こーんなモンを喰ってきた

今までいろんな所で、いろんな物を喰ってきました。
歩く「ワシントン条約破り」と呼ばれるその実態は!?

さてさていよいよ始まり始まりです。まずは以前「ガラメキ通信」に載せた1文を読んで下さい。   
様々なモノを喰ってきた私の基本姿勢がここにあります。

マカコを喰った日

 アフリカで “マカコ”を喰ったことがある。                   “マカコ”とはリンガラ語で尾長ザルのことである。マカコどころではない、チンパン
ジーもゴリラも、カワウソ、ワニ、大トカゲ、亀、ニシキヘビも喰った。私ではないが、
ゾウの肉を喰った者もいる。
 歩くワシントン条約破りと言ってもいい。
 私の行ったコンゴ、ザイールは、アフリカの中でも特にサルを常食する者が多い。“サルを喰う”という行為はアフリカの中でも完全に異端視されている。私もケニヤでその話をしたとたん、地元の人に異様なものを見る目で見られた。サルを食べる習慣は南米や中華料理にもあるが、類人猿まで“食”の対象になるのはここくらいだろう。あまりに人間そっくりなので、嫌悪感が先にたってしまうからだ。
「見ろよ、こいつを!人間そっくりだろう。」
 チンパンジーを捕まえた時、村人は私達に言った。
「これがうまいんだ。」
 獲物はみるみる解体されていき、彼らはテキパキと肉を分け合った。ジャングルでの1ヶ月に及ぶ生活を終え、飢えきっていた私は、その血みどろのシーンを見てこう思った。
「うまそうだなあ。あの肉、ステーキにしたら最高だろうなあ。」
 むろん、とんでもない話である。
 絶滅寸前の野生動物を、しかも人間にごく近い類人猿を喰うなんて、どういう神経してるんだ、おまえらケダモノか!
 そんな声が聞こえてくるようだ。
 確かにそうである。
 しかし、わたしはそこに大きな疑問を感じている。
 その森で生きてきた人々は、昔からマカコを食べてきたのである。あたかも西洋人がブタや牛を、日本人がクジラを殺して喰ってきたように。
 マカコはけっこうウマイのだ。実際彼らに聞いてみると、マカコが1番美味い
と言う。
人間に似てようが、知能が高かろうがウマイと思うから、彼らはそれを喰ってきた。もちろん彼らにも食物に関するタブーは多数ある。それが町に住む我々のモラルと違うからといって、一概にそれを野蛮と決め付けて良いものだろうか。
 だいたい、彼らが狩り続けたからマカコ達が激減したのではない。町に住む我々が、町の論理をもって森林を侵し破壊したゆえに、マカコ達はその姿を消さざるをえなかったのである。どちらの方がより“野蛮な”行為なのだろうか。
 だからといって私は、ブタや牛と同じようにマカコやクジラを喰え、と言っているのではない。反対にマカコやクジラ同様にブタや牛を喰うな、ということでもない。
 価値観の一方的な押し付けだけでは、相互理解はありえず、真の解決策は見つからないと思うのである。
 ジャングルの中で私はマカコを喰い、ウマイと思った。そこではそれがごく“自然な”感覚である。マカコをまた喰うために、それを滅ぼしてはならない。観念だけが先行するのではなく、そこから出発する自然保護があってもいいのではなかろうか。




皆様はいかが思われますか?それでは実際に食べてきた数々の料理をご紹介します。
あらかじめお断りしておきますが、かなりエグイ写真が満載です。(動物の死体とか)
その手の物はダメという方はご覧にならない方が良いでしょう。
批判もいろいろとあるかもしれませんが、それを食べている人達がいるのは事実。
それでは御覚悟の上、各ページへお進み下さい。



マカコの燻製編


トップページへ戻る