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(AKC標準)
スタンダード
アメリカにおいて、初めてのシェルティー単独犬ショーが開催された。
以後、この国のシェルティーは、たちまち発展の一途をたどった。
第二次世界大戦後、シェルティーの人気が高まるに連れ、この犬種の登録
数も、原産国のほぼ十倍近くの数に達し、流行犬の中に名前を連ねるよう
になった。
ウェストミンスター・ショウにおいて、アメリカン・シェットランド・シープドッグ・
アソシェーションが創立された。
イギリス最大の、イングリッシュ・シェットランド・シープドック・クラブが発足。
理想体高12インチに同意。 しかし、23年に、オス14.5インチ・メス、14
インチに改訂し、現在に至っている。
アメリカン・ケネル・クラブ(AKC)に、初めて犬種登録される。
スコッチッシュ・シェットランド・コリー・クラブが創立。 体高12インチ、体重
10−12ポンドと規定された。
ラーウィック市に、初めて本犬種のクラブが創立。 小型のラフ・コリーを
目標とされていた。
ロンドンのクラフトショウで、未公開ながら数頭の犬が初めてベンチ入り。
シェルティのお勉強の部屋
シェルティーの歴史
シェットランド・シープドッグは、スコットランドの北東沖に有る、シェットランド諸島の
原産の犬を先祖に持つと言われている為、この名前で呼ばれるようになりました。
ラフ・コリーをそのまま小型にしたような、きわめて優雅な犬種で、ミニチュアコリー
と呼ばれた事も有りますが、イギリス・アメリカ・カナダなどの正式犬種名は「シェット
ランド・シープドッグ」であり、一般に「シェルティー」の愛称で親しまれています。

この犬種についての、確かな記録はありませんが、スコットランドコリーと同じ祖先
を持ち、それがシェットランド諸島の環境に適応して、小型になったとも言われてい
ます。   多くの説が錯綜していますが、どれも事実と裏付けられるだけの確実な
記録が残っていないのが、唯一の真実と言えるかもしれません。

シェルティー伝説〔1例〕
昔、昔、暴風雨の海で遭難し、座礁した一隻の船がありました。 そのとき、生き残り
の一頭の小さな雌犬が、波に打ち寄せられた海岸で、瀕死の状態で苦しんでいまし
た。それを発見した島の1人が、可哀相にと思って家につれて帰り、身体を温めて食
事を与え、ようやく一命を取り留めることが出来ました。 やがて、その雌犬は五頭の
子犬を産みました。 それが、その島の全てのシープドッグの祖先になったと言う事です。
   項目
     スタンダード    欠点 及び 失格
 一般的特徴
小型で、手触りの粗い長い被毛を持った作業犬であり、健全で敏捷で頑健でなければならない。 外貌は均整が取れており、いかなる部分も全体に対して、釣り合いが取れていないように見えてはならない。
雄は雄らしく、雌は雌らしく見えるべきである。
バランスの悪いもの。
骨格構成の悪いもの。
健全に見えないもの。
 サイズ 体高・13〜16インチ。 体高が以上の範囲内に無いものは、
展覧会において失格となる。
 被毛 二重被毛で、上毛は長い真っ直ぐな手触りの粗いもので、下毛は短く柔らかく、非常に密な為に被毛全体を立たせるようなものでならなければならない。
顔面、耳の先端、足は短毛。 頸の飾り毛は豊富で、雄の場合は特に印象的。 前肢は毛がふさふさとしており、後肢も同じくふさふさとしているが、飛節以下では短毛である。尾の被毛もふさふさとしていなければならない。
全体または部分的に被毛が短い事。
被毛が寝ている事。 
波打った毛。
カールした毛。
柔らかい絹のような毛。
下毛の不足。
被毛の少ないもの。
 
 毛色 黒・ブルーマール・セーブル(黄金色からマホガニーまで)で、種々の程度に白またはたんの配色がある。 黒またはブルーの毛色のさめたもの。
セーブルやブルーで、退色したり褪せたりしたもの。 ブルーマールで黒の斑 点の無いもの。 胴体にある非常に目立つ白い斑。 白色部が、体表面積の 50%以上のものは、特に大きく減点し、席次を最下位とする。
 気質 主人に対して非常に忠実で、親しみやすく、敏感なものである。 しかし、見知らぬ人に対しては、これらの性質を示さなくても良い。 内気なもの。 臆病なもの。 神経質。
強情なもの。 咬癖のあるもの。
気の短いもの。
 頭部 頭部は洗練されており、上または横からみて、その形は、長い滑らかなくさびのように、耳から鼻にかけて次第に細くなっていなければならない。
 表情 頭部の輪郭とその造作と、耳の方と位置や動き、目の形と色や位置が一緒になり表情を作り出す。 普段の表情は敏活で優しく、利口そうで、問い掛けるような感じがしている。 知らない人に対しては、用心深さと控えめな表情を示していなければならないが、恐怖を表してはいけない。
  中位の大きさで色が濃く、輪郭はアーモンド型。 頭部のやや傾斜した位置にある。
色は濃くなければならないが、ブルーマールの犬は、青またはマール色の目でも許される。
色の薄い目。 丸い目。 大きすぎる目、小さすぎる目。 目立つ瞬膜。
  小さく柔軟で、頭部の高い位置につき、その四分の三を直立させ、上部は先を前にたらしている。 位置が低すぎる。 ハウンド種のような耳、立ち耳、こうもりのような耳、ねじれた耳。 耳の皮が厚すぎたり、薄すぎるもの。
 頭蓋と口吻 頭蓋の上部は平らで、後頭部は降起が見られない。 頬は平らで、適度に丸みにある口吻に滑らかに接続していなければならない。
頭蓋と口吻は長さが等しく、目の内側の角が中心となる。 横から見ると、頭蓋の上線は口吻の上線と平行しているが、はっきりとしたストップがあるため頭蓋の上線は口吻よりやや高く位置する。 顎はすっきりしていて、力強くなければならない。 深くよく発達した下あごは先端部に丸みがあり、鼻先まで達している。 鼻鏡の色は黒で無ければならない。 唇はしっかり閉じていて、上下の唇はピッタリと合い、周囲が滑らかに接合していなければならない。 歯は並びがよく、シザーバイト(鋏状咬合)。
平行でない二つの角度の頭部。
過度に目立つストップか、またはストップのない頭蓋。 目の下、間、上が膨らでいるもの。 隆起した後頭部。 丸まった頭蓋。 出すぎた頬の骨。 短い 口吻。 短すぎたり、浅かったり、幅や 深みの無い下あご。 オーバーショット またはアンダーショット。 欠歯または、 乱抗歯。 口を閉じている時に歯が見  えるもの。
 首、背、胴体

