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 木甲板の塗装テクニック
木目を一枚ずつ塗り分ける

木甲板は普通にデッキ色を全体に塗ってもいいのですが、一枚づつ塗り分けていけば驚くほど素晴らしいものが出来あがります(これホントに俺が作ったの?でカンジ)

タン色を基調にブラウンやイエロー、ホワイトなどをブレンドした色を5〜6色つくり、基本色を下塗りした後で木目1枚づつテープでマスキングしてエアブラシで塗り分けていきます。
色の順序にきまりはありませんが全体を見ながらセンスよく塗っていきましょう。

コツは色の差をどぎつくせずに気持ち控えめにすることと、色の配置は不定期でランダムに配色することです。
また、下地色はタン単色ではなく、デザートイエローやブラウンなどを少々混ぜて彩度を落としておくと、オモチャぽくなく落ち着いた質感になります。

それと細吹きになるので、レギュレーターをお持ちの方はエア圧は1.0以下の弱めに調整して塗料の混合比は少なくしておきましょう。グラデーション塗装と同じ扱いですね。

かなりの集中力が要り、多少は苦痛な作業なので、是非ともとはお勧めはしませんが、仕上がりの違いは一目瞭然です。
塗り分け工程詳細(例:空母加賀飛行甲板)
一色目
■1色目 基本色の塗装
基本色(タン+デザートイエロー少々他)を全体に吹く

2,3色目
■2、3色目 アクセント色の塗装
基本色+フラットブラウン少々(濃い目のアクセント色)
基本色+イエロー少々(黄ばんだ色)

4,5色目
■4、5色目 大雑把な中間色の塗装
基本色+フラットホワイト少々(白っぽくなった明るい目の色)
4色目+フラットブラウン少々(白に近い茶色)

6,7色目
■6、7色目 細かい中間色の塗装
基本色+フラットブラウン少々+ホワイト少々
基本色+フラットブラウン少々+イエロー少々

8,9色目
■8、9色目 深みを加える色の塗装
基本色+デザートイエロー少々をかなり薄め
基本色+ウッドブラウン少々をなかり薄め
(8、9色目は以前吹いた部分に吹き重ねて、色に深みを出す)

10色目
■10色目 ぼかし色の塗装
かなりジャブジャブに薄めたイエローを全体に薄く吹く
(階調をぼかすのと退色感を出す)

仕上げ
■仕上げ その他の部分の塗装
鉄甲板部の塗装を施して出来上がり!あとは標識線を入れるた後にスーパークリアつや消しを吹いて質感を整えます。
標識線のガイドは消えてしまいますので、作業前に針でポイントをマーキングしておくとよいでしょう。

なお、つや消しスプレーをすると色味少し明るくなって、木目の階調が若干とぶので、それを見越して色を調合すること。

今回の作例では、筆者は結果的に10色ほど使いましたが、そんなに使わなくとも4〜5色くらいでも良いものは十分出来上がります。
なお、腕に自信のある人やヤル気のある人は板の継ぎ目を段違いにしてマスキングで表現するのも良いと思います。なんにせよ多少のエアブラシの手馴れと根気があれば出来るテクニックではないかと思います。


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