この頁では、実際の指導について、各学年別での
   指導方法の一般的な考えについて、各種資料を元に
   必要だと思われる事項について掲載しています。
   各学年事には別けてありますが、これは一応の目安
   にと理解しいただき、ご覧いただければと思います。
   チームやその子供達の実態に応じて活用していただけ
   れば幸いに思います。
 
   また、他の頁との重複や矛盾点も多々あることかとは
   思いますが、ご容赦願いたいと思います。

    
     

   実際の指導について


    
1,4年生(初心者)の指導について
    
2,5年生の指導について 
    3,6年生の指導について 

           
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1.4年生以下の指導について
    
(1)精神面について
    1)バレーボールを初めて間もない子供達は、まだバレーボールの面白さ
    は知らないところです。バスケットボールやサッカーに比べるとバレーボ
    ールは、簡単なケームができるまでには、長い時間がかかってしまいます
    。だからある程度の時期までは、指導者との人間関係が大きなウエートを
    占めてきます。
    なるべくたくさん遊んだり、おしゃべりをしたりすることを心がけるのが
    大切です。
    「監督に会いに行く!」という気持ちで来てくれたら最高だと思います。

    2)この時期が、チームワークの基礎を築く時期だと思います。
    練習を休んだ子がいるときは、同級生の誰かが必ず連絡をして様子を
    聞くようにしておくと良いと思います。原則として全員参加の練習を行い、
    自分が休むとみんなに迷惑をかけてしまうことになるということをお互い
    に自覚できるように指導することが大切に思います。
    また、バレーボール以外にも、みんなで力を合わせなければできないよう
    な、課題をあえて与えてやることも良い方法かと思います。


     
3)マナーの習得にも大切な時期だと思います。
    あいさつ、施設や用具の使い方、休むときは必ず連絡することなど、
    これから社会生活を送る上で常識的なことについては、徹底して指導
    すべきものだと思います。特に挨拶については人間関係を築く基本だと
    思います。ただどうしても、号令に合わせた集団での挨拶は、だいたい
    どのチームでもできるのですが、一人になって自分の判断でする挨拶は
    なかなかできないのが現状だと思います。
    だから常に指導者の細やかな指導が必要になってくると思います。

    4)コートに入っている時とコートの外にいる時とのけじめをつけさせる。
    常に目的意識を持ってコートには入るように指導する。普段の生活では
    許されることでも、コートの中では許されないこともたくさんあることも、
    教えていかなければならないと思います。

    5)なるべく早い時期からバレーボールに関する知識(頭脳)を養うことも
    大切なことだと思います。なるべくたくさん試合を見させることも大切と
    思います。
    ゲームの流れを予想させたり、自分ならどこにボールを打つか考えさせ
    たり。また、分担してスパイク・サーブ・レシーブなどのコースを考えさせ
    たり、成功した数など考えさせることも頭のトレーニングになると思いま
    す。このような頭のトレーニングは、イメージトレーニングの基礎にもなっ
    ていくことだと思います。

     
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(2)技術面について
   1)基礎的な運動能力

    ・コートの周りを走りながらのボール拾い。絶対に、ボールを壁に触れ
     させないで捕球するなど・・・。

    ・筋力トレーニングでは、あまり負荷をかけ過ぎないように注意する。
     子供同士で押し合ったり、引き合ったりする運動を考える。

    ・飛び箱やマット運動を積極的に取り入れる。その他にも、ラグビーボ
     ールやバスケットボール、テニスボール、ピンポン球などの他種目の
     ボールなど、様々な道具を使ったトレーニングを工夫する。
     縄跳びなども継続的に取り組ませることも良いことだと思います。

    ・芝生や砂地など柔らかい所を、裸足で走らせる。
     そういう場所がなければ、マットの上を裸足で走らせても良いと思い
     ます。足首なども鍛えられ捻挫の防止にも役立つことだと思います。
 
