Nudibranchia ドーリス目
 Phyllidiidae イボウミウシ科   
 和名;キイロイボウミウシ
 英名;Ocellate phyllidia
 学名;Phyllidia ocellata

 体長;45mm
 観察地;サウスビーチ 他
 深度;-4.5m
 観察日;2003年2月25日


 今月は、このエリアでの初確認種もあったが、色彩的にはあまりパッとしない(大きなお世話だろうが!)し、地味な奴が続いた後なので派手なこいつにした。
 多分誰でも知ってるし、手にとって見たダイバーも多いのではないだろうか?確かに水中に限らず、生物にはむやみに手を出すものではなく、私もある一部の生物(或いは、ある生物の一部?)に『手を出した』ばかりに痛い目にあったことがある。
が、このキイロイボウミウシという奴は、ついつい摘んでみたくなる色形と触感(食感ではない)をしている。そういう意味では最も親しまれているウミウシではないだろうか?!
 その独特の色彩とシルエットで、簡単に見分けることができるが、実は配色やイボイボのつき方など、かなりのバリエーションがある。その気で観察するととても奥深く面白い種で『今月のうみうし』に選ばれるのが遅すぎたくらいだ。

 追記。
 この原稿を書き終えた後、月末の28日に思わず「おっ〜!」と声を出してしまったほど『稀な奴』を見つけた。残念ながら、というかこのキイロイボウミウシも気に入りの奴なので、そいつは来月に紹介することにした。お楽しみに!!
 従って今月の『今月うみうし』は2月1日分から2月27日分まで。


(参照)
「ウミウシガイドブック」小野篤司著 p-124
「1001 NUDIBRANCHS」 Neville Coleman著 p-94,95
「ウミウシ学」平野義明著