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ハセガワ 1/700 SCALE ウォーターラインシリーズ・ディテールアップ
旧日本海軍航空母艦 赤城 制作記.
第五回: 仕上げ
ついにここまでやってきました。形もほとんど赤城らしくなり、あとは細かい仕上げだけです。


■飛行甲板と船体の取り付け

艦橋取り付け部いよいよの作業です。瞬間接着剤のサラサラタイプを毛細管現象を利用して間に流し込み、完全に接着できるまでテープで固定します。

このとき艦橋の下にあたる部分のパーツの合いが悪く、合わせ目が目立つのでパテで修正します。ここを修正しておくと、いかにもプラモ部品的な感じがなくなります。



■各銃座の取付け

25o連装機銃はリニューアルパーツを使っています。実艦は機銃の後ろには弾薬入れのような箱があり、アクセントとして模型映えするので作ってやりました。

25o連装機銃 12.7p高角砲
機銃射撃指揮装置は機銃の銃身を流用しています。左舷の12cm高角砲は砲座が腰高で大仰角をとると飛行機救助網に干渉するので、ピットロードの装備セットを使いました。右舷の高角砲にも、このとき砲身を付けました。



■艦橋、マストの取り付け

艦橋付近艦橋は取り付け後、ラッタルを前後スポンソンに取りつけます。

信号マストに関してはやはり機動部隊の旗艦らしく派手にいこうと思い、旭日旗、中将旗のほか信号旗をPCで作りました。
映画「トラ・トラ・トラ!」を参考にしたのですが、はっきりいって信号の意味はわかってません。シーンの内容から見て、多分「発艦準備」か「発艦開始」ではないかと思うのですが・・・。
ループアンテナはトムズモデリングのエッチングを使いました。

起倒式マスト
起倒マストは起きてる状態を選び、取付部のスポンソン上に起倒機をジャンクパーツで作りました。
本来、あの信号旗が出てる時はマストは倒れてると思いますが、その辺は飛行機の発艦準備中ということにこじつけたいと思います。なんせ、マストを倒すと場所をとるし、壊れやすいし。



■その他、備品の取付

飛行甲板の側面に舷側表示灯と着艦照明灯を取り付け舷側に着艦指導灯を作って取り付けます。なお、飛行甲板支柱の1番右後ろに、後続艦艇に対する十文字の信号灯があるのでこれも再現しました。
舷側表示灯・着艦指導灯 着艦照明灯 着艦指導灯
110p昇降式探照灯をとりつけますが、探照灯の天蓋を0.3oプラ板で作り取付けます。遮風柵はエッチングメッシュを使って作りました。このあたりは今ではハセガワから赤城用エッチングパーツが発売されていますので、そちらを利用したほうが良いでしょう。

艦首には旗竿、錨、菊花紋章をつけます。菊花紋章は王冠のように分厚いので、1/2〜1/3くらいに削り込んで薄くします。さらに今回は吃水線の目盛をつけてみました。

110o昇降式探照灯と遮風柵 赤城艦首付近
そのほか、ウソを承知で見た目重視で行った演出があります。艦尾の旗竿に旭日旗を付けましたが、通常航海中はおろしていたそうです。また、同じく艦尾に白色で艦名を入れてありますが、作戦行動中は判らないように塗りつぶしていたそうです。



■張り線作業

張り線ハリス用の0.3号の釣り糸を使って張り線をしました。張り方は大体三面図の通りですが、多少見栄えがするようアレンジしています。



■艦載機の製作

透明艦載機セット限定発売の日本艦載機セット(前期型.透明)がたまたま2つ売ってたので、すかさず買いました。

今回はモデルアート別冊「日本海軍機の塗装とマーキング」を参にしました。
各飛行機とも、エッチングパーツはゴールドメダル社製のプロペラ、トムズモデリングの着陸脚を使ってます。アンテナ線はない方がよいと判断したのでつけませんでした。

詳細はModel Tech Tips艦載機のディテールアップ2をご覧ください。


零式艦上戦闘機21型
零戦空母に配属された零戦は三菱製が多かったらしいので、三菱色の明るい明灰色にしてますが、ちょっと明るすぎたかも・・・。伸ばしランナーを削って増槽を作り、砲弾型スピナーをつけました。
写真は、第1次攻撃制空隊隊長板谷茂少佐機です。


99式艦上爆撃機11型
99艦爆愛知色のため三菱より濃い明灰色にしました。ダイブブレーキはよい表現方法が思いつかなかったので省略しました。
250キロ爆弾は伸ばしランナーを削って作りましたが、大きすぎたようです。800キロはありそう・・・

実際は、真珠湾攻撃で第1次攻撃隊に赤城からの艦爆の発艦はなかったそうです。(第2次攻撃隊のみ)


97式艦上攻撃機12型
97艦攻1番大変だったのがこれでした。
ハワイ作戦時の赤城搭載機は上面が濃緑黒色、下面が灰色なのでそのように塗り、胴体の識別帯が白縁付きの赤帯なのでデカールは白の上からひとまわり細い赤を貼ります。
日の丸は下地の濃緑黒色が透けるので、やはり白丸デカールの上から赤丸デカールを張りました。
なお、91式改二航空魚雷は伸ばしランナー製です。

せっかくの赤城飛行隊なので、総隊長の淵田美津雄中佐機(写真左)も作りましたが、ハワイ作戦時は水平爆撃任務だったようなので、この機体だけ爆装にしてあります。


キャノピーが透けてます。飛行甲板への取り付けは後輪の部分に真鍮線を入れて飛行甲板にも穴を開けておき、差し込み式にして固定することにしました。これならあとで外すことも出来ます。
今になって気が付きましたが、脚収納庫を塗装で再現するのを忘れてました。見えないからまあいいか・・・。
完成した飛行機は、キャノピー越しに向こうの景色が透けて見え、なかなかイケてます。こんないいもの通常販売すればいいのに。



■仕上げ

塗装のはみ出しやはがれをタッチアップして修正し、全体の質感を揃えるためつや消しクリアを全体にサッと吹きます。飛行甲板に飛行機を取り付けて遂に機動部隊旗艦の完成です。ばんざーい!



完成して2年後、赤城のモデファイを行いました。その内訳は次ページにつづきます。

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