フライ・ライナー

内外野(ファウルゾーン含む)へのフライとライナー、犠牲フライ。

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■フライ・ライナー

☆ポイント

 「フライ」「ライナー」という言葉には2種類の意味があります。1つは「フライ=放物線を描いて飛んでいるノーバウンドの打球」「ライナー=直線的に飛んでいるノーバウンドの打球」という野球以外でも意味が通ずる、ボールの動きを表す意味です。
 もう1つの意味は「センターフライ」「犠牲フライ」「セカンドライナー」などの「ノーバウンドの打球を野手に処理されたことによって、打者がアウトになった」という野球のみで意味が通じる、アウトの種類の1つです。
 実際の打球を見て、「フライかライナーかの区別が付けられない……」という人は、フライで統一しても問題無いかと思います。一応、フライとライナーには次のような定義があります。参考までに。
公認野球規則2・49
「ラインドライブ(ライナー)」−打者のバットから鋭く、直線的に、地面に触れないで飛んだ打球である。
公認野球規則2・29
「フライボール」−空中高く飛ぶ打球をいう。


ショートフライ

内野フライ

《記録判断 ⇒ 記録者
<例>
「一死。打球はショートへのフライ。ショートが捕球し、アウト」

 右下枠にフライを捕球したショートの「」、その上にフライを表す「下向きのカッコ」を書きます。そして、中心には「このアウトで何アウト目か?」を表す「アウトカウント」を書きます。左図は2アウト目だという意味です。

アウトカウントはローマ数字にて表記します
 算用数字(アラビア数字。1234など)で書きますと、他の枠内に書いた野手を表す数字とゴチャ混ぜになりますので、見た目で区別するためにローマ数字を用います。ローマ数字は機種異存文字です(その文字が表示されないパソコンがある)。そこで、当サイトでは文章中にはローマ数字を使用せずに他の言葉や表現に置き換えています。図の中は機種異存文字の影響が無いので使用しています。


センターフライ

外野フライ

《記録判断 ⇒ 記録者
<例>
「一死。打球はセンターへのフライ。センターが捕球し、アウト」

 内野フライと書き方は同じです。右下枠にフライを捕球したセンターの「」、その上にフライを表す「下向きのカッコ」を書きます。中心に「アウトカウント」を書きます。


ライトフライ

ミスがあったものの外野フライ

《記録判断 ⇒ 記録者
<例>
「二死。打球はライトへのフライ。ライトが捕球時にボールをはじいてしまったが、ボールが地面に触れるまでに捕球し直せたのでアウトになった」

 ライトはフライを捕球する時にミスをしましたが、そのミスによって打者が出塁したり走者が進塁したわけではありませんので、エラーにはなりません。普通に捕球したライトフライと同じだと考えて下さい。
 右下枠にフライを捕球したライトを表す「」「下向きのカッコ」を書き、中心に「アウトカウント」を書きます。


バントのピッチャーフライ

バントが内野フライ

《記録判断 ⇒ 記録者
<例>
「一死。バントの打球がフライになってしまい、ピッチャーが捕球しアウト」

 打者がバントをした目的が「走者を進める(犠打)」「自らが出塁する(セーフティー)」を問わず、バントでフライアウトになった場合には同じ書き方になります。
 右下枠にフライを捕球したピッチャーを表す「」「下向きのカッコ」を書き、左側にバント失敗を表す「」を書きます。中心に「アウトカウント」を書きます。


ファーストファウルフライ

内野ファウルフライ

《記録判断 ⇒ 記録者
<例>
「二死。打球は1塁ファウルゾーン内へのフライに。これをファーストが捕球し、アウト」

 右下枠にフライを捕球したファーストを表す「」「下向きのカッコ」を書き、その左横にファウルゾーンへの打球だという事を表す「f(エフの小文字)」を書きます。中心に「アウトカウント」を書きます。

※補足事項
ファウルを表す記号の「エフ」ですが、小文字(f)で書くと説明していますが大文字(F)でも構いません。小文字の方が画数が少ないので推奨しているだけです。


レフトファウルフライ

外野ファウルフライ

《記録判断 ⇒ 記録者
<例>
「無死。打球はレフト線左のファウルゾーン内へのフライに。これをレフトが捕球し、アウト」

 内野ファウルフライと書き方は同じです。右下枠にフライを捕球したレフトを表す「」「下向きのカッコ」を書き、その左横にファウルゾーンへの打球だという事を表す「」を書きます。中心に「アウトカウント」を書きます。


ピッチャーライナー

内野ライナー

《記録判断 ⇒ 記録者
<例>
「二死。打球はピッチャーへのライナー。これをピッチャーが捕球し、アウト」

 右下枠に打球を捕球したピッチャーを表す「」、その上にライナーを表す「−(直線)」を書きます。中心に「アウトカウント」を書きます。


センターライナー

外野ライナー

《記録判断 ⇒ 記録者
<例>
「一死。打球はセンター方向へのライナー。これをセンターが捕球し、アウト」

 内野ライナーと書き方は同じです。右下枠に打球を捕球したセンターを表す「」、その上にライナーを表す「−(直線)」を書きます。そして、中心に「アウトカウント」を書きます。


サードファウルライナー

内野ファウルライナー

《記録判断 ⇒ 記録者
<例>
「無死。打球は3塁線上への鋭いライナー。これをサードがファウルゾーン内で捕球し、アウト」

 あまり見られないプレーですが、内野手がファウルゾーン内で捕球したライナーです。右下枠にライナーを捕球したサードを表す「」、その上にライナーを表す「−(直線)」を書き、その左横にファウルゾーンへの打球だという事を表す「」を書きます。中心に「アウトカウント」を書きます。


レフトファウルライナー

外野ファウルライナー

《記録判断 ⇒ 記録者
<例>
「二死。打球はレフト左方向へのライナー。これをレフトがファウルゾーン内で捕球し、アウト」

 右下枠にライナーを捕球したレフトを表す「」、その上にライナーを表す「−(直線)」を書き、その左横にファウルゾーンへの打球だという事を表す「」を書きます。中心に「アウトカウント」を書きます。


このページの書き方のおさらい

 



 



 



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スコアブックを記入するにおいて基礎となる記号を紹介。記入の対象が打者(または打者走者)のスコアカードのみという簡単な記入を集めた初歩的なコーナー。