重要なことです。

年々減少している畳の需要に何とか歯止めをかけようと基本的には同じ考えで各店営業しています。どうかご理解下さい。

畳表(たたみおもて) 畳表の良い悪いは、い草、糸、織り方、の3つの要素で決まります。

新しい畳表は、上級品も下級品も見た目は、同じように見えますが時間がたつにつれその違いが現れてきます。
良質のい草を多く使って織られた畳表(最高級品約8500本の い草を使用しています。)は、毛羽立ちにくく、肉厚で畳の溝(山と谷)が明確であり、徐々に明るい黄色へと褪色します。また、裏返しをしても畳の溝は、明確であり、色合い、感触 ともに他の物より優れています。
下級品も見た感じは、同じように見えますが変色い草が混じっており、い草が切れやすく、経糸が細い綿糸のため溝が浅く、い草の数も4000本弱ともともと少ないため時間がたつにつれ畳の溝(山と谷)の差が縮まり、見た目、色合い、感触の劣化が目立つようになります。また、青みを出す為に水生塗料を吹き付けた畳表もあります。このような畳表は、作業の効率化から高温で乾燥させる為い草の繊維質を痛めてもろく表皮のはがれやすい耐久性のない畳表になってしまってい、急激に変色する恐れがあります。(輸入畳表、主に中国産)こうなると美観のためカーペット等を敷いてしまい、これが畳の呼吸を妨げ畳内湿気がこも、カビ、ダニが発生する原因となるのです。

一般住宅でご使用される畳表としては、変色い草の混入が少なく、い草の密度も普通の中級品以上が適しています。また褪色具合も概ね良好で、裏返しをしても落ち着いた色調になっています。(国産畳表)下級品は、主にマンション、アパート、賃貸住宅、飲食店といった経費節約型の建物で主として使用されています。

下級品の新表と7〜8年経ってからの上級品の裏返しとを比べると香りはないけど落ち着いた色に退色している上級品のほうが個人的には好きです。

経糸(たていと)

経糸は、大きく分けて麻糸と綿糸があり、麻の方が強く、太く、たくさん織り込めるため肉厚で配が揃って谷が狭い(溝が深い)畳表が作られるため高級品に使われます。特にマニラ麻は、最上級品であります。畳表を比較する時に一番よくわかるのがこの経糸です。
織り方は、い草の使い方により種類がありますが、現在はほとんど機械織りとなっており、手織りは、貴重品化しています。

経糸を見る
い草の数 糸の種類 特徴
特に多い 本ダブル 麻糸を1つの配に2本づつ使用した最上級品の畳表用です。
多い 麻綿ダブル 麻糸と綿糸を1つの配に2本づつ使用した上級品の畳表用です。
普通 麻糸 麻糸を1つの配に2本使用した畳表用です。
多い〜やや少ない 綿ダブル 綿糸を1つの配に2本づつ使用した畳表用です。
少ない 糸引き 綿糸を1つの配に2本使用した畳表用です
畳床(たたみどこ)

昔は畳床は藁で作られたものがあたりまえでしたが 時代の変化、住宅構造の変化、新建材の登場、供給者側の都合、で年間の新畳に占める藁床のシェアは5%とわずかなものとなっています。作り手となる後継者不足で年々畳職人の平均年齢が上昇しており、作業時にホコリが多くでる重い藁床から軽くてホコリが少なく加工が楽な建材床へ、最近の住宅は二階へ通じる階段が一直線でなく踊り場があり、周囲の壁やクロスに傷をつけずに32キロ前後の重い藁床の畳を運ぶ作業は重労働であります。(二人で運べばよいのですが)また畳を薄くして少しでも天井までの距離を長くしたい(天井を高くしたい)というハウスメーカーの要求にも対応できる、ダニが繁殖しにくい、このような点から建材床が普及しています。しかし、建材床は近い将来その処分のやり方を見直す時が来るでしょう。古畳処分利用1/帖 1000円という店もありますから。
畳床は、藁を使用した藁床、藁をまったく使用していない建材床(ボードと呼ばれています)建材床の素材を藁で挟んだ藁サンド床、の三種類に大別されます。

藁床(わらどこ)

良く乾燥させた藁を層になるように縦横に積み上げ圧縮し縫いあげてつくられます。藁の質、配列の仕方、均等に圧縮してあるかどうか、縫い目の間隔などにより品質が決まります。たくさんの藁を使用し、配列を多くし、縫い目間隔が細かいものが高級品とされています。長所として感触が良い、表替えを繰り返しても丈夫である、天然素材であり室内の湿度を調節する調湿機能は他の床材に比べ最も優れています。また保温性、弾力性、難燃性、吸音効果、防音効果を備えています。高、中級クラスの畳表との組み合わせにより、その質感は一段と発揮されます。
用途、一般住宅

難燃性

雑誌、電話帳や新聞は、一枚ならよく燃えますが、閉じたままや重なった状態では火の中に入れてもなかなか燃えに難いのと同じように約3万本もの藁を40cmにも積み上げそこから5cmまで圧縮された藁床は燃え難い性質となっています。

建材床(けんざいどこ)

建材床の素材は、ポリスチレン樹脂と発砲材からなるポリスチレンホームと、木質繊維を原料とするインシュレーションファイバーボードが主な素材であり特徴として、断熱性に優れ軽く、水を吸収しない、工業製品なので品質が安定している、軽い、ダニが発生しにくいことです。ポリスチレンホームをインシュレーションファイバーボードではさんだ三層構造になっているものが一般に良く使われていますが、それぞれ単体、二層になっているものも使われています。一般住宅、マンション、アパート、賃貸住宅、飲食店、業務用ではほぼ100%仕様さてています。床材がコンクリートの場合、保温性、断熱性 に優れた建材床を使用することでコンクリートへ伝わる熱エネルギーロスを少なくできます。建材床断熱タイプ

藁サンド床(わらサンドどこ)

藁サンド床はポリスチレンホーム、又はインシュレーションファイバーボードを藁ではさんだ床です。藁床に比べて軽くダニが発生しにくいのが特徴です。また感触が藁床によく似ています。
一般住宅



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