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2匹目の仔犬

多頭飼いについて、インターネット・本等で調べたところあまりにも情報が少なく、個人のHPも『2匹目を迎えたその日から2匹は仲良しで〜す』的な物ばかりでした。
そういうケースがほとんどだろうけど、でも、皆が皆、初対面からうまく行くとは限らない訳で。我が家みたいな少数派さんも、絶対いると思うんです。
そういう悩める少数派さん・これから2匹目を迎えたいという方の、少しでも参考になればと思い、このHPを作りました。
2匹目を迎えるにあたっての心構え・準備等、本当に知りたかった事がほとんど分からず仕舞のまま、2匹目を迎えてしまった我が家。我が家のような失敗を少しでも回避する手助けが出来たらいいなと思います。
尚、全て自己流ですので、全部を真に受けず「こういうのがいい(向いている)家(犬)もあるのね〜」位の気持ちで読み流して頂ければ幸いです。

それまでの環境
『2匹目』に触れる前に、最初から飼っているイヌを含めて2匹目が暮らすことになる環境を紹介。

先住犬『トイ』
生後約1年経ったオスのヨークシャーテリアを義母が知人から譲り受けて来たのが今から5年ほど前。
その後は義母のイヌとして飼われていたのでした。
貰ってきた時点で、1歳にもなるのにトイレのしつけも全く出来ておらず、毛玉が出来るからと丸刈りに近い状態に毛を刈り込まれて、そのせいでガリガリだったため、ひろぽその第一印象は『わぁー、今度のイヌ、可愛くなーい』だったとか。
そのイヌをずっと義母が面倒見ていたのだけど、何しろ、トイレを覚えてないという事で、昼間は外犬として庭の小屋につながれて、夜だけお情けで家の中のケージに入れてもらっていました。仮にも血統書付きのヨーキーだのに。
特に義母とは相性が悪いのか、義母に歯をむく事が度々あったため、義母はすっかり恐怖心を持ってしまい、朝晩のエサやりと散歩以外は接触がない、という状態が何年も続いていたのでした。
毛も毛玉が出来るまでほっとくので、半年に一度行く美容院でほぼ丸刈りにされ、よって丸刈りかボサボサかの両極端。
そんなイヌを可哀相に思い、私たち夫婦が引き取り、2階で飼う(ちなみに2世帯住宅ではナイ)事にしたのが今年の1月。
年末に美容院に行ったばかりにも関わらず、既に納豆くさかった為、美容院でシャンプー。
環境(ケージやベッド、エサ入れ、ペットシーツなど)の用意をして、いよいよ夢にまで見たイヌのいる生活のスタート。

先住犬『トイ』

トイレを覚えるまでの数日間は、ケージの中に閉じ込めっきりでした。
昼間は二人とも仕事をしているし、仕方なかったのです。
そのかわり、夜、トイレをしたらケージの外に出して遊んであげる事にしたら、徐々にトイレでおしっこをする回数が増えて来て、その度に外に出す時間も少しずつ長くしていきました。
その内に、かなり長い時間、ケージの外に出しても平気になり、あまり長い時間になると(目安として2時間)一旦ケージの中に戻して、おしっこをしたらまた外に出してあげるという事を繰り返しました。
そのパターンが定着して来ると、なんということでしょう(by ビフォーアフター)、おしっこをしたら「ワンワン」と自分で教えるようになったのです。ううう。
もちろん、ここまで簡単にいった訳ではありません。
最近調子いいな〜と思っていると、ケージの中は中でもトイレにはしないという事が続いたり。
けど、失敗しても怒っちゃダメで、何食わぬ顔で後始末(綺麗に拭いた後ファブリーズ)。
そりゃ内心むかっ腹立ってますよ?でも、怒るのはご法度だそうです。
昔は、どこの家でもおしっこした場所(失敗した場所)に頭を押し付けて「ダメ!」なんて教え方をしていたようですが、今のイヌのしつけの主流は『怒らない』『褒める』しつけだそうです。
どちらがいいかはその家その家で違いますが、我が家は怒らないしつけで結構うまくトイレをしつけられたかな。
トイレをクリアした後は、部屋の中で放し飼いです。トイレのあるケージにいつでも行けるようにして、お好きにどーぞ状態。それでも、ちゃーんと自分でトイレに行きますよ。   

すごいデショ?これがあの、同じイヌ?って位に大進歩です。
『トイレも覚えられないバカイヌ』がひろぽそ家での定説でしたが、見事覆しました!
ちゃんとしたしつけもしないで、そりゃないよ〜ですよね。