    ・とにかく偏ったことは継続して行わせない。
     左右・前後・上下とも同じ回数行うように注意する。
     バランスの良い体作りが、怪我の防止につながっていくことだと思い
     ます。

    
2)フットワーク
    他の頁に掲載している各種のフットワークトレーニングを行う上での
    ポイントは、常に実践を想定してでの、構えで行うことが大事なことと
    思います。また、そのリズムについても変えながら行うと効果があります。
    例えば通常1,2,3のリズムでおこなっているところを、1,2のリズムで
    行うようにします。
    また、準備運動も兼ね、鬼ごっこなども楽しみながら行えるフットワーク
    の良いトレーニングになると思います。
    また、二人一組になり、レシーブの構えで2メートルくらい離れ向き
    合って、片方の一人がリーダーとなり、リーダーはいろいろなステップ
    や動きを行い、それと同じようにもう一人は着いて動くフットワークの
    練習も楽しんでできるのではないかと思います。

    
3)よみ(予想)
    
・壁を利用してのボールの跳ね返り(コース)の予測
     壁から2〜3メートルくらい離れて壁に向って構え、そこへ色々なボー
     ル(強弱や角度)を壁にぶつけ、そのボールの跳ね返りのコースを
     予測し、はじめはキャッチすることで良いと思います。
     慣れてきたらレシーブするようにすれば、コースのよみと一緒に
     反射的な動きも同時に狙えるトレーニングだとおもいます。


    ・
指導者の出すいろいろなモーションによる、よみのトレーニングを
     あげてみます。


     (ア)踏み出す足の爪先方向に合わせるポジショニング。

     (イ)手のひらの向きにあわせたポジショニング。

     (ウ)手首の角度に合わせたポジショニング。

     (エ)オーバハンドの指先に合わせたポジショニング。

     (オ)アンダーハンドの組み手の面に合わせたポジショニング。 

      とにかく始めはボールを使わず、指導者の動きに素早く反応して
      いるかにポイントを絞っての指導が大切かとおもいます。
      遠回りするようですが、このような練習を行い動きを身に付けると
      ボールを使ってからの進歩が早くなりますし、フォーメイションの
      理解も断然早くなります。

     
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    4)パス
     当然ですが、まず正しいフォームを身に付けさせることが大切です。
     先ほども「よみ」のところでも述べたとうり、初めからボールを使わ
     ないほうが良いと思います。
     どうしても初心者はボールだけに気を取られてしまい、自分自信の
     身体がどうなっているか分からなくなってしまうからです。
     また、遠回りをするようですが、ある程度フォームが身についてから
     ボールを使った練習に移るべきだとおもいます。
     ボールを使っての練習では、初めから遠くへ飛ばすことよりも、
     緩いボールで近くに目標を置き、そこに正確に返すことを重点をおき
     ます。距離は段々と伸ばしていけば良いことだとおもいます。
     この段階では、マン・ツー・マンの練習が基本になるとおもいます。

    
1)オーバーハンドパス
    (あ)ボールキャッチから始める。ポイントとして、ボールをキャッチ
       する際、膝をしずませる。ボールを迎えに行かないように気をつ
       ける。 ボールの重さを指先に感じることが大切です。
       初めはキャッチした形で一旦動作を止めさせる。
       次に膝のばねを使ってボールを飛ばす。段々とボールを止めて
       いる時間を短くしていく。

    (い)遠くに飛ばすことを要求しない。低めの直上や近距離での
       対人パスを行う。

    (う)膝を使った壁打ちは、リズムをつかむのに有効。
       ボールに触れるポイントも定まると思います。

    (え)ジャンプパス

    (お)ヘディングパス。体の正面でボールをとらえる練習になると
       おもいます。
    
    (か)ランニングパス。始めはワンバウンドボールから行ったほうが
       良いと思います。


    
2)アンダーハンドパス

    (あ)ワンバウンドさせたボールを組んだ腕に乗せることから始める。
       膝のばねを使って沈み込まないと、ボールは弾んでしまい上手く
       いかない。次に止めないで軽く直上に打ち上げる。
  
