| 第十八話 警察の中のギャング |
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| 1975年09月20日放送 |
中原署。二人の白バイ隊員久松・師岡両巡査が上司の前で頭を垂れている。警邏中いつも水を貰うドライブインで停車させた僅かな間に、二台の白バイを盗まれたのだ。高見沢課長は大激怒です。…のっけからとんでもない設定で物語はスタート(笑) |
天和銀行のとある支店から、現金を詰めたトランクが現金輸送車に移される。どうやら天和銀行は現金強奪犯のお得意様らしい…?です(笑) |
信号機の赤に輸送車は停止した。と、そこへ後続の車が追突する。追突した車の助手席から女が顔を出し怒鳴った。「何モタモタしてんのよ!」 って、あなた達がカマ掘ったんだからそっちが悪いのに。女は尚も挑発するように輸送車に向かい罵倒の言葉を浴びせる。 |
信号が青に変わった。白いスポーツカーは猛ダッシュ!それを追う輸送車、完全に職務を忘れてますな(汗) 背後からサイレンが響き、輸送車だけが白バイに側道へ導かれる。 免許証を提示した運転手に、白バイ隊員は銃を向けた。 こうして現金二億円は白バイ隊員に強奪された。 |
事件の現場に小田切と中原署の高見沢課長の姿があった。小田切は輸送車が規定のコースを外れた事に疑問を抱き、重傷を負った銀行員の元を訪ねるが、既に彼は亡くなった後。 苦い思いで病室を立ち去ろうとした時、部下が報告する。 「うわ言のように白バイが…と」 |
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犯人は白バイに乗ったニセ警官だ。あの盗まれた白バイが犯行に使用されたのに違いない。 高見沢課長は暴走族をはじめ、バイク乗りから怪しい人物を探し出す作戦に出た。 |
翌日、被害に遭った輸送車を調べるGメン達の姿があった。四人がかりで念入りに調べていると、関屋警部補が後部バンパーに凹みを発見する。 残された塗料片から接触したのは白い車と断定。 中原署の鑑識はこんな重大なことを見落としていたのか?(笑) |
Gメン達は事件の再現をする。何故現金輸送車はコースを外れたのか?そこに事件を紐解く何かがあるはずだ。響は一人歩道からの視点で、経過を見守る。急ブレーキの音を聞き子供達が声を上げた。 「あーっ!またやった!」 |
『また?』子供達の言葉に響は尋ねる。 事件当日輸送車が白い車に追突されていたことが判明した。 関屋さん達も輸送車のコースアウトの謎を解明する事に成功。津坂くんはバイク運転できたんだねえ。制服似合ってるよ♪ |
現金輸送車に追突した車種が割れた。フェアレディZ48年型だ。Gメン達は手分けをして該当する車種が修理工場に持ち込まれていないかを調査する。捜査を開始して二日目、ついにその車を発見した。引き取りにきたところを押さえる為、山田達が張り込みをする。 |
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渋谷駅前で人目も憚らずイチャつくカップル(バカップル)。この二人は例のZに乗っていた二人デス。歩きながら隆一は奈々子に面白いものを見せると話しかける。今まで自分に貢がせていた女を見せるって言うんだから、この根性悪な男め(怒) |
女…早奈恵はソバ屋で働いていた。一週間も連絡が取れなかったことを責める女に男は不機嫌になる。早奈恵が慌てて金を渡そうとすると、財布の中の大金を見せつける。そして新しい女奈々子と立ち去った、早奈恵をひどく傷つけて。 |
隆一・奈々子のバカップルはその足で修理に出していたZを引き取りに行きますが、そこには…。二人は張り込んでいた山田と津坂に、呆気なく取り押さえられた。 |
Gメンが容疑者を挙げたと聞き、高見沢は激怒。だが、取調べに立ち会うため本庁の取調室にやって来ました。高見沢は容疑者隆一の顔を見るなり殴りつける。 隆一は二年前に家を飛び出したきりの高見沢の息子でした。 |
隆一は交通違反を見逃す代わりに、白バイを盗むよう白バイ隊員に指示されていたのだ。そして、現金輸送車に当て逃げするように言われていた。 |
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三人が殺され、二億円が強奪された事件に関与していたというのに主犯じゃないから「もういいだろ」とばかり帰ろうとする隆一に、高見沢は銃を向けた。父は息子に同じ道を歩んでほしかった…だが息子の夢は違った。父は激怒し、息子は家を飛び出した。そしてこの悲しい再会…。 |