それでも最初の内は、人間が家にいる時のみの放し飼いで、仕事に行く時はケージに閉じ込めたりしていましたが、この時期はそんなに長くなかったと思います。わりとすぐに次のステップ(仕事に行ってる時も放し飼い)に進んだかな。
よっぽどの事がないと失敗はしません。
よっぽどの事というのは長い時間外出したり、訪問客が多かったり・・・等ですね。そういう時は嫌がらせでわざとトイレ以外の場所におしっこをします。

このワンコが、自分の事を人間と思っているらしく、散歩の時に他の犬にでも会おうものならもータイヘン!! 最初は後ずさりとかしてるからいーんです。よくないのはその後。逆ギレしてパニック。「わわわわわわわわわ」(ちなみにホントにこう言ってる)と大騒ぎ。
2匹目が来たのはこんな環境の家でした。

◆2匹目計画
1匹目のワンコがどうやら普通のイヌと違う(自分以外の他のイヌに敵意を抱く)・・・と気付いた頃に、イヌ雑誌の読者からの投稿欄に「最初はどーしようもないワガママ犬だったけど、2匹目が来たら自然にいい子に。2匹ともとっても仲良しです。」という写真付きのお便りが掲載されていて、そうか!その手があったか!と膝を打ったのでした。
それから、私たち二人の頭には2匹目に迎える可愛い仔犬の事でいっぱいになってしまいました。どんな犬種にしようか、どの店で買おうか、仔犬を飼う環境はどうしようか、名前は?・・・悩みは尽きません。
でも、それが楽しくて仕方ない時期でした。
今思えば、その夢だけで終わりにしておけばよかったのかもしれません。
まさか、Setsuに至難が待ち受けていようとは、その時は知る由もなかったのです。

毎日毎日、インターネットで色んなペットショップやブリーダーのサイトを覗いて、あーでもないこーでもないと楽しく言い合っていました。
そんなある日、ひろぽそがぽつりと言ったのです。「俺、むかしっからドーベルマンに憧れてたんだ〜」と。
ドーベルマンで検索したところ、あるペットショップのサイトに釘付けに。
そのペットショップはチェーン店で、関東圏内に何店舗もあるようなショップでした。ウチのすぐ近くにも店舗があります。
犬種ごとに検索が出来、全店舗の検索した犬種が一度に見られるというスグレモノ。
ドーベルマンで検索すると、全店舗合わせて5〜6匹はいたでしょうか。
その中に我が家から車で10分位の所にある店舗にも、いたのです、ドーベルマンの仔犬が!
折りしも明日は土曜日。本物のドーベルマン、見た事ないし、行ってみようか?
そんな気軽な気持ちでペットショップに行ってみたのでした。

いましたいました。
色はチョコレート、目の色がちょっと不思議な雰囲気のその仔犬は、一番下の段のガラス張りのケージの中でおとなくしく伏せをしていました。
お店のお姉さんに出してもらって抱いてみると、なんともおとなしい!
その上顔をペロペロしたりしてとってもフレンドリー。
ひろぽそ、イチコロです。やられちゃいました。
私Setsuも、とっても不思議な瞳の色にちょっぴりやられ気味。
でも、しっかり他の仔犬もチェックチェック。あのパピヨン、出してもらおうか?等と思っている私の耳元で「買っちゃおうかー」の声。ドーベルにやられちゃってるひろぽその声でした。
お金を出すのはひろぽそ(お小遣い)だったので、一もニもなく決定。
一応言っときますけど、このイヌ、Setsuの誕生日プレゼントだったんです・・・・・・
ほとんど衝動買いのようなこのイヌが・・・

それは突然やって来た
普通はその場では連れて帰らないみたいで、あちこちに『売約済み』のシールが。
ウチもそうしようと思えば出来たんです。最大2週間までお預かりしますとお姉さんも言ってたし。
私は1週間預かってもらえばゴールデンウィークになるからそうしようと言ったのです。が、連れて帰ってしまいました。
ケージは100均で買ったネット状のパネルを結束バンドで固定したもの。
それを、私たち夫婦が住んでいる2階(何度も言うようだが、2世帯住宅ではない)の居間のパソコンの横に設置。
中には、やはり100均で買った、一番大きくて薄い脱衣カゴ?水切りカゴ?みたいなカゴの中にペットシーツを敷いてトイレにしました。
ちなみにエサ入れ・水入れ、首輪・リードに至るまでぜーんぶ100均。   