    (い)ワンバウンド対人パス

    (う)ランニングパス
      オーバハンドパスもアンダーハンドパスも打った後必ず足を送る
      ことが大切になります。自分の打ったボールに着いて行くような
      意識を持たせるのが大切です。

    
3)レシーブ
      レシーブで最も気をつけなければいけないことは、腕を組んで
      ボールが来るところに移動するのではなく、まずボールの正面に
      素早く移動してから腕は組むということだと思います。早々腕を
      組んでしまうと肝心なときに腕を振ってしまうという結果に多くが
      なっていきます。
      また、よく言われています「足を止めたままのレシーブは良くない!」
      で「レシーブは走り抜けてのレーシーブが良い!」ですが、ここで
      「走り抜ける」ということについて誤解が多いと思います。
      ただ走り抜けて腕を組めば、それでレシーブができるわけでは
      ありません。ボールを捉える直前の体の
「ため」が大切になります。
      また、レシーブでは最後の一歩のスピードが大切になります。
      レシーブするボールが強ければ強いほど、その最後の一歩の
      スピードもボールに負けないような踏み込みをしなければなりま
      せん。
      後はボールの下に腕で作った面を滑り込ませれば、腕など振ら
      なくても勝手にボールは上がっていくものだと思います。

      
練習方法として
     
1)ゆるいボールを少し前に出してやる。自然に踏み込めるようにる。 
       初めからスピートがあるボールでは、初心者は踏み込む時間が
       取れない。ここでは絶対に下がらなければ取れらいボールは出
       さない。
     
2)下がりから前へ出てのレシーブ。
     3)左へ開きながら右へ戻ってのレシーブ
       右へ開きながら左へ戻ってのレシーブ
     4)連続走りこみレシーブ

         
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4)サーブ
    
あ)まずトスを安定させる。 手だけで上げるのではなく、膝で上げる
      という感覚が大切だと思います。同じ高さで、同じ所にボールが
      落ちるように上げる。その時、ボールが上がって下がるときの一瞬
      ボールが止まる所をよく見させる。
      ポイントとして「ボールがシャボン玉だと思って割らないように
      そお〜っと上げてごらん」などと、子供がイメージしやすいような
      言葉かけも工夫すると良いと思います。

    
い)近い距離から、狙った所にめがけて打つ。体育館の壁に目印を
      付けてでも良いと思いますし、ネットの白帯、また、アンテナにゴム
      を張って、その間を通過させるなどでも良いと思います。
      5本連続してできたら終わりというように目標を持たせてやると
      効果的だと思います。

    
う)平均台や飛び箱の上などの幅の狭いものの上で打たせる。
      バランスが悪く頭がふらつくと落ちてしまいます。軸がぶれなくなる
      と床と同じように打てるようになります。

    
5)スパイク (スイング、ステップ、空中動作に分けて指導す。)
    
(1)スイング
     ・タオル振り、ハンカチつかみ、テニスボールつかみ、など・・・
     ・静止ボール打ち(左右、利き腕と反対の腕でも打たせる。)
     ・ボールたたきつけ
     ・連続壁打ち
      肘の位置が下がらないよう気をつけて、弓をひくように後ろにひく。
      無駄な力を入れない。最初から力任せに強いボールを打とうと
      すると肘が下がってしまう。軽く手首を返してミートして、ボールに
      ドライブ回転をつける。このときミートポイントが、ばらけていないか
      チェックする。
      後ろ足に確り体重を乗せてから、前に踏み込んだ足に体重を移す。
      踏み込んだ前足に体重がかかった瞬間にミートできるように注意
      する。
      打ち終わった後は、自然に後ろ足が前にでてくることで確認できる
      はずです。
    
