S13シルビアチューニング

PS13シルビアのチューニングをご紹介しています。
カンタンなテクニックから、写真をたくさん使ってわかりやすくしていこうと思ってますので、
みなさんご参考にしてやってくださいねっ!








S15タービン流用、取り付け





ボクのシルビアは少し前に「ターボ化」したのですが(前頁参照)
マフラーから少し白煙を噴くようになりました。
エンジンがあったまってくると少し白煙が出てすぐ止まっていたのですが…
どうもタービン内にオイルが漏れているらしいのです。
この時は「中古タービンだからガタが来たのかな?」くらいにおもってました。

原因は他にもあったのですが、それはあとで説明いたします。

その後タービンを外して確認してみると、インテークにオイルがもれていたあとがあり、
タービンブレードもガタが大きくなっていました。そこで新しいタービンを探す事に。

状態のいいタービンを探していると、13,14タービンでは走行距離が進んでいるため、
思い切ってS15タービンを買ってしまいました!


左)S13タービン、右)S15タービン、セットで5万円で購入!高いなぁ…。



タービンの大きさが大きくなっていますね、アクチュエーターもデカい、
S14、S15タービンは大体いっしょなのですが、S13につけるには、
パイピングの加工がちょっとあります。

ですので、S14タービンも同じようにしていただければ、流用できます。参考にしてくださいね!


S14タービン後期とS15タービンは、ボールベアリングタービンなんです。
低回転からよく回ると評判で、よく流用されます。ブレードの形も違いますね!










取り付け



まず、加工するポイントと、対策からご説明いたします。




S15エキマニ

エキマニはS13、S14、S15ともボルトオンなのですが、わがS15エキマニは写真上のように、
なぜか右端に出っ張りがあって、ココがS13だけについているタンクにぶつかって、
奥まで入らなかったんです。そこでエキマニはS13のを使う事にしました。
ちなみにS14のエキマニはこんな出っ張りありません!








アウトレットの長穴加工


タービンアウトレットパイプとはタービン〜フロントパイプまでの短いパイプです。
S14、S15は同じなのですが、ココもS13につける場合問題があります。
これが、有名な「アウトレットの長穴加工」なのですが、1ヶ所だけ、ボルトの穴がびみょーに合いません。
写真はS13のにS15ガスケットをのせてみると、矢印のトコの穴が少し合っていませんね!

写真は(左)S15用、(右)S13用、
そのままS15やS14アウトレットを使えば問題ありません、または社外のアウトレット(トラストなど)
にすれば、だいたい長穴になっているそうなので、それでもかまいません。

しかし、写真上をよくみると、バキュームコントロールに行くパイプの穴がありません。
社外品のアウトレットもそうみたいなんです。
ショップに聞いてみたら、どうもココ使わなくってもいいらしいが、
よく解からなかったので、やっぱりS13アウトレットを長穴加工して使う事にしました。








↑このパイプがS15アウトレットには付かなかった。












そしてセンサー穴の大きさも違いました。
ここは穴の所を交換出来ればS13センサーが使えるけど、抜けなかったから…(泣











長穴加工完了

写真の丸の部分、ドリルで穴を長広げました。
これでS13アウトレットがつかえます。















まず、エアクリ〜タービン間のエアアウトレットパイプの、「長さ、角度」が違います。
写真はS15のでつけています。短い方がS13用。
S13用では、角度が下向きになってしまいます。対策としてはタービン自体のハウジングを回す方法と、
S14、S15のパイプを使う方法があります。
S14、S15パイプを使う場合、ゴムホースをちょっと切断すれば、すっきりつながります。










このようにカッターで切断してみました。
ちょうどジャバラの頂点あたりにカッターを入れ、クランプを止めた時の抜け止めにしています。
中にあるハリガネはとても硬いので頑張って切ってください。


切ったところについているパイプは、エンジンから来るブローバイホースを繋ぐ所。
これは、S14、S15パイプに変えると、パイプ側についていますので、そこにつなげてください。


 
そのブローバイホースも少し長かったのでカットしています。
写真右のように、パイプ側にさしてくださいね!

後から思ったのですが、S14パイプの方が安いし、自然になるかもしれませんね。










オイル戻りは?


写真はS15のオイル戻り。これを使うとちょっとホースがきつくなりますが、
なんとか付けました。S13用はボルトの幅が違うので付けられません。
もしかしたらS14用がばっちりかも?





オイルイン


ターボエンジンならオイル、水ともポンズケですが、ボクのはNA。
前にもやったようにバンジョーをカットして、ココにオイルラインを繋ぎます。










エンジン側の(行くはずだった)水ライン

 
ココもボクのはNAエンジンなので、S13パイプに交換して、水を流します。
S13とはパイプの方向が違いますね。これで前回作った三つ又に繋がります。










今回、一番の問題になった部分の説明をします。


S14,S15タービンは「ボールベアリング」になって、よく回るよね、その代わり、
タービンに行くオイルの「油圧」をかけすぎると、タービンが壊れてしまうらしいのです。
?まてよ、じゃ、S13タービンにはどのくらいの油圧がかかっていたの?という事に気がつき
調べてみました。

すると、S13タービンにも、エンジン側のオイルのバンジョーボルトが細くなっていて、
油圧を落としていた事が判明!
ボクのNAエンジンでは、オイルブロックから直接オイルを取っている為、
このボルトを使っていなかったのでした。

S13タービンで1mmくらいまでオイルラインが細くなっています。(確認済み)
前のページでは訂正しました。
ボクのS13タービンが壊れた原因はこれだと思います。




写真右がS13タービンのバンジョーボルト。穴が大きくて油圧がかかりすぎていました。
S13タービンの解決策はオイルラインに1mmくらいの穴の空いた
「オリフィス」という詰め物をすれば適正の油圧になります。


