写真1 背中のヒラヒラを閉じている通常の状態。

写真2 背中のヒラヒラを広げている状態。

Sacoglossa    嚢舌目
Polybranchidae カンランウミウシ科
和名;不明
英名;BLACK AND GOLD CYERCE
学名;Cyerce nigricans

体長;40mm
撮影地;フィッシュフィンガー
深度;-15m
撮影日;2002年9月22日



 久しぶりにこいつは凄いと思う奴を発見。他の地域ではどれだけレアなのかは解からないが、私のフィジー生活6年において初めて確認した種。それもこんなに目立つ色形をして、しかもフィッシュフィンガーという、頻繁に潜っているポイントにこんなのがいたとは!但しここフィッシュフィンガーはマナ島の南側に面しており、随分前には超特大のマンボウが流れ着いたこともあり、何が当たるか?潜ってからのお楽しみというポイントで、特に南風の当たる冬場は的中率が高い。
 この種は、日本の図鑑では確認できず、ネビルコールマンの『1001NUDIBRANCH』で確認。英名はこの仲間を表す「CYERCE」にブラック&ゴールドがついただけのシンプルだが解かりやすいもの。和名は不明。撮影していると背中のヒラヒラを勢いよくバタバタさせた。威嚇しているのか?またそのヒラヒラは触ると簡単に千切れる。そういう方法で身を守っているのだろう。
 
(参照)
「ウミウシガイドブック」小野篤司著
「1001 NUDIBRANCHS」 Neville Coleman著 p-134
「ウミウシ学」平野義明著