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台湾のお金

 台湾のお金は「新台幣」(New Taiwan Doller:略称NT$)と呼ばれるものの、お札やコインには「xx圓」と書いてあります。
 ただ普通、値札なんかには普通は「xx元(ユエン)」と書いてあるのが一般的ですが、会話では「xx塊(クワイ)」とか、(ドルや円と区別して)「台幣(タイピー)xx」と呼んだりします。

 新札発行と同時にニセ札が出回るほどのお国柄なので、中央銀行側も見る角度を変えると色が変わったり、文字が浮かぶ様な対ニセ札技術を織り込んでいますが、イタチゴッコです。
 一方、コンビニでもクレジットカードを多用されるほどの普及ぶりや、電子マネーの開始など、「お金」の使われ方も変わりつつあるようです。


(1)紙幣

 5種類の紙幣が流通しています。従来のものと比べて小ぶりになっているので、日本のサイフを使いやすくなりました。また、サイズの種類は多いのですが、長さだけが異なり高さは70mmと同じなので、CDやATMなど機械での処理が楽になったようです。
 尚、旧紙幣までは台湾銀行が発行を代行してきましたが、2002/7/1現在流通の紙幣から中央銀行が発行となったり、右書きが左書きになった事も変わった点でしょうか。


100元紙幣(2001/7/2〜)

 サイズは145mm x 70mmで赤色の札で、表は孫中山(孫文)と彼の筆跡による「博愛」と「礼運大同篇」が、裏は中山堂と国花の梅が描かれています。




200元札(2002/1/2〜)

 初めて発行された200元札です。サイズは150mm x 70mmで緑色の札です。
 正面の人物は蒋中正(蒋介石)に収穫と9年義務教育の図柄、裏は総統府と蘭の花です。蒋介石は以前は500元、1000元札だったので、格下げ?ですね。


500元札(2000/12/15〜)

 サイズが155mm x 70mmと100元札とは異なるものの、財布に入れていると色合いが近いように感じられ、良く確認してから使わねばと思ってしまいます。
正面は野球チームを主題とした絵で、裏は大覇尖山(3505m)をバックにした「梅花鹿」と竹です。


1000元札(2000/7/3〜)

 サイズが160mm x 70mmで、薄い青系のお札となっています。
 デザインは表が教育をテーマとした図柄で、裏は台湾最高峰の玉山(3997m)をバックにした「帝雉」です。表の右上をよく見ると、1角が90度の二等辺三角形があるのですが、その片方が60度と書かれています。90度、60度、30度の二等辺三角形??



2000元札(2002/7/1〜)

 高額になるにつれ長さが5mmづつ増えてきた新紙幣の最後は165mm x 70mmで紫系の色です。
 感覚的にちょうど日本の一万円札でしょうか。
表はパラボラアンテナや衛星ロケット、台北貿易センターの図案で、裏は南湖大山(3740m)をバックにした「桜花鉤吻鮭」に松です。

 この紙幣のみ表の右に「2000」と浮き上がるホログラム処理が入っています。
 このお札は2000円札と同じ?で、ほとんど見かけません。初めて手にしたのは発行されて2年後近くになってからでした。(ホテルで両替した際に、お願いしていれてもらいましたが、「街中では(高額で)使いにくいですよ」と念押しされました。)
 パラボラアンテナの写真ですが、こんな配列だったかどうかは覚えていませんが、台北市郊外の「猫空」に行った時、近くに中華電信のパラボラ基地があったような気がします。



その他の紙幣

 
上記の新札発行に先立って、1999年6月15日に記念50元札が発行されました。
 なんと、紙幣ではなく、プラスチック幣です。
 私も一枚入手しました。右側の「50」の上のところは透明のビニールの中に金の国旗がはためいている図案となっています。
 50元札なのに、中に描かれている紙幣はなぜか100元紙幣で、下には当時まだ建設も始まっていない新幹線が描かれています。(裏は台湾銀行と捷運木柵線)




ちょっと前の紙幣

 上記の前の世代の紙幣ですが、2002年6月30日で流通停止となりました。

旧50元札 1972/10/9〜2002/6/30
163mm x 69mm
表は孫文、裏は中山楼
旧100元札 1988/2/13〜2002/6/30
163mm x 69mm
表は孫文、裏は中山楼
旧500元札 1982/6/15〜2002/6/30
170mm x 75mm
表は蒋介石、裏は中山楼
旧1000元札 1982/6/15〜2002/6/30
170mm x 75mm
表は蒋介石、裏は中山楼
 おまけ:
 100元紙幣:一世代前(赤色)、二世代前(緑色)の紙幣にも孫文が描かれています。緑色のものは1990年前後まで使われていました。
 10元紙幣:80年代に台湾へ留学した友人からもらったものですが、1990年に台北に駐在した時には見たことはありませんでした。



(2)硬貨

 現在流通している台湾のコインは50元 x 2種、20元、10元、5元、1元、1角の7種類です。
大きさは5元コインが日本の5円硬貨位です。
 大きいコインが多いので、つり銭が増えると財布がズッシリ重くなります。

 


50元硬貨

(a) 2002/4/26〜
 黄銅色で直径28mm、10gのコインで、図案は表が孫文像、裏は稲穂です。
 偽造防止策として裏を右斜めから見ると「五十」が、左斜めから見ると「50」が浮き出ます。


(2) 1996/2/1〜2004/6/30
 上記コインと同じサイズ/重さで、中が丸が金色、外側が銀色の二色貨幣です。
 表は総統府、裏は素心蘭のデザインとなっています。

(3) 1992/10/9〜2002/6/30
 直径24mm、8.5gの黄銅色のコインで、表は梅の花が描かれています。
 50元札に代わる形で登場しましたが、10元より小さいため、10元貨幣を削っての偽コイン事件があり、わずか3年半後には新しい50元が発行されてしまいました。

20元硬貨
2001/7/9〜
 直径26.85mm、8.5gのコインで、中の丸が銀色、外側が黄銅色の台湾では初めて?の二色コインです。表には反日の先住民(高砂族)の英雄、莫那・魯道の肖像と霧社事件の反日記念碑という珍しく政治的な図案が、裏には蘭嶼の先住民、雅美族の丸木船となっています。
 このコインの表下には偽造防止があり、左斜めから見ると、発行年でしょうか?2001と浮き出てきます。

10元硬貨
1981/12/8〜
 直径26mm、7.5gで銀色のコインです。表は蒋介石、裏は梅の枝に額面です。

5元硬貨
 1981/12/8〜
 直径22mm、4.4gで銀色のコインです。表は蒋介石、裏は唐草模様?の中に額面です。

1元硬貨
 1981/12/8〜
 直径20mm、3.8gで銅色のコインです。表は蒋介石、裏は線模様の中に額面です。

5角(0.5元)硬貨
1981/12/8〜
 直径18mm、3gで銅色のコインです。表は梅の花、裏は線模様の中に額面です。
 私と台湾との付き合いは1988年からですが、買い物で角という単位(元の10%)を使ったことがなく、唯一、官製葉書が一枚0.5元でしたが、偶数枚買ったので元の単位でした。このコインはホームページを開くようになって台湾の友人に頂いたものです。

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