(2)ステップ
     ・2歩
     ・3歩、4歩(予測の足、決断の足)
     ・大股助走
     ・ステップからスイングへ(ネット上の静止ボール打ち)
    
(3)空中動作
     ・ジャンプからボールたたきつけ
     ・ボールキャッチしてからのボールたたきつけ
     ・ジャンプして、ヘディング
     ・打つ(利き腕)と反対の腕の引付と体の締め
    
(4)その他
     ・呼吸も大切に(跳ねる時に吸い込んでミートの瞬間に一気に
      吐き出す)
     ・開き(スパイク後、レシーブ後、ブロック後)
     
     
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 2,5年生の指導について
 

   
(1)精神面について
    
1)個人的な目標のほかに、チームとしての目標を持たせるようにする。
      バレーボールは集団競技であるから、この点が大切になると思い
      ます。
      極端な言い方をしますと、個人の目標は、チームの目標を達成する
      ためのもので無ければならないと思います。

    2)試合への出場が多くなるにつれて、試合に出れる機会に差が出て
      くる。
      試合に出た、出なかったということだけで価値を判断していたのでは、
      チームとしては成り立たなくなると思います。各自にそれぞれの責任
      を持たせることが必要になってきます。
      そのために、それぞれに役割を与え「私がいなければチームが困る」
      という自分のチーム内における存在を感じさせてやることも大切に
      なってくると思います。
      指導者は、それぞれの子供がその試合でエースとして、キャプテン
      として、レシバーとして、何々係りとしてなど、自分の役割をしっかり
      果たせたかどうかで、評価すべきだと思います。
      試合に出ている子供だけが偉いわけではありません。
      レギュラーと補欠という言葉は、親も指導者も絶対に使うべきでは
      ないと思います。
      普段の練習でも同じだと思います。その時に自分のできることを
      どれだけやろうとしているかが大切です。例えば自分は怪我で
      練習はできなくても、ボール拾いやボール渡し、下級生の指導など
      その時にできることを自ら見つけてやれる、そのことが皆から評価
      されるべきだと思います。
      一人ひとりの子供が、今チームのためにできることをやろうという
      姿勢をもっているチームは黙っていても強いチームになります。

    3)豪快に決まるスパイクにどうしても目が行きがちではありますが、
      その前にあった素晴らしいレシーブ、トス、また、練習でエースの
      スパイクしたボールを拾って協力したこの苦労は忘れがちであり
      ます。
      1点を取るまで、1勝するまでに誰が一番頑張ったのかを正しく
      判断できる目を育てていきたいものです。このことが、他者への
      思いやりを育て、自己への厳しさを育てていくものだと思います。

          
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(2)技術面について
    1)つなぎ
     レシーブか、トスか、カバーかの判断力を養う必要があります。
     前のプレーヤーがボールに触ってから判断し動いていたのでは
     遅い。前のプレーヤーに入るボールを見て判断しなければならない
     と思います。つまり、2打目のつなぎを行うには、1打目が出てから
     では間に合わない。相手のアタッカーなりサーバーが打ったボール
     の軌道とそれに対する仲間のレシーバーの動きを見て第2打目を
     予測しなければなりません。

    
2)ブロック
     始めから2枚ブロックは飛ばせないで、二人ブロッカーを作ろうと
     思うのなら、まずは、一枚ブロックで、アタッカーと一対一の勝負を
     させる。
     次に、Aさんはセンターとライト、Bさんはレフトというように分担させ
     てブロックさせる。これも一対一の勝負となります。
     これである程度跳べるようになったら、センターとライトはAさんを
     基準としてBさんはそれに合わせて跳ばせる。レフトはBさんを基準
     としてAさんはそれを基準として跳ばせる。

