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離婚を考える原因ナンバーはやっぱり浮気 |
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| Q |
相談にこられる人はどのような状態の人でしょうか? |
| A |
それはもう、いろいろな方がいます。最初からお互いで話し合うのは鬱陶しいからと、弁護士に全て任せてしまう方も居ますし、調停を当事者でしてみたんだけど埒があかないからと来る方もいます。
それ以前にまだやり直せるかも知れないんだけど、離婚しようかどうしようかと迷いながら来る場合もあります。 |
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| Q |
離婚を迷っていながら来て、やっぱり離婚しないとなる人もいますか? |
| A |
いますね。最初は離婚したいと言っていたのに、こちらが話を充分に聞いているうちに気が変わってくるんです。子供がいれば「子供さんと話し合ってね」とアドバイスしたり、子供が成人している場合は一緒に呼んで「お母さんは離婚を考えているけど、あなたはどう思う?」と聞いたりして時間が経つうちに、気持ちが落ち着いてくるのではないでしょうか。
夫婦で「私たち離婚します」と言って来て、仲直りをして帰っていくなんてことも時々あることです。その後連絡がなければ、うまくいってるんだなあと思うんですけども・・・。だから、まだ気持ちが揺れているときは、もしかすると弁護士よりも離婚カウンセラーのところに行くほうがいいかも知れません。弁護士も話は聞きますが、あくまでも法律的な手続きですとか、争いになったときのアドバイスしかできないわけですから・・・。 |
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| Q |
相談に来る人は男性・女性どちらが多いのでしょうか? |
| A |
相談に来る人は男性・女性両方同じくらいですが、迷って来るというのは女性の方が多いです。逆に完全に離婚を決意して来るのは男性ですね。 |
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| Q |
どのような事が原因で、離婚の相談に来ますか? |
| A |
まず、一番多いのは浮気ですね。浮気とはいえないほどのめり込んでいるとか、あるいは次から次へ相手を変えて、その数が異常に多いとかいろいろあります。
最近いくつか扱ったのが、年配の男性で子供もいるのに真剣に恋をしてしまった。それで、長年連れ添った妻も子も捨てて女の所へ行ってしまったというのがありました。
理由がはっきりわからないものもあります。特に年をとってからの人に多いんですが、毎日奥さんが家事をしないとか、単に冷たいとか、日常の細々したことが積み重なって、離婚を相談に来る場合があります。
あとは男性で今まで奥さんにすごくやさしく接してきたけど「もう限界、耐えられないから離婚します」と駆け込んでくる人もいました。 |
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浮気の臭いを嗅いだら、まず証拠を掴む |
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| Q |
絶対に離婚するんだという決意の固い人にはどんなアドバイスをしますか? |
| A |
原因が相手の浮気の場合は「じゃあ、早く手続きを進めましょうね。証拠を集めてください」とまず申し上げます。
浮気の場合はたいてい証拠があるんですが、早く離婚したいと焦っている人には、「ちょっとの間我慢して知らん振りして証拠を掴みなさい」とアドバイスします。手っ取り早いのは、お金はかかりますが、探偵に頼む方法です。 |
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| Q |
具体的には、証拠にはどんなものがあるのですか? |
| A |
大抵、浮気の証拠を残すのは、男性の方なんです(笑)。男性は記念を残したがるんですね。旅行に行った写真、ホテルのレシート、携帯のリダイヤルで浮気がばれたケースもありました。あとは、女性の髪の毛ですとか、車の中に精液が付着していたのを見つけたという例もありました。
男性からの相談で、奥さんの浮気の証拠を持ってきた人はいませんね。1件だけ明らかに浮気相手と家を出て行ったというケースがありましたけど。それは、奥さんが家を出て行ったんですけど、子供を忘れたのに気づいて、男と一緒に戻ってきて、夫に「男の所に行くから」と宣言して出て行ったという(笑) |
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| Q |