でも、首輪は何故かすぐにポロッと落ち、自然とイヌのおもちゃになっちゃってました。
「何で遊んでるの〜?あれっ、首輪じゃん!!なんでぇ?!」って感じで。
100均だから駄目というのじゃなく、たまたま不良品をつかんじゃったっていう印象でした。
リードは丸いロープタイプの一番太い物でしたが、かなり引っ張りグセのあるイヌだったため、手に食い込んで痛くてたまらないという理由から、平たいナイロン製の物に買い換えました。
大型犬には平たいタイプのリードの方がいいみたいです。


→これが平たいタイプのリード


うちで買ったのは、蛍光の糸が織り込んであり、夜道で車のライトに照らされると光って見えます。


初夜
我が家にやって来ても、全然動じた様子のないこの仔犬。
最初は落ち着かなくて、部屋の中やケージの中をクンクンクンクン嗅ぎ回ったり、甘えた声でクゥーンなんて鳴いちゃうのかな?と思うでしょ?
ぜーんぜん!
やっぱり大型犬はそこいらの仔犬とは違うわ!と思ったものです。
ところが、夜になって部屋のケージの中に一人取り残されると、夜鳴きが・・・
それも体が大きく声も野太いので、私達はいいけど、1階で寝起きしている義母とお隣りさんに迷惑がかかるのでは?と気が気でありませんでした。
翌日さっそくお隣りさんにはお菓子を持ってご挨拶に。
でも、夜鳴きはその1回だけ。ちょっと拍子抜け?でも、静かな分にはいっか〜。

命名
そうそう、大事な名前について触れていませんでした。
実は買う前から決めていました。
ひろぽそが日本チックな名前、それも古風なのがいいというので、考えましたよ、仕事中に。
候補にあげたのは、〇〇乃(例えば雪乃とか)・紅緒・〇〇奴(例えば貞奴とか。読み方はこの場合だとサダヤッコ)。みごと全部ボツ。でも、かわりに紅緒からヒントを得て、『蘭丸』に決定。
飼うのはメスって決めてるのに、いーのか、ひろぽそよ、そんなんで?!
男名前のせいか、とても立派なワンパクに育っています。
やっぱり雪乃とかの方がよかったんじゃ・・・皆まで言うまい。

もう1匹の候補
実は、ドーベルマンの名前が挙がってから、もう1匹迷っていた大本命がいたのです。
それは、ミニチュアピンシャー。
ご存知ない方もいらっしゃるといけないので、簡単に触れますと、体高26〜30センチの小型犬で、断耳するとドーベルマンにそっくりになります。(詳細画像
見た目はドーベルマンそっくりで小型犬というところに惹かれ、最後までドーベルマンと迷っていました。
ドーベルマンを見に行く前に同じショップに見に行った事もありました。
その時は、あまりの華奢さに「すぐ骨折っちゃいそうでこわい〜」というのと、キャンキャンキャンキャンうるさいので、「近所迷惑だよ〜」という2点で躊躇して、すぐには購入しなかったというのがいきさつです。
今になってみれば、やっぱりミニピンにしときゃあよかったという気持ちも、正直言って少しあります。

ご対面
そして、いよいよトイと蘭丸、2匹のご対面なのですが、ドベがやって来た当日はやはり先住犬がパニクってしまい、後ずさりをはじめました。
「何にもわからな〜い」の仔犬の方は、その調子でぶっとい前足をポンと気軽に先住犬の背中にかけたもんだから、パニックは最高潮に。『ぶったね?親にもぶたれた事ないのに!(byアムロ)』てな感じで、「わわわわわ」と後ずさりしながらフェイドアウトして行ったのでした。
こりゃあ失敗か?!早くもそんな予感を抱いたのですが、『そんな事ないよね〜、初対面だからびっくりしただけだよね?』と思い込もうとしたのでした。
仔犬の方がもう少し落ち着いてから、再度対面させてみようという事になりました。
結果から言うと、何ヶ月経ってもダメなものはダメ、と。
蘭丸は仲良くしたくて仕方ないのですが、トイの方がダメなのです。
根本的に受け付けないのです、他の犬を。それが家族であっても。
何回かケンカさせてみました。でも、力関係がちょうど同じ位なのか、どちらも服従せず。
どちらかが服従して、こっちの犬がリーダーと力関係が決まってしまえば、それをきっかけに仲良くなれるかなと思うのですが、なかなか人間の思うようにはいかないものです。
なので、現在もそれぞれ別の部屋で顔を合わさないようにして暮らしています。そんな広い家でもないのにさ。家族が仲悪いだなんて、かーちゃん哀しーよ・・・でも、諦めへんで〜!