    
 (あ)まずは跳ねずにフォームを確認し作る。
        腕の出し方、肘の締め方、角度のつけ方、片手から両手へ・・・
     
(い)点のブロックから面のブロックへ
     
(う)いろいろなステップを練習する。(サイド、クロス、ランニング)


    
3)スパイク
      コートのいろいろな位置から打たせる。
      また、決まりきったトスばかり打っていると、試合では打てなく
      なってしまう。また、同じ場所で打つ時にも、真中、右、左とコース
      を打ち分けさせるようにする。始めは、あらかじめコースを決めて
      おくが、慣れてきたら跳ねた瞬間に指示を出してやり打ち分けさせ
      ることも大切です。
      指導者が上げたボールばかりではなく、セッターからのボールを
      多く打つようにするのも大切です。ただし、フォームを固めたり
      チャックする時には、指導者が上げた安定したトスを打たせた
      ほうが良い場合があります。

    
4)サーブ
      フローター、サイドハンド、オーバハンド、ドライブなどいろいろと
      打たせてみてから、子供の特性を見て決める。
      できれば、一人2種類のサーブが打てるといいと思います。
      なるべく高い打点から打って、ボールの軌道に山が出ないように
      すると一般的に相手に取りにくいサーブになりやすいです。

      また、天井サーブなどは落ちてくるまでの時間がながいサーブなど
      も相手の取りにくいサーブになりやすいし、リズムを狂わせるのにも
      有効だと思います。
      相手のリズムをくるわせる目的として、現在は
8秒間のルール
      ありますので、
8秒を有効に使い、個人でもいろいろなリズム(秒間)
      で打てるよう身につけたいことです。
      ここで注意しなければいけないことは、十分練習と練習試合などで
      実戦を積み、
自分や自チームのリズムが崩れないように、確りと
      リズムを身につけなければならないことです。

    
5)フォーメーション
      これが、チームが伸びるかどうかの重要なポイントになります。
      子供の特性を考え、工夫することが大切です。
      指導者自身がよく理解してから子供に伝えるようにしなければ
      いけません。あたりまえですが指導者自身が分かっていないと、
      子供はもっと分かりません。
      細かいところを修正することはあっても、練習試合のたびに変わる
      ようでは子供は混乱するばかりであると思います。
      指導者は、なぜ、そういう動き(約束)をするのか、自分なりの
      理論付けを行っておくべきだと思います。

    
(あ)サーブ・レシーブ
       一度に全員を入れて行っても能率は上がりません。
       一般的にコートの中には、3人の三角形のパターンが3個できる
       はずです。そのパターンごとに分けて、1つづつ組み立てていく。
       3パターンごとに行えば、それぞれの動きも良く見え、子供達も
       確認しやすく指導もしやすくなると思います。

    
(い)スパイクレシーブ
       この(スパイクレシーブ)については、無数のパターンがありすぎて
       文章としてご説明するには難しいことですので、省かせていただき
       たいと思います。
                   
大変申し訳ありません。

    
(う)攻撃
       フリーポジション制になり、攻撃のバリェーションも豊富になって
       きました。しかし、理想的なチャンスボールが来て、時間差や
       移動攻撃が決まるなんていうことはそうあることではありません。
       それよりもレシーブが乱れた時や勝負を決める時の事を重点に
       置いた練習を心がけるべきだと思います。とにかくチームの
       エースにつないでいくことを中心に練習すべきだと思います。
       エースには2打目を触らせないような、チームの約束事を決めて
       努力したいものです。

    
6)ゲーム形式の練習
      実戦を想定して、ゲーム形式の練習を積極的に取り入れるべきだと
      思います。

    
(あ)得点を想定してのゲーム
       18対18や20対19など・・・

    
(い)少人数でのゲーム
       二人対二人、三人対三人など・・・

    
(う)制限を加えてのゲーム
       チーム構成員などの事情により、下級生とやらせる場合、ブロック
       には跳ばない、サーブは利き腕と反対の腕で打つ、得点を3倍に
       するなどのハンディを付けておこなう。

