【 あ行 】
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(あ)げ足を取る 相手の言葉じり・言い損(そこ)ないをとらえて非難(ひなん)する。
(あご)が落ちそう 非常においしいと感じる様子(ようす)。 「このお菓子はおいしくて顎が落ちそうだ」 (類句)ほっぺたが落ちそう
顎が外れる おかしくて、笑いが止まらなくなるほど大笑いする様子。 (類句)顎を外す
顎で使う 高慢(こうまん)な態度で人をこき使う。「顎の先で使う」ともいう。
顎を出す くたくたに疲(つか)れてしまう。 「途中からとうとう顎を出してしまった」
顎を撫(な)でる どんなものだと言わんばかりに、得意(とくい)げに自分を誇示(こじ)する動作を表す。
足が重い 行かなければならないのに、なかなか気が進まない様子。
足が地につかない 気持ちが落ち着かず、行動にしっかりした落ち着きの見られない様子。 「彼女は気が多過ぎて、何をやっても足が地につかない」
足がつく @ 逃(に)げた者の足取りがわかる。「地道な聞き込み捜査で、犯人の足がついた」 
A 何か手がかりとなって、だれの犯行か露見
(ろけん)する。「現場に落ちていたハンカチから足がついた」
足が出る 出費が多く、予定していた金が足りなくなる。 「このあいだの旅行は、交通費が多くて、足が出た」
足が遠のく いままではよく行っていたのに、訪問する間隔が長くなったり、長い間訪問しなかったりすること。
足が棒になる 長く立ち続けたり、歩き続けたりして足が疲(つか)れ、こわばる。筋肉(きんにく)が張って棒のようになった感じを表している。
足が向く いつのまにか、ある方向に歩き始めていること。
足手まとい 行動や作業のじゃまになる人や物。
足並(あしな)みがそろう 一つの目的のために集まった人たちの行動や考えが一致(いっち)すること。
足にまかせる あてもなく歩き回る。 「野山を足にまかせて歩き回る」
足の踏(ふ)み場がない 部屋が非常にちらかっていること。
足踏(あしぶ)みをする 物事が先に進まずに、同じ状態が続くこと。
足下(あしもと)から鳥が立つ @ 急に身近なところで意外なできごとが起こること。
A 急に思い立ったように何かをすること。 
「さっきまでテレビを見ていた彼は、足下から鳥が立つように外出してしまった」
足下に火がつく 自分の身に危険が近づいてくること。
足下にも及(およ)ばない 相手がすぐれていて、とてもかなわない。 「英語の成績では、私は彼の足下にも及ばない」
足下を見る 相手の弱みにつけこむ。 「足下を見られて、安く買いたたかれた」
足を洗(あら) 今までの悪いことやだらしない生活をきっぱりとやめること。 「やくざの世界から足を洗って、まじめに生きる」
足を入れる ある所に出入りしたり、ある社会とかかわりをもつようになったりする。「一度やくざの世界に足を入れると、容易には抜けられなくなる」
足を奪(うば)われる ストや事故で交通機関が利用できなくなる。
足を取られる 障害物があったり酒を飲みすぎたりして、思うように歩けなくなる。
足を延ばす 予定していた所よりさらに遠くまで行く。 「京都へ行ったついでに、神戸まで足を延ばして、息子の家を訪ねてきた」
足を運ぶ 何かの目的で、わざわざそこまで出かける。 「何度も足を運んで、やっと面会が許された」
足を引っ張る @他人の成功や出世のじゃまをする。 「同業者に足を引っ張られ、商売が苦しくなる」 
A大勢で何かをする時、その人が全体を不利な立場に追い込むようなことをする。 
「四番打者の不調がチームの足を引っ張っている」
足を向けて寝られない 恩を受けた人に対する感謝の気持ちを表す言葉。 「私が今日あるのは石田さんのおかげなのだから、あの人に足を向けては寝られない」
頭打ちになる 限界に達してそれ以上の進歩や発展の望めない状態。行き詰まり。 「営業成績が頭打ちになる」
頭が上がらない 相手に負い目があったり、権力に押されたりして、対等にふるまえない。 「子供のころのことを知られているから、彼には頭が上がらない」
頭が痛い うまい解決や処理の方法が見いだせず、思い悩(なや)む様子。 「今月中に納めなければならない税金のことを考えると、頭が痛い」
頭が堅(かた) 既成の観念に凝(こ)り固まっていて、状況の変化に応じた考え方ができない。「うちの社長のように頭が堅くては、業界の競争に耐え抜いていくのは難しい」
