よくある質問

「問い合わせが多い質問」を掲載。

草野球のためのスコアブックのつけ方草野球のためのスコアブックのつけ方

■よくある質問

 みなさんが疑問に思うことは同じ場合が多いです。このページには「よく質問が来る代表例」を掲載しています。このページと「Q&A」に載っていない疑問がありましたら、お気軽にメールにて質問して下さい。質問方法はトップページに詳細がありますのでそちらを参照して下さい。



Q.フライとライナーの区別はどのようにすればよいですか?
 フライとライナーは、プレー上では区別をする必要がありませんので、審判は判断してくれません。したがって、スコアラーの判断が全てです。基本的な判断方法としては
・捕球をする時に顔(目線)が上を向くのがフライ、ほぼ正面を向いて捕るのがライナー
・打球が弧を描くのがフライ、直線的なのがライナー
などがあります。
 ノーバウンドの打球を「フライ」「ライナー」の2種類だけで分類せず、小フライ(浅く上がったフライ)・ハーフライナー(詰まり気味の打球のライナー)などを用いて数多くの種類に分類する方法もありますが、「自分のスコアを集計する時にどのようなデータが必要か」を考慮して、必要に応じた分類を用いて下さい。一般的には、フライとライナーの区別さえつけば十分です。
Q.なぜ出塁率を計算する時に分母には犠牲フライが含まれて、犠打(送りバント)は含まれないのですか?
 出塁率=(安打+四死球)÷(打数+四死球+犠牲フライ)
が出塁率の計算式です。打撃機会の回数を表す分母(割る数)には、犠牲フライを含みますが犠牲バントは含みません。犠牲バント(送りバント)というプレーは、打者が自分の打撃機会を放棄して、走者を進めようとする行為ですから、打撃機会の回数に数えません。ところが犠牲フライというものは「結果的」に走者をタッチアップで生還させるだけであって、実際のところは打ち損じて外野フライになっただけです。「俺は最初から犠牲フライを狙って打った」と豪語する人もいるかもしれませんが、所詮は打ち損じによる外野フライです。ですから、出塁率を計算する時、犠牲フライは打撃機会の回数に含まれ、出塁率を下げる要因になります。
Q.投球イニングの数え方がよくわかりません。
 投球イニングの数え方は、投手が1アウトを取れば「1/3回」(さんぶんのいち回)が記録されます。アウトの内容(三振・ゴロ・フライや守備妨害など)は関係ありません。2つアウトをとれば「2/3」(さんぶんのに回)が記録され、3アウトで「3/3」(さんぶんのさん回)で、イコール1回となります。
 例えば、先発投手が5回1アウトの時点で降板すれば、その試合での投球回数は4回1/3になります(丸4回と5回の1アウト)。救援投手が1球だけ投げてダブルプレーに打ち取った場合の投球回数は2/3になり、1つもアウトを取れずに降板した投手の投球回数は「0/3回」(さんぶんのぜろ回)となります。
 特殊(?)な考え方としては、先発投手が9つアウトを取って降板したとします。3回の守備を終えた時点で降板の場合は投球回数が「3回」ですが、4回の守備時に1アウトも取れずに降板の場合は投球回数が「3回0/3」という表現になります。この表現の違いによって、その投手が降板したイニングの違いがわかるわけです。
Q.振り逃げ成功の時は三振が記録されないのですか?
 振り逃げは、成功(出塁)・失敗(アウト)を問わず三振が記録され、投手には奪三振が記録されます。振り逃げという行為は、三振が成立したからこそトライできるプレーですので、必ず三振が記録されるのです。振り逃げが成功した場合は当然アウトカウントが増えませんので、これを応用(?)すれば1イニングに4三振も5三振も可能です。
Q.走者をアウトにする場合にタッチがいる場合とベースを踏むだけでいい場合の区別がつきません。
 ベースを踏むだけで走者がアウトになるのは、その走者が「自らの意思とは関係なく、強制的に進塁や帰塁をしなければならない場合」です。
 例えば、ランナー1,2塁で打者が内野ゴロを打った場合、後ろの塁が全て埋まっているので1,2塁ランナーは必ず走らなければなりません。当然、打者も走らなければなりません。ですから、1,2,3塁ベースを踏むだけで走者はアウトになります。
 また、走者2塁で打者が外野フライを打った場合、2塁ランナーは2塁に帰塁しなければなりませので、ボールを持った野手が2塁走者よりも早くに2塁ベースを踏めばアウトになります。
 タッチがいる場合は上記に挙げた以外の場面、「走者が自らの意思で進塁や帰塁している場合」です。盗塁は、走者が勝手に走っているだけですのでタッチが必要です。また、打者走者が1塁を回って2塁を目指すときも2塁へは勝手に走っているだけですから、タッチが必要です。また、ベースを踏むだけでアウトになる場面でも走者にタッチをすればアウトが成立します。
 現実にはスコアブックの記録者がこの件で悩むことはありません。「タッチがいる・いらない=アウトかどうか」ということですから、審判のジャッジを見ながら記入すれば問題ありません。でもこれくらいは知っておいた方が良いです。
Q.なぜ、三振は「K」なのですか?
 これが最も多い質問です。いろいろな説がありますが、私が支持している説を挙げます。
 三振は英語で「Strike Out」なので頭文字の「S」を採用するのが妥当だと考えられますが、「S」の文字で始まる野球用語には盗塁「steal」や犠打「sacrifice〜」など多くあります。そこで、他の野球用語の頭文字に使われていず、インパクトのある文字として「strike」のスペルの中から「K」が選ばれ使われるようになった、というものです。
Q.エラーとヒットの区別をどのようにすればよいかわかりません。
 これには明確な答えがありません。「強襲ヒット」と「エラー」は紙一重ですし、エラーとヒットの区別(境界線)は、少年野球や高校野球、プロ野球といった野球のレベルによっても違います。
 ヒットとエラーの区別はスコアラーの判断が全てです。判断材料としては「打球の速さ」「打球は野手の手が容易に届く範囲だったか」「野手の技術(上手さ・下手さ)」などがあります。つまり、同じ打球であっても処理をした野手が異なれば、エラーと判断されたりヒットと判断されたりすることもあるのです。プロ野球でも守備範囲が広い野手ほど、広範囲の打球に手を出すのでエラーが増えるものです。
 どちらか迷った場合は、チームのメンバーと話し合って判断すると丸く収まりす。または「悩んだ場合はヒット」。これが無難です(笑)

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