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    3,6年生の指導について

    (1)精神面について
    
1)チームだけではなく団のリーダーとしての自覚が求められます。
     自分の事だけでなく、下級生の面倒をも見れるようにならなくては
     いけません。指導者が6年生に指示を伝え、下級生には6年生から
     指示を出させるようにするなど、自分の立場を自覚させる場をなるべく
     多く設定してあげるようにします。

    
2)今までの努力を実らせる時期だと思います
      つまらない怪我や風邪は、自分にとってもチームにとっても禁物です。
      普段の生活の食事や睡眠、マッサージ(ストレッチ)など自己の健康
      管理能力も必要になります。
      最近気になりますのは、練習の時の服装です。冬の時期は高学年に
      なるほど厚着であるということです。寒い冬でも、アップが終わるころ
      には身体も温まってきます。各自で調整すべきだと思います。
      地域差がありますので一概には言えませんが、一年を通して半袖か
      長袖のTシャツで十分かと思います。それでも寒いようでしたら、練習
      内容か練習態度に問題がある場合があります。

    
3)感謝の気持ちを持つ
      自分たちがこうしてバレーボールができるのは、いろいろな人に
      支えられているからだということを理解させることも、この時期
      大切です。その理解が、プレーの直向さとして現れてきます。

    
4)コート内では、自分たちで指示を出し合い試合や練習が進められる
     ようにする。
指導者の指示が出なくては動けない、何もできないでは
     困ります。

    
5)今の自分にできることと、できないことを自覚する心。そこから努力が
      始まっていくことと思います。

   
(2)技術面について
    
1)スパイク
    
あ)ブロックアウトを狙ったスパイク
      この時期になると、どのチームも仕上がってくるので、ノーブロック
      でスパイクを打てることは少なくなると思います。特にエースアタッ
      カーはマークされているので、時には相手の3枚ブロックを打ち抜か
      なくてはならないこともあります。コースをきって相手コートに打ち込む
      ことも大切ですが、これだけでは相手ブロックに捕まってしまうケース
      も増えてきてしまいまので、ブロックに当ててコート外に出すことも
      必要になってきます。
      よく見かける光景ですが、ブロックに捕まりだすと弱気になって
      ブロックをよけてアウトにしてしまうことが多いです。
      こんなときには、自分から思い切ってブロックにぶつけボールを
      コートの外にはじく技術の習得も、エースアタッカーとしての技術と
      して不可欠なものであると思います。普段からスパイク練習は
      ブロックをつけて行うことが大切だと思います。

    (い)組み立てを考えたスパイク
       この時期、相手のレシーブ力が上がってくると、1本のスパイクで
       ポイントになることも少なくなってきます。同じ位置から同じコース
       ばかり打っていたのでは、ブロックに捕まったりレシーバに読まれ
       てしまいます。
       そこで、ストレートに続けて打って相手フロックとレシーブを外側に
       寄せておいて、クロスのスパイクで決めにかかるというように、
       スパイクにも組み立てが必要になってきます。
       少なくとも組み立てのなかでチーム全員が3本前までのスパイクを
       どこへ打ったかくらいは覚えていなければいけません。

    
2)トス
      セッターも多彩なトス回しが要求されるようになってきます。
      いろいろなトスを練習させる。同じレフトへのオープントスでも、
      ネットからの距離をずらすことによって、相手ブロッカーのタイミング
      をずらすこともできます。ブロックに捕まりだしたら、普段よりネット
      からトスを離してみると効果が得られることもあります。
      セッターはできるだけボールを引きつける。そうしたことで相手
      ブロッカーをぎりぎりまで自分に引き付けておけます。
      また、小学生にジャンプトスについては賛否両論あるとは思い
      ますが、アタッカーのタイミングも合わせやすいことなどから
      ジャンプトスもできるようになれば有効です。
      ツーアタックなどの練習もしておくと良いと思います。
      セッターもいいろなことができるようになれば、気持ちの余裕もでて
      良いトスが上がるようになります。

