ビクセンマニア

最初に。。。
少し高度なことをするので、光軸やファインダーあわせが簡単にできる人以外はぜったいやらないでください。
このページに書いてあることを実行するときは、すべて自己責任でお願いします。壊れたといわれてもアドバイスをする程度しかできません。
このページは私がビクセンGP-D赤道儀(10Kg搭載)を打倒タカハシEM-10(7Kg搭載)をめざして調整したやり方を紹介しています。
以前までGPを使っていましたが、直焦には無理があるのでGP-Dに買い換えました。タカハシは搭載重量と値段の関係で断念!!
とりあえずバラしてみたところ、組み立て、調整がいまいいちでした。GP-Dは市販の状態では十分な能力を出し切っていないと思われます。少し調整するだけで精度は格段に上がると思われます。
このページではGP、GP-Dの潜在能力を引き出すことを目的に調整(改良?改造?)していきたいと思います。


初心者編

まず、極軸望遠鏡の光軸調整をやりましょう。
ビクセンGP-D赤道儀何か遠くの目印になりやすいものを極望の真ん中に入れます。北極星が入るべき丸が一番低いところに見えるようにします。メモリ環(黒)を0時に固定し、メモリ環(白)を回して10月10日AM1時にセットします。この時刻は北極星が南中する時間なので中心の真下に北極星がいればいい訳です。指標線の裏にあるネジをゆるめて回し、E20・・・W20の0のところに合わせます。その後は極望を覗いて赤経を180度回回すと、中心がずれると思います。光軸調整ネジを調節して中心がずれなくなるまで繰り返せば極望の調節は終了です。最後にしっかりネジを締めましょう


初心者編2

歯車やネジなど金属同士がこすれあうところは少しづつ削れていきます。油を注してあげましょう。油は自転車用の機械油(液体)とグリス(固体?クリーム状?)がありますが、あまり使わないものなのでグリスを使用します。駆動部の摩耗はガタの大きな原因なので、私は必ず油を注すようにしています。


中級者編 1

赤道儀のバックラッシを調整しましょう。
ビクセンの赤道儀はギヤの締め付けを自分で調整できるように作られているので、ネジの開け閉めだけで調整することができます。モーターをはずしたところにこれらのネジがあります。
これらのネジには当然押しネジと引きネジがあるのでこの2種類3本のネジをいじるだけで調整できます。下図を参照。このネジを調節して微動ハンドルををまわして、バックラッシが少なくかつ滑らかに動く位置を探し出します。
搭載物を乗せると歪むので、乗せてから調節したほうがいいです。
ビクセンGP-D赤道儀ビクセンGP-D赤道儀


中級者編 2

アイピースとかファインダーがしっかり固定できないことがある。
そんなとき、ドリル(穴を空ける道具)とタップ(穴にネジ山をきる道具)を用意します。ビクセンのアイピースを止めるネジはM3(ISO)です。しっかり止まりそうなところにネジをつけましょう。かなりがっちりします。オートガイダーを使っている人には超おすすめです!


中級者編 3

機材が多くなると電源の確保が大変ですね。大容量バッテリーを使うことはもちろん、その電気を分配しなければいけません。そこで、私は家庭用AC100V用のコンセントを改造して使っています。作り方は簡単ですね。ハンズで材料も売っているし。。。この方法のメリットは機材を増やしたとき蛸足用のコンセントで簡単に増設できます。ただ、+と−を間違えないように気をつけてください。私は「赤」という文字が全部見えれば合っているという感じに目印をつけています。


中級者編 4

北極星を導入しましょう。(極軸を合わせましょう)
初心者の方はビクセンの説明書のとおりに図の所に入れてください。中級者の方はこちらの方法でどうぞ。その前に初心者編の光軸あわせを厳密に北極星が南中する時間でやってください。天文年鑑などで天の北極と北極星の距離を分単位で図ります。スケールの数字は中心からの距離なので中心から出ている線上でその距離のところに北極星を導入すればいいわけです。ただし、大気差があったりするので気持ち低めにセットしてください。


中級者編 5

機材が重くなると重りも増やさなければいけませんね。
でも、テコの原理で重りを遠くに付ければいいわけです。重りを付ける棒を延長しましょう。1000円ほどで自作したので紹介します。(材料代は500円程度)製作物1は25cm70円で売ってたネジ山がきってある棒です。2〜3cmに切ります。製作物2は直径20mm長さ100mmの真鍮の棒にドリルで穴を空けてM6のネジをきりました。これだけで重り4000円以上が節約できました。赤道儀にもやさしいです。
注意点は中心に穴を空けることが難しいです。穴は深めに空けておきましょう!そうしないとしっかりつなげません。


その他

眩しいものには蓋をしろ!パソコンのディスプレイや機材のダイオードなど気になる光害がたくさんありますね。こんなとき、ごみ袋(黒)を用意します。袋状になっているので図のように切り落とします。余った部分を洗濯バサミで止めてめでたしめでたし。


その他2

ナイフエッジで、ナイフを使うとフィルムのレールが削れてしまうので、粘土などのへらを使うといいよ!
ナイフエッジとは、フィルムのレールに沿ってナイフを動かし像が一様に切れたらピントが合うということ。詳しくは左の窓の写真撮影法を見てね!


その他3

邪魔なコードは束ねてさっぱり!ロボコンとかでよくこんな風になっていますよね!組み立てた状態で箱に入れとけば組み立てが簡単だ!機材が少ない人には無用かな?


その他4

鏡筒の実質的なF(明るさ)の測り方
鏡筒に一眼レフをつけて直焦状態にします。そして一様の色の壁とか空とかの適性露出を求めます。その後、普通のレンズをつけて同じ物に向けてシャッタースピードを換えずにFだけ換えて適正露出を求めます。そのFは鏡筒のFと同じということです。


つづきはまた今度・・・