証拠が見つからないときはどうすればいいんでしょうか? |
| A |
どうしても証拠が掴めない場合もあって、疑わしいんだけど相手も絶対に浮気を認めない。そういう時は別居したら情報は掴めないですから、とりあえず何事もなかったように暮らして証拠を集めながら、もし殴られたらすぐに医者に行って診断書を取っておくとかを勧めます。 |
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| Q |
証拠を掴んだあとは? |
| A |
基本的には、具体的な証拠を突きつけて、相手を問い詰めて逃げられなくするんです。
具体的な証拠じゃないと、とぼけて終わり。とぼけられるような証拠だと裁判で負けるし、慰謝料の額にも係わってきますね。
これは相談に来られた女性へアドバイスする事ですが、お金の関係をしっかり把握しておくことです。離婚が切迫してくると、旦那の財産がわかるうちに財産状況を把握しておくと後からぜんぜん違うんです。具体的には確定申告書や通帳のコピーをしておいたりして、相手に逃げられたときにすぐ対処できるようにしておく。それはいざというときのために、やっといた方がいいですね。
逆に離婚を申し立てられそうな男性にアドバイスするとしたら、できるだけ財産は隠しておく。まあ、財産がある人の話ですが・・・。財産がなければ何も怖くないですから。 |
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誠実なら浮気した方からも離婚できる? |
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| Q |
浮気した方からの離婚の相談は? |
| A |
結構ありますよ。今までは「残念ですけど離婚は認められないですね」と申し上げていたのが、『誠実な有責配偶者』と言うんですけども、相手に誠実になって責任をとるのであれば、認められる事もあるようになりましたから。男性で他に好きな人ができたからと相談に来られる方も多いです。 |
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| Q |
その『誠実な有責配偶者』とはどうゆう事を指すのですか? |
| A |
相手にちゃんと結婚生活にかかる費用を負担して、女を作ったという事に対しても、お金を出して誠実に対応するということです。
例えば旦那さんに他に好きな人ができて、身一つで出て行った場合、話し合いで奥さんが納得する金額を払って、納得してもらえれば協議離婚できることもあるんですが、払えない金額を提示されたとか、旦那さんが払わない場合は、有責配偶者である旦那さんから裁判を起こしても、まず勝てませんから。
だから、有責配偶者の方が相談にい見えられたら「誠実な有責配偶者になりましょう」と申し上げます。相手に離婚原因はないけど別居して、まあ、3年くらい様子を見ながら判決を待ちましょうと・・・。 |
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| Q |
誠実であれば裁判で離婚を認められるという事でしょうか? |
| A |
そうですね、以前は20年別居しても認められなかったのが、昭和62年の最高裁判決で認められるようになりました。
ただ、全面的に認められるのではなく、別居が長期間である、未成年の子供の在否、相手にとって離婚が過酷ではないなどの要件を満たしたときと限定的ですが。
最近の傾向として、別居の期間については短くても認められることもありますね。 |
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闘争が闘争を呼んで泥沼に陥ることも・・・ |
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| Q |
離婚される側の反応はどうですか? |
| A |
やっぱり離婚を嫌がりますよ。嫌じゃなければ裁判になんてなりません。裁判になったら全面戦争ですから、だんだんドロ沼へとなっっていきますね。
例えば旦那さんの会社へ電話して不倫を暴露するとか、手紙を出したりして会社に居られなくしたりということをする奥さんもいます。旦那の上司に話をする奥さんは多いです。かわいらしい嫌がらせとしては、出て行った相手の荷物を捨てちゃうというのもよく聞きます。
別れたいけど相手の望むような離婚だけはするもんかと思うと、意地になって闘争が闘争を呼ぶんです。 |
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| Q |
もしそういう状態になってしまったらどうすればいいんでしょうか? |
| A |
相手側との話し合いは全て弁護士を通してください、と言いますね。
裁判になっちゃうと楽なんですよ。土俵には乗るわけですから。 |