    
3)ブロックカバー
      大きなウレタンマットや市販のブロック板、なければパイプいすなど
      の器具を使って連続してできるように工夫する。

    
4)オーバハンドレシーブ
      近年、第一打目のハンドリングが緩和されましたので、相手からの
      一打目のダブルコンタクトの反則は無いと思っていいと思います。
      ですからサーブレシーブでもスパイクレシーブでも、もっと有効に
      オーバーハンドでのプレーを積極的に使用したほうがいいと思い
      ます。
      まず利点として守備のラインが浅くなるため前にボールがおちにくく
      なる。また、チャンスボールの処理もオーバーハンドを使ったほうが
      攻撃のリズムも作りやすいと思います。

    
5)練習試合(別頁にも掲載済み)
      練習試合の目的については、チーム、選手の交流を深める
      ・個人技術の完成度、修正点のチェック・チーム完成度、修正点の
      チェックなどのがあげられると思いますが、注意しなければなら
      ない点をここではあげたいと思います。


      
注意点について
      ただ数をこなせばいいというものではないし、ただ勝てばいいという
      ものではないと思います。必ず各セットごとの個人の課題、チーム
      としての課題を決めて望まなければ意味があまり無いものとなって
      しまいます。
      その課題によっては、サーブを弱めに打って相手からの攻撃からの
      レシーブ、フォーメイションの確認などを狙いとし行ったり、ある決まっ
      たコースにスパイクやサーブを打たせたりすることも必要ではない
      かと思います。これまで行ってきた個人技術の確認、フォーメイション
      の確認など、チームプレーのいろいろな場面をできるだけ作りだして
      の確認、修正の場にしていきたいものです。

     また、
記録をとって客観的なデータを示し、子供に自分のプレーを
     自覚させるのも大切です。できればですが、
ビデオを撮って後の
     ミーティングなどで視覚資料を活用
できれば大変効果的に伝えられ
     理解できることと思います。
     実際、得点が自分たちが取ったものでなく、相手のミスで入っている
     ことも良くある事ですので、自分たち(チーム)はどうやって得点して
     いるのか、
自分たちの得点方法、得点パターンを知ることが指導者
     には大切
なことだと思いますし、それが子供たちにも理解、確認が
     できれば、最高のものになっていくと思います。

     ただ、子供達もある意味単純なところもあるのが事実ですので、勝てな
     かったチームに、勝ったという喜びが自信につながり、よい結果が
     得られるというのも事実ですので、「ただ勝つ」も完全には否定できる
     ものでもないと思いますが、
注意しなければいけないことは、ここでも
     あげているように練習試合では
相手チームが、「何を目的(狙い)とし
     プレーしているか
のある程度の分析も必要になってきます。

     指導者は客観的にチームおよび個人また相手チームを分析し
     練習試合に臨まなければならないし、次からの練習の課題探しと
     向上の場にしていきたいものと思います。

    
お断り
     以上、各段階別(学年別)の指導の考えについて各種資料資料など
     参考にし、掲載してみましたが、この頁の内容については、他頁
     の内容との矛盾点も多々あることかとは思いますが、こんな考え方
     も他にあるという部分でご容赦願いたいと思います。

         
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  もくじ・・・
(下の中から選択してご覧下さい。)
   
その1・・・練習の種類 (1,ウォーミングアップ 2,動きづくり 3,体力づくり)
 

       
その2・・・練習の種類 (4,基礎練習 5,応用練習 6,練習試合

      その3・・・科学的トレーニングについて (参考までに・・・)

      その4・・・小学生バレーボールの考え方について

      その5・・・ジュニアのコーチングについて 

     
その6・・・段階別(各学年)指導方法について 

     
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