首:筋肉質でアーチしていて、頭部を誇らしげに保持できるだけの充分な長さがなければならない。
背:平らで力強い
ボディー:胸は深くて、胸骨がひじまで達していなければならない。 肋骨は良く丸まっているが、前肢と肩の動きを妨げないように下半分は平らになっている。 腹部はやや巻き上がっている。
長すぎたり、短すぎたりする背。
背が弱い、又は反っているもの。
 腰腹、尻部 腰はややアーチして、尻部は次第に傾斜していなければならない。 坐骨(骨盤)は背骨に対して30度の角度。 尻部がキ甲部より高いもの。
尻部に丸みがなく直線的過ぎたり、傾 斜が急すぎるもの。
  尾骨の先端は後肢の飛節間接まで達していなければならない。 平静時は、真っ直ぐ垂れているか少し上がり気味のカーブを描く。
警戒している時は尾は上がるが、背の上に向かって弧を描いてはいけない。
尾が短すぎるもの。
尾の先がねじれているもの。
 前躯 肩甲骨はキ甲部から前下方へ45°の角度で傾斜し肩甲関節に達している。 肩甲骨はキ甲部で椎骨と隔たっているが、肋骨の望ましい張りが可能なように、充分外側に向かって傾斜していなければならない。 上膊骨は肩甲骨に対して出来るだけ90°に近い角度で接続しているべきである。 肘関節は地面からもキ甲部からも等距離になければならない。 前肢はたくましく、すっきりとして、堅固な骨で出来ている。 パスターンは強く、筋肉が良く発達し、柔軟性に富む。 狼爪は切断するほうがよい。 上膊骨と肩甲骨が作る角度が足りないもの。 短い上膊骨。 肩が充分に外に膨まないもの。 肩がゆるいもの。   肘が内外向しているもの。 曲がっている肢。骨が細すぎるもの。
指が広がってる足。 兎足。 猫足。
 後躯 大腿は幅広くて力強く、大腿骨は、上膊部と同じように90°の角度で坐骨に接続していなければならない。 下腿骨は大腿骨に接続し、膝関節で明確に角度を構成している。 下腿骨は、少なくとも大腿骨と同じ長さか、あるいはやや長めが望ましい。 飛節関節はすっきりとし、十分な角度がなければならない。 筋肉に富、太く丈夫な骨と強い靭帯で構成されている。 飛節は短めでどの方向から見ても地面に垂直。 狼爪は切除しなくてはいけない。 大腿が細いもの。 カウ・ホック。
内外向したり、はっきりしていない飛節
足の部分は、前足に同じ。
 歩様 速歩は軽快で滑らかなものでなければならない。 推進力は後躯からでて、前後躯の正しい角度、筋肉、靭帯の強さにより真っ直ぐで正しいものが得られる。 これによって、後ろ足を銅の下に充分に踏み込み、全身を前方へ推進する事が出来る。 前肢のリーチは前躯の正しい角度と、筋肉、靭帯の強さに加えて、正しい胸幅と適正な胸郭の作りにかかっている。 足は、前に運ぶ時に地面からわずかに離れる程度持ち上げられれば充分である。 正面から見ると、並足の時は、前肢も後肢も地面に対してほぼ垂直に踏み出される。 ゆっくりした速歩ではやや内側に傾き、早い速歩では、足は体の中心線に近づくために、実際、足跡が描く平行線は、その内側が中心線にほぼ一致する。 足が体の下で交差する事がなく、また身体を左右に振るような歩き方をしてはいけない。 滑らかでない。 歩幅が狭い。 飛び跳 ねるようなぎこちない歩様。 身体を上下にゆすりながら小刻みに歩いたり、体重を左右に移動する歩様。 
馬のように前足を高く上げる歩様。
側対歩。
シェルティーの起源
1906年
1908年
1909年
1911年
1914年
1929年
1933年
以降、続々と優秀犬が日本に輸入され、現在の日本におけるシェルティー
の基礎が出来上がったのです。 日本のシェルティーは、アメリカの直接影
響下に有ると言っても、過言ではないでしょう。
スタンダード