さっそくレモン社の巻き替えフィルムを購入して入れてみましたがこれが意外と難しい。
ここのフィルムは撮影済み状態で巻いてあるのでスタートマークをもう一回巻きなおそうとしましたが
フィルム開始位置のテープがフィルム室の段差に引っかかります。しかたなく蓋を開けて引っかかりを直したので
まず光カブリを起こしました。
さて巻きなおしたフィルムをセットしてスタートマークに合わせて始めましたがやはりテープが引っかかるので
もう一回蓋を開けたのでまた光カブリ。
撮影はセレン露出計を使って撮影しました。
カウンターが11になった時点でカウンターをリセットすれば14〜15枚撮れるとの情報を得ていたのでそれを実践。
さて、現像ですがパターソン式のリールは127フィルムに対応しているのでうまく行くかと思いましたが
微妙にフィルム幅が違うのかなかなか巻き込んでくれません。
10分程度格闘してなんとか巻き込みました。
現像タンクは35mm2本タイプに入れて、現像液の量はタンクの底に書いてあった460ccで現像開始。
定着まで終わってあけて見ると・・・・リールを固定するプラスチックの輪がずれていてリールが浮いていたので
フィルムの半分が定着されていません。
仕方なくもう一度定着をやり直してなんとか現像は終了しました。
出来上がったネガは・・・・なんとなく薄いんですよね。
露出計が悪いのか、現像液が古いのか、原因が特定できません。また挑戦ですね。
ところで、フィルムのコマ間隔が11コマ以降異常に広くなっています。なぜなんでしょう・・・・
カメラをいじっていたら原因がわかりました。
このカメラにはフィルムが巻き取られて行くうちにリールの直径が太くなり、コマ間隔が広がるのをクランクの回転範囲を
減らしてすことによって一定に保つ機構が搭載されているのです。
下の写真を見てください。
左がカウンターが1の場合のクランク移動位置。右がカウンターが12の場合のクランク移動位置です。
随分違いますよね。
カウンターが11の時にリセットしてしまったので、1枚目の巻上げ間隔で巻いたので間隔が広くなってしまったのです。
対策は・・・そのまま巻けですね。カウンターが12を超えようがそのまま巻けばすこしずつコマ間隔はひろがってしまいますが
もうちょっと撮影が増えるようです。
ついに127判フィルムまで手を出す事になるとは・・・・
ヤシカの4×4カメラYASHICA44です。
これと44LMを入札したのですが、LMは高騰したのであきらめましたがこちらは安価で落札。
ケース、フード、キャップ、ストラップ付きと付属品も充実していました。
届いてYASHICAMAT124Gと比較すると小さいですね。
愛好者が多いのもうなずけます。これでフィルムさえ簡単に入手できるのならいいんですけど・・・・
さて、レンズに拭き傷が少々あるのと中玉にカビが見られるのでさっそく分解。
拭き傷はしょうがないですが、カビは完全に取れました。
テイクアップレンズとビューレンズが同じ開放値だったので前玉が交換できるかと思いましたが
構造が違うので無理でした。
ファインダー周りも分解して清掃。これでなんとか使えるでしょう。
シャッターは問題なく動いています。
でも、随分汚れているので貼り革をアルコールで拭いて見ると・・・汚ない!!
綿棒がまっ茶色になります。拭いても拭いてもなかなか取れません。
1時間半が経過した頃やっとなんとか見られるようになりました。
最後に124Gと記念撮影。
並べて見ると大きさの違いは歴然です。

YASHICA 44
ピントノブ上のリマインダ。
124Gと違ってフィルム感度だけです。
ASA10からあるのは昔のカメラらしいですね。

届いた直後はこんな状態。塗装の剥がれは
さておき、一見汚れていないように見えますが

アルコールで拭いて見ると・・・汚ねー!!
一皮むけた感じです。

あんまり変わっていないようですが、
近くで見るとずいぶんキレイに。
1時間半もかかったんですから

さて、つまみなどの配置は一般の2眼レフと変わりません。

巻上げクランク左下にあるのはカウンターリセットボタン。

オートマットではないので赤窓で1枚目を
確認してから撮影開始です。

ご存知の方も多いと思いますが、このカメラはベビーローライのデザインをパクったとして訴えられ、
スペックダウンした44Aを発売する事になったいわくつきのカメラです。
どこかの会社のように「ベビーローライにインスパイアされた」とでも言えばよかったのに・・・(笑)
まあ昔の日本は物真似をして技術を吸収していたわけでそれがあって現在があるわけです。
とにかくこの一件以来、日本のカメラメーカーは独自にカメラを開発していたわけですから一種の
ターニングポイントになったカメラとも言えるでしょう。
35mmフィルムを入れて撮影する裏業など紹介されていますので、結構楽しめそうです。
しかし、手のかかるカメラばかり欲しがる癖はなんとかしないと・・・・・

カウンターが1の時はここまで回ります。
カウンターが12の時はここまでしか回りません。
結構精密な機構が組み込まれています。
