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アオシマ 1/700ウォーターラインシリーズ
日本海軍航空母艦 蒼龍 制作記

 第7回 艦載機1(零戦・99艦爆)

蒼龍は赤城や加賀ほど大きな空母ではありませんから艦載機もたくさん作らなくても良いので、そのぶん今までのよりちょっとだけ手の込んだ作り方をしてみました。Model Tech Tipsで紹介している『艦載機のディテールアップ2』を基本としたものですので、重複する部分はいくらか省略してあります。

使用したエッチングパーツは、加賀のときと同じくAM14 日本海軍・艦載機用パーツセット[前期]【ノースポート】 【Joshin web】です。(説明図 12


下地処理

艦載機はストックしておいた虎の子の限定品艦載機前期・透明バージョン【amazon.co.jp】を使いますので、キャノピーをマスキングゾルでコートしておきます。



表面処理が一通り終わったところでサーフェイサー本吹き。修正跡がきちんと消えていればこれにて下地処理は完了。





カウル加工

カウルは吸入口が省略されてますので穴を開けて再現します。

小さなパーツのため中心がほんのわずかずれただけでも穴が片寄りしてしまいますから、針などで中心をマーキングしてからピンバイスを入れます。



零戦のカウルは角を落とし、さらに溶きパテを盛ってあの独特のボリュームを表現してみました。

あんまり盛ると96式艦戦に似てしまうのでほどほどにします。





ダイブブレーキ



99艦爆のダイブブレーキの再現に挑戦。

ファインモールドのAG05 汎用アクセサリーステンレス帯金015 丸穴(幅狭)【Joshin Web】から、0.75mm幅の帯金を穴3つ分切り取り、日本海軍用の2本手すり帯金の穴に接着します。
今回使った手すりは、ゴールドメダルモデル社の PE14 1/700日本海軍空母用【ノースポート】のもの。



余計な部分をカットしてダイブブレーキ完成。
穴の裏側はきちんとパテ埋めし、表面処理を施しておきます。



主翼の裏側にダイブブレーキの支柱が入る穴を開け、パーツを接着します。ややオーバースケールですが、こうしてダイブブレーキが再現されました。実機と同様に支柱3本あります。





マーキング
まず先に機体色の塗装を説明すると、99艦爆の明灰色は愛知色なので、零戦の三菱色よりやや暗めで青みがかった色に調合しています。



日の丸はキット付属のもの。空母蒼龍艦載機を示す青色1本の識別帯はキットに付いてませんので、手持ちの適当な青デカールを細く切って使用。WAVE(ウェーブ) X・デカール ストレートライン (ブルー) 【Be-J】 なんかが流用できます。

次に99艦爆の主脚ブーツに塗られたくさび型の赤帯も再現。これも適当な赤デカールをこの形に切ったものです。



今回は垂直尾翼の指揮官機識別帯もある程度再現しました。
(帯1本=小隊長機 ・ 帯2本=分隊長機 ・ 帯3本=飛行隊長機)

ただし呼称番号(「B1231」みたいなやつ)の再現まではさすがに無理。



半光沢のクリアーでデカールをコート。
乾燥後に主脚、タイヤ、爆弾、増槽を塗装します。これらの部分の塗装を後回しにしたのは、機体とは違った質感を狙ったため。





プロペラ&キャノピーまわり

マスキングゾルを剥がしてキャノピーフレームを塗装しました。フレームは実機どおりの数だけ描くのは私の力量では不可能なので、適当に間引いてあります。

次にカウル内をメタリックグレーで塗装。0.2mm真鍮線【ノースポート】を挿してプロペラ軸にします。



ピッチ角を付けたエッチングパーツのプロペラを軸に通します。さらにブツ切りにした外形0.4mm・内径0.23mmの真鍮パイプを通して栓をし、スピナーとします。

これでプロペラ可動モデルになりました。



零戦のスピナーは砲弾型で99艦爆より太いですから、外形0.6mmの真鍮線を使い、先端にエポキシ接着剤を盛って流線形にしました。



スピナーとプロペラの表面を銀、裏面をつや消し黒に塗り、キャノピーにピンバイスで穴を開け、0.2mm真鍮線を挿してアンテナ支柱を再現しました。





完成

零戦21型。

真珠湾トリオの時に行った主翼断面に20mm機銃の穴をあけるのは、2つに1つしか成功しないので見送りました。うまく中心にあかずに主翼が欠けるんです。
カウルを一回り太くしたのはそれなりに効果ありました。



99艦爆。

ダイブブレーキ再現の効果は大きいですね。

次章では江草少佐カラーの99艦爆と、まだら迷彩の97艦攻を作ります。


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