神を信じなさい

牧 師 小島 正義
「 あなたがたは心を騒がしてはなりません。
神を信じ、またわたしを信じなさい。」
(ヨハネ書14の1)

 1.不安について: 不安は現代病の一つです。イエス様は言われました。「あなたがたは心を騒がしてはなりません。」しかし、私たちは心を騒がしやすいものです。「心を騒がす」というのは私たちの不安の状態を描写しています。私たちは心(精神)が不安定です。ちょうど人間が片足で立っているようなものです。

 2.不安の原因:なぜ私たちは不安に陥るのでしょうか。それは第一に私たちには頼れるものがない(信頼の根拠がない)からです。私たちが頼ろうとしているもの、つまり「物」が「私たちに喜びと希望と幸福を与えるもの」だと思っていたがそうではないのです。「人間」が「真に頼れるべきもの」だと思っていても、今は人間不信の時代です。「社会」は「私たちの住んでいるすがりたい環境」だと思っていたが、現在の私たちが置かれているのは「住み難い私たちの社会環境」です。これらには信頼することはできません。不安の原因の第二は、「私たちと神との関係が壊されている」ことです。このことが根本的な原因です。親と子のまずい関係のように、私たちと神との関係がまずくなっています。また、私たちの「きずな」が切れています。ちょうど切断された電線から電気が流れて来ないように。神と私たちの「きずな」という電線が切断されているので、私たちのために生命が流れて来ません。それではどうしたらよいのでしょうか。

 3.不安の解消:私たちの不安を取るためには神さまを信じることが必要です。神さまは私たちを説得しています。「あなた方は心を騒がしてはなりません」。もう心配する必要が無いと言っているのです。そして次に不安解消の秘訣を教えています。それは「神を信じ、又、私(イエス)を信じなさい」と言うことです。神を信じると言うことは難しいことではありません。「幼子のように」、「疑わないで素直に神に聞きしたがう」ことです。最後に、神を信じると言うことは、「神と一つになる」ということです。神さまに調子を合わせることです。神さまに私たちを合わせることです。又、神を信じると言うことは神に従うことです。即ち、神さまの言うとおりにすると言うことです。