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原水爆禁止2003年世界大会・科学者集会
人類の岐路に立ち核兵器と戦争のない未来を展望する


日時: 2003年8月2日(土) 10時〜17時
会場: 名古屋市中小企業振興会館(4階第7会議室)
      464-0856 名古屋市千種区吹上2-6-3
      名古屋駅から地下鉄桜通線「吹上」下車、5番出口から徒歩5

参加費:一般 1000円、 院生・学生 500円

プログラム
サーキュラー(PDF)(7月21日更新)

 21世紀に入って3年目の今年,私たちは人類の歴史の岐路に立ったともいえる厳しい情勢を目の当たりにしています.ブッシュ政権下の米国は,英国とともに「大量破壊兵器の隠匿」を口実に,世界中の世論に逆らってイラクへの侵略を強行しました.イラクのフセイン政権の「脅威」を先制攻撃で除去するという,むき出しの「力の論理」に対し,日本を含む世界各地で人々の空前の強い抗議が巻き起こりました.米国内ですら近年にない反戦の意思の高まりが報じられています.米英は国連で多数の加盟国の支持を得られなかったばかりでなく,安全保障理事会はその軍事行動の容認を拒否しました.これは,武力あるいは戦争による国際紛争解決を放棄し,国連の場での話し合いと外交交渉による解決をめざすという国連憲章に反する「逆行」を強く憂慮し,「核兵器による脅迫」が超大国・米国の手によって現実のものとなりつつあることへの深刻な危機感の現われでもあります.しかし,ブッシュ政権はこの世論に耳を傾けるどころか,核戦略を見直し,「使える核兵器」の開発すら企てています.

この情勢のもとで,三党による連立政権である小泉内閣は,憲法の趣旨と条文に従ってブッシュ政権に抗議するどころか,自衛隊を米軍支援に当たらせるなど軍事・民生の両面で米国に協力し,アジア諸国民の失望を買うばかりでなく,さらに日本を無法な米国の先制攻撃戦略に加担させ,「戦争をする国」にしようとする有事法制を民主党・自由党を巻き込んで制定しようとしています.その一方で広島・長崎で被曝した被害者の切実な願いである「原爆症認定」をさまざまな口実を設けて拒否しつづけています.このため,日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)は原爆症認定を求める集団提訴に立ち上がりました.

このように,一見すると歴史の逆流ともいうべき動きが国際政治において強まる一方,これを克服し,真に人々のための未来を切り開こうとする動きもまた,世界を一周する「反戦デモの波」が何度も沸き起こったように,一層活発になっており,こうした対立と闘いの様相を科学者として分析し,広範な人々とともに歩む道を広げることはいま急務といわなければなりません.私たち日本の科学者は1987年以来,原水爆禁止世界大会に呼応して「科学者集会」を開き,核兵器廃絶・被爆者援護における科学者の役割と,市民との連帯などのテーマを討議してきました.今年は名古屋市でこの集会を開催します.

平和を希求する全国の科学者の皆さん,そして学生や市民の皆さん,ぜひこの集会にご参加いただき,核兵器と戦争のない未来を切り拓こうではありませんか.

科学者集会実行委員長 三井 斌友



★原水爆禁止2003年世界大会・科学者集会実行委員会
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