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 菊花紋章のディテールアップ
WLキットの菊花紋章は射出成型の限界でかなり分厚くなっており、不自然というか不恰好です。菊花紋章は帝国海軍艦艇の看板なのでもう少し格好良くしてやりたいところ。

アフターパーツとしては、ライオンロアのLE7038 日本海軍アンカー、チェーンセット(ノースポート)に付いており、エッチングパーツだけに薄さは別格ですし、曲げ加工も出来るので艦首が鋭くすぼまった旧式戦艦にもフィットさせることが出来ます。

でもキットのパーツにちょっとした加工を加えるだけでも結構見映え良いものになります。



厚さの修正



分厚すぎるということは薄くすれば良いだけなので、1/2〜1/3程度にまで裏側から厚みを削ります。左が修正前で右が修正後。

こんなに薄くなりました。あとは塗装して艦首に取り付ければOK。


模型誌の作例はかつてみんな王冠のように分厚い菊花紋章を付けてましたが、この記事をサイト開設と同時に公開して以来、今では同様の加工したものが目立つようになりました。ライターさんたち案外ここを見てくださっているのかもしれませんね。





塗装の工夫
ここからが今回新たに試みた部分。
そのままゴールドを塗って完成でもいいんですが、塗装にも一手間かけて『キャンディ塗装』を行うとさらに美しく発色します。

キャンディ塗装とはシルバーの上にクリアー系カラーをコートしてメタリックカラーを再現する塗装術のことで、既存のメタリックカラーより発色が良くて深みのあるを色を再現することが出来ます。ミリタリーモデルではあまり使いどころがありませんが、カーモデルではメタリック系ボディ色の再現などでお馴染みのテクニックです。



下地に光沢ブラックを塗装し、メッキシルバーで塗装しました。



シルバーの上からクリアーイエローを吹きます。
前記のようにクリアーカラーでコートすると、メタリックカラーはその輝きが鈍くなりますので、あまり吹かなくてもいいようにクリアーイエローは濃い目に希釈しています。(光沢が出やすいレベリングうすめ液(Joshin web)を使用)




このまま艦首に貼り付けてもいいのですが、さらにもう一歩踏み込んでエナメル塗料の黒でスミ入れを行って輪郭を浮き上がらせてみました。

ただしこれだけ小さいパーツでは凸部にまでスミが回り込みやすくなるため、せっかくの発色が落ちてしまいます。そこで乾燥後に綿棒などで凸部のスミをしっかり落としてやりる必要があるのですが、モノが小さいし溝も浅いのでキレイに仕上げるにはちょっと慣れがいるかも。





比較画像
左が『厚さノーマル + ゴールド塗装』。右が『厚さ調整 + キャンディ塗装 + スミ入れ』です。雰囲気が随分変わりましたね。
今回の作例である1/700空母蒼龍の画像はこちら


(2000/10/26 初公開)
(2007/08/17 加筆)


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