ゴロ

内野ゴロ、外野ゴロ。

草野球のためのスコアブックのつけ方草野球のためのスコアブックのつけ方

■ゴロ

☆ポイント

 「ゴロ」という言葉には2種類の意味があります。1つは「ゴロが転がる」や「強烈なゴロの打球」など、「ボールが地面を転がる、ノーバウンドでは無い打球」という野球以外でも意味が通ずる、ボールの動きを表す意味です。あまり有名な言葉ではありませんが、野球用語では「グラウンドボール」と言います。
 もう1つの意味は「サードゴロ」「内野ゴロ」などの「ノーバウンド以外の打球を野手が処理し、打者か走者をアウトにした」という野球のみで意味が通じる、アウトの種類の1つです。
 野球で「ゴロ」という言葉を使う時はどちらかといえば後者の意味がメインですが、2通りの使われ方があることを把握しておいて下さい。これを踏まえておかないと、会話や文章の内容を誤解する恐れもあります。また、同じように「フライ」「ライナー」という言葉にも「ボールの動き」「アウトの種類」という2種類の意味があります。
 ちなみに前者のゴロ(グラウンドボール)には次のような定義があります。参考までに。
公認野球規則2・35
地面を転がるか、または地面に低くバウンドしていく打球をいう。


サードゴロ

普通の内野ゴロ

《記録判断 ⇒ 記録者
<例>
「一死。サードへゴロの打球。サードが打球を処理してファーストへ送球し、アウト」

 右下枠にゴロを捕球したサードの「」、その上にゴロを表す「上向きのカッコ」を書きます。ゴロを捕球したサードはファーストへ送球しましたので送球を表す「−(ハイフン)」と捕球(刺殺)したファーストを表す「」を書きます。そして、中心には「このアウトで何アウト目か?」を表す「アウトカウント」を書きます。左図は「2アウト目」という意味です。

アウトカウントはローマ数字にて表記します
 算用数字(アラビア数字。1234など)で書きますと、他の枠内に書いた野手を表す数字とゴチャ混ぜになりますので、見た目で区別するためにローマ数字を用います。ローマ数字は機種異存文字です(その文字が表示されないパソコンがある)。そこで、当サイトでは文章中にはローマ数字を使用せずに他の言葉や表現に置き換えています。図の中は機種異存文字の影響が無いので使用しています。


セカンドゴロ

ミスがあったものの内野ゴロ

《記録判断 ⇒ 記録者
<例>
「無死。セカンドへゴロの打球。セカンドが打球を処理する時にボールを大きくはじいてしまったが、急いでボールを拾い直して、ファーストへ送球しアウト」

 セカンドは打球を捕球する時にミスをしましたが、その後の処置によって打者をアウトにしましたのでエラーではありません。普通のセカンドゴロと同じだと考えて下さい。
 右下枠にゴロを捕球したセカンドへのゴロを表す「」「上向きのカッコ」を書き、送球を表す「−(ハイフン)」と捕球(刺殺)したファーストを表す「」を書きます。そして、中心に「アウトカウント」を書きます。


ファーストゴロ

ベースカバーへ送球した内野ゴロ

《記録判断 ⇒ 記録者
<例>
「二死。ファーストへゴロの打球。打球を処理したファーストが1塁ベースカバーに入ったピッチャーへ送球し、アウト」

 右下枠にファーストへのゴロを表す「」「上向きのカッコ」を書き、送球を表す「−(ハイフン)」と捕球(刺殺)したピッチャーを表す「」を書きます。そして、中心に「アウトカウント」を書きます。


ファーストゴロ。自らベースを踏む。

自らベースを踏んだ内野ゴロ

《記録判断 ⇒ 記録者
<例>
「無死。ファーストへゴロの打球。打球を処理したファーストが自分で1塁ベースを踏み、アウト」

 ゴロを捕った野手が自らベースを踏んでアウトにした場合(難しい言い方では補殺者無しのゴロ)は書き方が上2つの例とは異なります。
 右下枠にファーストへのゴロを表す「」「上向きのカッコ」を書き、送球を表す「−(ハイフン)」をその左側に書きます。つまり「3−3」と書くところを「−3」だけに省略するのです。そして、中心に「アウトカウント」を書きます。

 なぜ、「3−3」と書かずに「−3」と書くのかと言いますと、基本的な概念としてハイフンの左側に書くのが補殺者で、ハイフンの右側に書くのが刺殺者です。エラー発生時など、これに当てはまらない事例も多くありますが、基本的な概念としてです。ファーストが打球を処理してベースを踏んだ場合には補殺者がいません。ですから「−3」とだけ書きます。(補殺・刺殺の意味がわからない方は、この文章を読み飛ばしてください。)


ピッチャーゴロ。打者走者にタッチ。

打者走者へタッチした内野ゴロ

《記録判断 ⇒ 記録者
<例>
「二死。ピッチャーへゴロの打球。ピッチャーが打者走者にタッチをし、アウト」

 打者走者にタッチしてアウトにした場合、ゴロを捕った野手が自分でベースを踏んでアウトにした場合と同じように書きます。
 右下枠にピッチャーへのゴロを表す「」「上向きのカッコ」を書き、送球を表す「−(ハイフン)」をその左側に書きます。そして、中心に「アウトカウント」を書きます。


セーフティーバント失敗

バントの内野ゴロ

《記録判断 ⇒ 記録者
<例>
「二死。サード前へ打球を転がし、セーフティーバントを試みるも打球を処理したサードがファーストへ送球し、アウト」

 セーフティーバントは打者自身が出塁する目的で行うバントです。これも失敗すれば(アウトになれば)普通の内野ゴロです。
 右下枠にサードへのゴロを表す「」「上向きのカッコ」を書き、その左横にバント失敗を表す「」を書きます。そして送球を表す「−(ハイフン)」と捕球(刺殺)したファーストを表す「」を書きます。そして、中心に「アウトカウント」を書きます。
(参考:犠打と犠飛


ライトゴロ

外野ゴロ

《記録判断 ⇒ 審記録者
<例>
「一死。ライトへゴロの打球。ライトが前進して打球を処理し、ファーストへ送球してアウト」

 外野へゴロの打球が飛び、素早く打球を処理した外野手が内野へ送球して封殺。いわゆる「外野ゴロ」になりましたが、スコアブックの記入においては外野ゴロと内野ゴロは同じように書きます。外野ゴロだけに用いる特別な記号や書き方はありません。
 右下枠にライトへのゴロを表す「」「上向きのカッコ」を書き、送球を表す「−(ハイフン)」と捕球(刺殺)したファーストを表す「」を書きます。そして、中心に「アウトカウント」を書きます。


このページの書き方のおさらい

 



 




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スコアブックを記入するにおいて基礎となる記号を紹介。記入の対象が打者(または打者走者)のスコアカードのみという簡単な記入を集めた初歩的なコーナー。