竿の改造(リールシート位置の変更)

この竿のリールシートの改造は遠投の竿のリールシートの位置に改造すると考えてもらえれば分かり易いかと思います。
メリットとして
◎竿のモーメントが小さくなり、持ちやすくなる。
◎竿尻を腰に当ててやり取りが出来、移動が楽な事。(片手を離した状態で移動でき安定・安全。)
◎大物に対してもやり取りが楽である。(腰の当てた竿尻が支点となりリールシートを持った位置で、てこの原理で!)
◎魚の急激な引きに対応し易い。
◎仕掛けをより遠くへ飛ばせる。
◎パイプシートに替える事によりリール装着時のガタツキが無くなる。
などが挙げられます。

尚、デメリットとして、
竿を持ち替えにくいとのご指摘がありましたが、竿を水平にしたままではそうですが、少し竿を立て気味にすればOK!
竿尻からリールシートの中心までが約40cm
これを約55cmにする様に改造いたします。
改造の要点は大体リールシート一個分前に移動し
ます。(手で持っている位置くらい)
ソノシートがくる位置の外径を測ります。
今回リールシートの位置の太さが23,5mmだったので24mmのパイプシートを使用しました。
例えば21mmの場合は22mmのパイプシートに
なりますが、その場合隙間があるので握り糸を荒く
巻いて下巻きとしてガタをなくします。
(今回は握り糸小枠の細を巻きました。)
まず、リールシートを止めている糸を解くかカット
します。(前・中・後ろ側と3箇所)
前、中央、後ろ側と糸を取り除きリールシートを
はずします。
今回パイプシートを入れるので、竿の直径を計ります。
パイプシートは14mmからの2mm刻みで30mm
までは記憶しているサイズですが・・・、
35mmもありました。
(この後、写真の竿の左側に巻いてある飾り糸も取ってしまいます。)
まずはトップガイドをライターの火であぶってはずします。(あまり長く炎をあてない様に)
さて、竿のガイドですが、竿栓をはずし、ガイドを持って竿に強く当てると(竿を仕舞う方向)取れますが、
それでも取れない場合は、竿に傷が行かないようにテープを巻き
そして、暖めてから角のあるのもでガイドを180度ずらしながらガイドをたたきます。
竿とガイドを痛めないように!
はずします。
そして、竿のガイドを穂先より取り外します。
トップガイドはライターで少し熱を掛けて、後のガイド
は、竿尻の栓を外し、ガイドの付いた部分を持って
軽く太いガイド側に当てると外れます。
リールシートの後の凸凹を慣らします。
ガイド側からパイプシートを入れ、位置を決めます。
この時リールシートを持って竿尻が腋の下に来る
位置がベストだと思います。
その位置で印を入れます。
そしてパイプシートを入れ、隙間を見ます。
隙間があるようでしたら、握り糸を巻き付け、ガタをなくします。
位置が決まれば印を付け、エポキシの接着剤で
固定します。
私の場合、5分硬化を使っています。
A液とB液を同量出して、良くかき混ぜます。
かき混ぜたエポキシ接着剤を竿のはめ込み全体に
塗り、パイプシートを1度はめ込みパイプシートの
中側に接着剤が付くようにして、はめ込む元の
位置に戻し、再度竿に接着剤を塗りはめ込みます。
(写真で糸を巻いてあるのは、パイプシートと竿に隙間が生じた為です。これでガタツキが無くなります。)
はめ込んだ反対側(ガイド側)はどうしても隙間が
空くので、接着剤でふさぎます。
そして、余分な接着剤をシンナーなどでふき取ります。
これで、パイプシートが取り付けられました。
(この場合約5分で固まります。)
これが完成したリールシートの位置です。
下の写真が、改造前のものです。
改造前
次にシートと竿尻までの仕上げをします。
熱収縮性のパイプシートを被せます。
ドライヤーで熱を掛けパイプシートを収縮させます。
始めと終わりのシートと竿の間に瞬間接着剤を流し込み完成です。
ガイドを元の状態にするのですが、ガイドを付ける
のに外したままではの状態では付けにくいので
余分な接着剤のカスを取り除きます。
ガイドがきちっと入るのを確認して、瞬間接着剤か
先ほどのエポキシ接着剤でガイドを固定して行き
ます。
リールと第一ガイドの角度が急な場合は、第一ガイド
のガイド部分を切り取っても良いでしょう。
ガイド部分を切り取ったままでも良いのですが、
風が強い場合糸ふけが出てやりにくいので
投げ釣り用のキャスピンガイドを取り付けた状態。
リールの改造
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穂先ライトの製作