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錨のディテールアップ


1/700ウォーターラインシリーズの錨は取り付けるとこういう感じです。

今まで目こぼししてましたが、私は以前からこのパーツの造形にどうも違和感あったんですね。




その理由は、錨幹(錨の真ん中の長い支柱)が左画像のようにアンカーレセス(錨の引き込み口)にきちんと引き込まれていないからです。(錨幹の先端部が甲板にまで突き抜けてるのがわかります。)

キットのものは艦首に錨がむりやりひっついているようで不自然に見えるんですよ。

(左画像は大和ミュージアム・1/10戦艦大和)



本物の錨には錨幹の基部にヒンジが付いており、収納時に角度が付いてアンカーレセス内に引き込まれる仕組みになってるのです。
キットにはこの角度が付いてないため同じような感じにならないわけです。
(左画像は大和ミュージアム・1/1戦艦大和用錨レプリカ)




というわけで、この角度を再現します。
錨幹を根元から切取ります。



錨爪部分を先端に行くに従って薄く削ります。




0.5mmプラ板を短冊状に切り、角度を付けて錨に接着します。合わせ目は実物にもヒンジがあるので、特に消してやる必要はありません。




ディテールアップした錨を取り付けてみました。簡単な工作ですが、一番上の画像と比べるとずっとそれらしい雰囲気になったと思います。

ただしこのディテールアップを行うには、船体側にアンカーレセスがきちんとモールドされていることが条件です。キットによってはここが適当な物もありますので、そういう場合はプラ板やエポキシパテを裏打ちして穴を掘リ直すなどの方法で、アンカーレセスを再現してやる必要があります。



なお、錨パーツのゴツすごる感じ自体がイヤだという本格派志向の人にはエッチングパーツが製品化されています。シャープなうえに2ピース構成のため立体感ある造形になっているので値段だけの価値はあります。
※リンク先:模型・ホビーのノースポート



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