Nudibranchia   ドーリス目
Doridacea ドーリス亜目
Phyllidiidae   イボウミウシ科
和名;タテヒダイボウミウシ
英名;VARICOSE PHYLLIDIA
学名;Phyllidia varicosa

体長;100mm
撮影地;サウスビーチ
深度;-5.5m
撮影日;2002年6月28日

観察日;2002年6月

 ここ何回か砂地に生息する「カノコキセワタガイ科」のウミウシが続いたので、今回はなににしようか?と迷っていたところ、月末近くなって、でかい「タテヒダイボウミウシ」を見つけたので、その場で決定。翌日カメラを持って潜ったら、ありがたいことにまだそこにいた。イボウミウシの仲間は動きが少ないのでこういう時には助かる。でも見つけるまでも、毎日その辺りはチェックしていたのに、それまではどこにいたのだろうか?しかも一匹見つけて辺りを見渡すとすぐ近くにもう一匹いた。しかもどちらも本当にでかい!こんなに目立つのに、どこに隠れていたのだろう?
 この種は色や模様の個体差が激しく、近似種の「ソライボウミウシ」などとの見分けは困難だが、小野篤司氏の「ウミウシガイドブック」によると「本種は背中真ん中の縦のイボ列に黒色線が見られず、その両側を通る」とあり、またネビル・コールマンの「1001NUDIBRANCHS」にも今回のものに近い、黒い地色の面積の広いものが掲載されている。だからこいつは「タテヒダイボウミウシ」に違いない。実際にはもう少し青い模様の面積が広いものの方が多い。

写真3は以前に撮影した若い個体。サイズは約50mm。


(参照)
「ウミウシガイドブック」小野篤司著 p-123
「1001 NUDIBRANCHS」 Neville Coleman著 p-91