ピトンの軽量竿受の製作 

アオリイカ釣りでは竿を2本出す場合が多いので、ピトン・竿受けも2個必要になりますが、
現在使用中の物はアルミ製で長く使っていると腐食してきたり、ネジの部分が気を付けていないと回らなくなったりしてきます。
ある日、ふと釣具やさんでピトンの竿受けが沢山あるのに気づき、ステンレス製で良いのがあるなと手に取り、ながめていると、
「これなら作れるやん!」と思い早々材料を揃え作って見ました。
道具類としては、バイス(万力)・ハンマー・鉄パイプ・サンダー(又は、金のこ)・溶接機(小型)・電気ドリル3.1mmと6.5mmと14mmのドリル
・やすり・8mmのタップなどで、
材料としては、(一般にホームセンターで手に入る物です。)5mmと3mmのステンレス棒・8mmのステンレスナット・8×20mmのステンレス蝶ボルトなどです。
今回は道具類が鉄工関係の方は揃うのでしょうが、お持ちでない方はこのHPを参考にして、鉄工関係の方にお願いしてみては・・・。
(ご参考に見るだけでも面白いとおもいますが・・・・???。)


@
直径34mmの鉄パイプと5mmのステンレス棒をバイスに挟み
A
手でパイプに沿わせて曲げます。
写真では、パイプの直径線上にステン棒の端がありますが、曲げるにつれ、曲げたアール部分を挟みステン棒の先端部が
Uの字になるまで曲げます。
B
これで片方のU字曲げができました。
C
Uの字全体をバイスに挟み90度曲げます。
D
曲げた角がきれいになるようにかなづちで
たたきます。
E
これで、受けの片方が完成
F
もう片方の受けは出来上がった受けに対し
上90度に曲げます。(写真では上方向)
G
片方のUの受けから垂直に曲がっている事を確認し、バイスに鉄パイプとステン棒を挟みます。
H
写真のようにUの字の受けと同じ方向に曲げます。
I
これで、受けと押さえ部分の曲げが完成です。
J
軸の長さの中心より10〜15mm後方に3.1mmの穴を開けます。
この時受けの方向に注意!
K
ステンレスのパイプ
写真上は外径13mm
下は外径16mmです。
13mmは50mm
16mmは60mmにカットします。
L
13mmのパイプにIの軸が入るように溝を切ります。(金のこでもOK)
M
まず、中心に溝を入れ軸が入る5mmまで広げます。
N
5mmの丸棒を入れてみて、これでOK!
O
角を丸く落とします。
P
先端から5mmをけがきポンチします。
両方(写真では反対側の部分も)
Q
3.1mmのドリルで穴を開けます。
R
片方を空ければ、180度回転させ反対側もあけます。
ドリルを下の穴まで貫通させほぼ歪みが無いか見ます。

穴あけのバリを取るためとカシメのために座繰りします。
S
バリをやすりで取り除き、Iを入れ3mmのステンレス棒を入れ組ます。
21、
動きがOKならば、3mmのステンレス棒を0.5mmづつ計1mm13mmのパイプより長くして切断します。
22、
そして、3mmのステン棒をカナヅチで3mmのピン周りの角からたたき、カシメます。
同じように反対側もカシメます。
23、
これで竿受けの可動部分が完成
24、
ピトンを入れる16mmのパイプを溶接します。(ステンレスのはんだ付けでも良いのですが、強度から云えば・・・)
25、
6.5mmのドリルで穴をあけ
26、
8mmのタップでネジを切ります。
27、
8mmのナットを溶接します。
28、
溶接後、溶接かすなどが穴を狭めていないか14mmのドリルで掃除。
29、
蝶ボルト。
写真は蝶ナットに8mm×20mmの長さのずんどうを溶接し、先端を少し尖らせ気味に。(写真は25mmで少し長かった。)
30、
ピトンをいれて出来具合を調査
31、
竿受けの部分にビニールパイプを被せる。
32、
これで完成!
重量108g
ここで問題発生!
金属製のピトンの頭部にローレット加工((右写真参照)されているものには問題なく使用できるのですが、ローレット加工されていないピトンには竿をセットするとネジを締めても竿の重さで竿先が下がってしまいます。
ピトンの頭部がローレット加工されていれば問題ないのですが、私の使用しているカーボン製の中継ぎピトンではローレット加工がされていなくネジを締めても竿の自重に負けてしまうので、パートUとして又もピトンの竿受けを作り、近日中にHPにアップの予定。(作るのが楽しくなって!)

この竿受けは、これはこれで使い道があるので・・・。
(軽量だし、シンプルだし、)