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| Q |
ドロ沼になってしまった具体的なケースをお聞きしたいんですが? |
| A |
これは妻側の弁護をしている事件ですけど、旦那さんが次から次へと女を作る。その人は写真を残していたんです。それもセックスしている最中の写真なんです。あとはいろんな女性との性交渉の場面を、全て細かく手帳に記録していたんです。その写真を奥さんが見つけてしまって、1枚見つかると他にも探しますよね、それで、どんどんこじれてしまったんです。 |
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| Q |
妻側の言い分は? |
| A |
「離婚はしない。とにかく旦那の思い通りにはさせない」というものでした。奥さんにしてみると、離婚届は最後の砦みたいなものですから。
それで、まず浮気の相手に対して慰謝料の請求をしました。 |
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| Q |
夫の言い分は? |
| A |
自分が浮気するようになったのは、妻が悪い。妻は異常性欲者である。掃除・家事をしない。被害妄想で頭がおかしいなどど主張して夫である自分のほうが被害者だからと、妻に対して離婚請求と慰謝料を払えと主張してきました。 |
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| Q |
それに対してはどうされたんですか? |
| A |
もちろん浮気の証拠を提示して、頭がおかしいという主張に対しては精神鑑定書を提示して反論しました。
この様になってあまりにひどくなると、実家も巻き込んで、まさしくドロ沼化していくんです。 |
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世の中の離婚理由は何でもあり? |
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| Q |
今までのお話は浮気が原因の離婚問題でしたが、他に変わった理由があれば教えて下さい。 |
| A |
性的な原因としては、夫がセックスの時に妻に靴をはく事を強要した。ポルノ雑誌にしか興味を示さないで、夫婦生活に応じない。妻とのセックスを拒否して、ポルノビデオを見ながら自慰行為にふけるなどの理由が離婚原因として認められています。
性格の不一致が原因で面白いのは、夫婦とも医者なんですが、夫が几帳面できれい好き、妻は家事などルーズ、この生活習慣の違いが諍いを生み、更に二人とも妥協しない性格だから婚姻関係が破綻したとして離婚を認めた判例がありました。
わがままな妻に対する夫の離婚請求が認められた例もあります。その事件は妻は夫の実家で暮らしていて、夫の母親に家事を任せて自分は稽古事や買い物三昧の生活をしてたんですけど、子供を死産してしまったんです。その原因が夫と夫の実家にあると思い込んで、自分の実家に帰って、実家と一緒に夫と夫の実家を責めるようになったんです。もともと妻の性格は勝気で我が強くて、月に2〜3回は些細な事で泣いたりして不平不満が絶えなかったようです。それで、夫が離婚を申し立て認められたというものです。 |
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| Q |
離婚裁判はどのくらいの期間がかかるのですか? |
| A |
1年くらいです。控訴しても1年程で終わります。
裁判はどんなに簡単そうに見えても、本当に大変なんです。裁判になるということ自体、悔しい思いをたくさんして、普通の離婚よりずっと大変なのですから。
ただ、裁判になれば、いつかは結論が出る日が来るわけですから、だらだらと時間をかけて結論が出ないというよりは、私たちとしてはお勧めするんですけど。 |
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| Q |
現在離婚を考えている人に、アドバイスするとしたら? |
| A |
先ほども言ったんですが、証拠を集めておく事と、財産関係を押さえておく、後は決意するだけですね。こじれそうだったら、弁護士を早いうちに頼む、費用の関係で無理なら裁判所に調停を申し込むことです。
離婚問題は他人が入ってきやすいからこじれることも多いんですね、仲人さんですとか兄弟とか。だから弁護士が入ることによって緩衝材になるというメリットはあります。
弁護士の職務柄、一緒に泣くということはあえて出来ないけれど、誠心誠意、依頼人のために尽くす事は致しますので、一度相談してみてはいかがでしょうか。 |
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ありがとうございました。 |