高見沢は二年前の殺人事件で苦い思いをしていた。一人の女性が殺された事件、だが犯人は法で裁けない…。 それ以来、高見沢は鬼と呼ばれる捜査官になったのでした。 ボスの言葉に押し黙るGメン達、沈黙を破ったのは関屋さん。響に、隆一の同棲相手に連絡するよう告げる。 |
早奈恵が中原署を訪ねる。彼女の顔を見て高見沢は顔色を変えた。彼女の兄が高見沢の妻を殺害したのだ…それがあの二年前の事件だったのです。全てを知っていて隆一は早奈恵の元に転がり込んだのだ。 んもう本当に最低ね! |
黒木が言った。今回の事件は現職警官が関与していると。事件に隆一を利用していることが何よりの証拠だ。 中原署管内に真犯人がいると聞いて、高見沢はまたもや激怒。「そんな不心得者はいない!」って言い切っちゃいました。 でも彼にしてみれば、それは当然のことです。 |
自分の部下や仲間を信じたいのは無理ありません。そこで容疑者の二人に面通しをさせることを決意する。 だがこの面通しは失敗に終わりました。 意気消沈する関屋さん達、安堵する高見沢、対照的。 |
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響は高見沢を早奈恵のアパートに連れて行きます。彼女の部屋には高見沢の妻の遺影があった。 事件後自殺した兄の遺影等は何一つなく、彼の妻だけを供養し続けていたのでした。 高見沢課長の表情が和らぐ。 |
関屋さんは投げ遣りな隆一の気を引こうと煙草を差し出す。いけないんだ〜と言うか自分が吸いたかっただけかも、ちゃっかり自分も咥えてます。それを見て隆一が何かを思い出す。「咥えた…」「煙草をか?」(←おい)「いや…手袋だよ」隆一は面通しした署員の中に同じ仕草をした男を思い出していた。 |
検察庁に身柄を引き渡すため、隆一達は再び手錠を掛けられ、今まさに連行される直前だった。そこへ高見沢と早奈恵が乗った車が戻ってくる。「あなたが刑を終えて出てきたら三人で一緒に暮らそうって…」 その言葉を聞き隆一も素直な気持ちで言う「すまなかったな」 |
一方、関屋警部補達は隆一から得た情報を元に、ある男を尾行していました。男の名は久松巡査、そーです、白バイを盗まれて高見沢課長に怒られてた男です。 久松は旅行代理店へ入って行く。高飛びする気か? |
息子を検察庁に送った虚脱感からか、窓の外をボンヤリ眺める高見沢の元を小田切が訪れます。「Gメンが犯人をマークしている」 真犯人は白バイを盗まれた久松・師岡だ。事実を知らされ愕然とする。だが、自分の手で二人を逮捕すると決意します。 |
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久松は空港へ向かった。彼はコインロッカーから大きなスーツケースを取り出す。 合流するGメン達。 奴等は三時の便でヨーロッパへ逃げる気だ。 |
共犯の師岡が姿を現した。「逮捕しましょう」関屋警部補の言葉に、高見沢は自分が二人を自主させると二人の前に立ちはだかった。 |
「俺と一緒に自首するんだ」高見沢の言葉に頷きながら、久松は懐から拳銃を取り出し、高見沢に向けて発砲した。 その場に高見沢は崩れ落ちた。 |
逃げる悪徳警官二人、追うGメン。関屋さんが銃を構えた以上、もう逃げることはできません。 関屋警部補の銃が火を噴く。 無様な姿で悪党達は命乞いをする。 |
だがその時、高見沢は還らぬ人となっていた…。 |
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| ■誇り 前々回の「Gメン皆殺しの予告」でチョイ役で出ていた佐藤仁哉氏が再登場。いやあー、最初川崎麻世かと思ったよ(^-^;;あの方、お若い頃はずいぶんスリムで二枚目だったのね(笑)。私が知っている佐藤氏は、ちょっと小太りの嫌味なエロ爺の役のイメージが大きかったので驚きました。時の流れは無情也。 さて、物語はいくつかの悲しい出来事を絡めた、でも結構ありがちなストーリー。劇中、黒木ボスが「警官といえど生身の人間だ」…つまり警官でも犯罪を起こす可能性は否定しきれないよみたいな発言をしますが、この当時はまだ現職警官による不祥事は少なかったんでしょうねえ。 現在は当時に比べずいぶん警官のモラルも変わったようです。モラルもプライドもなくした警官がいっぱい!全く嘆かわしい…。 |
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