写真左はHKS、ボールベアリング用オリフィス入りバンジョーボルト。(タービン側用)
GT25シリーズの社外タービン用です。
GT25タービンは確か純正と同じギャレット製(ボールベアリング)だと思ったので、
買いました。2200円です。このオリフィスは0,8パイです。

ボールベアリングタービンってココまで油圧を落とさないとタービンが壊れるんだって!!
スゴイ細いよね、つまらないかが心配です。でもオイル漏れはなくなりました。




 
このバンジョーボルトをS15タービンに組み付けました。
ネジの長さ、ピッチともぴったり!写真左がS15純正、右がHKSバンジョーボルト。





あとは組み付け



今回水ラインを少し変更しています。(詳しくはターボ化参照)
タービンからのパイプはこんな感じで出ています。
ココにさっき加工したエアクリまでのパイプをつなげます。












タービン、インタークーラー間のパイプが少し合いません。


ココは写真のように前後のゴムを入れ替えるとちょうどよい角度でおさまります。
これ有名な話!
ボクのはNA改だからカナ?少しきついけどこんな感じで収まりました。






完成写真


S15タービンになって、「S15並みの加速になる?」と少し期待していましたが、
そんな事はありませんでした。
まだちょっとしか乗っていないので解かりませんが、エンジンがタービンを回しきらないのか?
ハウジングのサイズが違う事でブーストコントローラーのセッティングはS13から
もっと煮詰めるものなのか?も知れません。

とりあえず、ブースト設定を変えてみてはしってみたいと思います。
白煙は皆無です(あたりまえか)
回り始めれば速いと思います。
しかし、このエンジンでは、S15タービンにするメリットは少なかったかも知れません。


また、煮詰めてみてから結論を出したいと思います。









HKS大容量燃料ポンプ交換




まえから計画していた、燃料ポンプの大容量化をしたいと思います。
今回用意したのは「HKS 大容量燃料ポンプ」で、
吐出量がNA用140リットル/hが、→HKSポンプ 250リットル/hになります。

本当はGT-R用を探していたのですが、人気があるみたいで、中古価格も高いし、(新品でも2万3千円くらいだよ)
たまたまHKSの大容量ポンプ(中古、9000円で購入)を見つけました。吐出量はGT-Rよりあります。

燃圧的な問題は、純正レギュレーターがあるため、問題無いうえに、安定した燃圧が確保されます。

今後のパワーアップに大きく貢献することでしょう。



取り付け
取り付け手順ですが、いたってカンタンなものでした。
15分程度で終わるし、ドライバー一本とペンチを使ったくらいです。



 
左)HKSポンプ、GT-RやZ33用を流用する場合、ポンプの取り付けの高さを調節するという、加工をする必要がありますが、
これは純正交換タイプでPS13用、ノーマルとおんなじ形状なので、カンタンにポン付けできます。
右)トランク内のカバーを外すと、ポンプのついているフタが出てきます。ドライバーの先の所の
カバーのネジをドライバーで外します。
ココにはポンプ配線のカプラーがありますので外しておきます。





カバーを外した所

ポンプのフタを開けると写真のように、燃料の配管が2本繋がっています。
赤いコードは普通ついていないので関係ないです。(あとで説明します)
配管を外しちゃうとガソリンがダクダク出てきますので、まず回りのボルトを外して
ちょっと手前に動かして、配管が抜きやすいようにしましょう。
配管はクランプをペンチでつまんで、やさしく抜いてあげます。




 
その前に、燃料が出ないようにする方法ですが、普通、ポンプのヒューズを抜いてから、セルを回します、
すると燃料がないのでエンストするかエンジンがかかりません。そして(左)写真のように
タンクのフタをあけて、圧力を逃がしてあげましょう。これでガソリンはあまり出なくなります。
ボクはおうちゃくして、カプラーを外してから、セルを数回まわして、フタを開けたのですが、
そんなにガソリンは出てこなかったよ!

そして(右)の写真のように持ち上げればポンプ一式が出てきます。




ポンプの取り外し
 
これも超カンタンでした。(左)写真のように下側はステーにはまっているだけで、ポンと取り外します。
(右)写真、上側はプラスとマイナスのコード2本をドライバーで外して、まん中のゴムホースのクランプを外すだけ!

プラスとマイナスは、ポンプの上側に書いてあるので間違えることもありませんね。






HKSポンプを付けた所

そのまま交換して、プラスとマイナスのコードを繋ぎます。カンタンでしょ?
左は純正の燃料ポンプです、形はほとんど一緒だねっ!


余談ですが、後から知った事で、S15ストレーナ(白いフクロ)が数千円で流用できるんだよ!
綺麗なストレーナにしたいもんねー!





そして元通りにふたを閉めて終りです。

さっき出てきた赤いコードは、ポンプのフタからバッテリーのアースにつなげています。
ノーマルはたいていポンプのアースが弱いので、
こうする事によって、ポンプの実力を発揮できるようにしています。

ポンプを大容量にしたことで、高回転まで燃料が不足することなく、
燃圧が安定することでしょう。

この先、インジェクター交換やパワーアップを視野に入れての
ポンプ交換で御座います、皆さんも自分でやってくださいね。
それと火気厳禁です。タバコなんてすったら燃えますよ!

社外の燃料ポンプはどこも2万3000円前後なので、新しいの買っても安いですよ。




SR20DE(T)(PS13シルビア)

ボア×ストローク 86mm×86mm
総排気量 1998cc
燃焼室容積 46.1cc
ピストンクラウン部容積 3.2cc (11.2cc)
ヘッドガスケット 1.2mm(87φ)
圧縮比 9.5:1 (8.5:1)







左のメニューからお選び下さい。