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南北戦争末期の1864年、南軍兵士インマン(ジュード・ロウ)は病院へ収容される。死罪を覚悟で故郷コールドマウンテンで待つ恋人エイダ(ニコール・キッドマン)の元に帰ろうとするインマン。そのころ彼を待ち続けるエイダには愛する牧師の父(ドナルド・サザーランド)の急死という悲劇に見舞われていた。
I can arrange cut flowers but I can't grow them. I can embroider but I can't darn.「花は活けれるけれど、育て方は知らない。刺繍はできても、針仕事はだめ。」 教養はあっても実用的なことは全くできないエイダを見るに見かねて、助け舟を出したのは、流れ者のルビー(レニー・ゼルウィガー)だった。タフなルビーのおかげで、パイも自分で焼けるようになったエイダ。お礼方々、面倒見のいい隣人のサリー(キャシー・ベイカー)の元を訪れる。
look forward to... 「〜を楽しみに待つ」
何かに誘われたら、といっても、いつどこそこと具体的な話でなく、そのうち、いつかの返事としてもよく使われます。何かを「心待ち」にするときにどうぞ。
chicory「チコリー」ヨーロッパなどで「代用コーヒー」として飲まれていたもの。チコリー(ハーブ)の太くて長い根は乾燥させて焙煎し、コーヒーやお茶の原料になる。
larder「肉貯蔵室」 sack「布の袋」 dirt「泥 ほこり」 ain't「am not、aren't、isn't、hasn't、haven't の短縮形」(南部地方のなまりに多くみられる)
【訳】
Ada: ご親切のお礼に、コーヒーとパイをどうぞ。
Ruby: 本物のコーヒーよ。混ぜ物なし。貯蔵室で見つけたの。
Sally: ありがたいこと。主人も喜ぶわ。
戦争の狂気の中で必死の思いで生きる、ルビーやサリー、インマンが途中で出会う、赤ん坊を抱える戦争未亡人(ナタリー・ポートマン)に売春宿の女たち、渡し船の少女(
ジェナ・マローン)、インマンを助ける老婆。そしてエイダもインマンを待ち続けることを心の支えに、悲惨な境遇の中、たくましく、したたかに生きて行く。 たった一度の口づけでお互いを一生に一度の相手だと悟った男女の一途な愛を軸に、激動の時代を生きる人々の姿を壮大なスケールで感動的に描いた物語。映像の美しさは見事。特に、井戸で鏡に映し出される未来が神秘的。
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