頭が切れる 頭がいい。考えや物事の理解が早く、すばやく対応できる。
頭が下がる 感心して敬服(けいふく)する。 「私財を投げ出してボランティアに打ち込んでいる彼女の姿には頭が下がる」
頭が低い どんな人にもていねいで、へりくだっている人のこと。
頭に来る 全く不愉快(ふゆかい)で腹立たしく思う。 「真夜中のいたずら電話は全く頭に来る」
頭を痛める 事が順調に運ばず、あれこれと思い悩(なや)む。
頭を抱(かか)える 頭を抱(かか)えて考え込まなければならないほど、非常に困っている。
頭をかく 失敗して、恐縮(きょうしゅく)したり照(て)れたりしたときの様子。
頭を切り替える 固定観念にとらわれず、その場その場に応じた考え方ができるようにする。
頭を下げる @ おじぎをする。 
A 相手に屈服
(くっぷく)、降参(こうさん)すること。また、へりくだること。 「あいつが頭を下げるまでは、絶対に会わない」
頭を絞(しぼ) どうしたらよいかと一生懸命考える。
頭をはねる うわまえを取る。他人の利益の一部をかすめ取る。「彼は下請業者に払う代金の頭をはねて、競馬につぎ込んでいたそうだ」
頭をひねる うまいやり方をいろいろ工夫(くふう)したり、難問を解こうとしてあれこれ考えをめぐらしたりする。
頭を冷やす 興奮(こうふん)を鎮(しず)め、冷静な態度になる。 「自分のしたことを、頭を冷やしてよく考えなさい」
頭を丸める 頭髪をそって出家する。
頭をもたげる 今まで目立たなかった動きが、次第に勢いを得て人々に知られるようになる。また、今まで意識されなかった考えや疑いなどがはっきりと浮かんでくる。 憲法改正をめぐって、軍国主義的な考えが一部に頭をもたげてきている」
後足(あとあし)で砂をかける 恩返しをするどころか、かえって迷惑(めいわく)をかけるようなことをする。 恩をあだで返す。
合わせる顔がない その人に対する恥ずかしさや申し訳ない気持ちから、その人に会えないさま。面目(めんぼく)ない。
息が合う お互いの気持ちがぴったり合う。調子が合う。
息が切れる 物事の途中で弱ってしまう。 「この坂を登るのは息が切れる」
息を殺す 息をするのをおさえて、じっとしている。 「息を殺して見守る」
息をのむ びっくりしたり感動したりして、一瞬息が止まること。
色目(いろめ)を使う @ とくに女性が男性に対して、気を引いたり媚(こ)びるような目つきをすること。
A 人や物に対して、関心があるようにふるまうこと。
浮き足立つ 不安を感じたり、不利になったりして落ち着きを失い、逃げ腰になる。
後ろ髪を引かれる あとのことが心配で心残りである。 「後ろ髪を引かれる思いで故郷を出てきた」
後ろ指をさされる かげで悪口を言われる。 「決して後ろ指をさされるようなことはしてはいけない」
(うで)が上がる 技術や実力がつく。上手になる。  「最近、テニスの腕が上がった」
腕が利(き) 何かに優れた技術を発揮することができる。「近頃は腕が利く職人がめっきり少なくなった」
腕が立つ 技芸に優れた腕前を示す。 「腕が立つ浪人を用心棒に雇う」
腕が鳴る うでまえを見せたくてはりきっている。 「試合を前にして今から腕が鳴る」
腕に覚えがある そのことについては、以前に修練や経験を積んだので、今でも十分に能力を発揮(はっき)する自信がある。 「年をとっても、テニスなら腕に覚えがある」
腕によりをかける 持っている能力を十分に発揮して事に当たる。
腕をこまねく(腕をこまぬく) 自分は何もせずに、そばで様子を見ている。 「もはや腕をこまねいている事態ではない」(類句)手をこまねく
なお、ほんらいは「腕をこまぬく」が正しい。
腕をふるう うでまえを十分にあらわす。 「料理に腕をふるう」
大きな顔をする @自分が偉いかのような横柄(おうへい)な態度をとる。 
A悪いことをしていても平気な顔をする。
大目玉を食う ひどく怒られること。とくに目上の人から怒られる場合に使う。
大目に見る (きび)しくせず、寛大(かんだい)にあつかう。 「今回だけは大目に見てやる。次から気をつけろ」
奥歯に物が挟(はさ)まる 思っていることをはっきり言わないで、思わせぶりなこと。 「はっきり言えよ。奥歯に物が挟まったような言い方は不愉快だ」
 
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