ヘブライ語教室のパイオニア

日本ヘブライ文化協会

Hebrew Culture Association of Japan

ヘブライ語の総合案内

現代ヘブライ語から聖書ヘブライ語まで

 

シャバット

  手短に

いつ

毎週金曜日の日没から、土曜日の日没まで。

どんな日

ユダヤ社会の休日。
ユダヤ人が経営するお店、役所、レストラン、娯楽施設、公共交通は原則として休み。

なぜ

天地創造の7日目に、神様が休んだから。

シャバット

ヘブライ語で 「安息日」 のことを שַׁבָּת シャバット」 と呼ぶ。

何を食べる

出身地ごとに独特のシャバット料理がある。基本は魚料理。

宗教的休日

単に仕事を休む日ではなく、ユダヤ律法が定める掟を守る日。
宗教的休日」。律法が定める禁止事項がある。

ユダヤ教では

日常の雑事を一切忘れて、トーラー(律法)だけに没頭し、心身共に休養する日。

イスラエルでは

シャバット入りを教えるサイレンが鳴り響く。
金曜日の新聞にシャバット入りの時間が書いてある。

誰が守って
いるか

ユダヤ人なら誰でもシャバットを守っているわけではない。
厳格に守っている人もいれば、ぜんぜん守っていない人もいる。

禁止事項

火をつける 電気をつける 写真を撮る 車に乗る
お金を数える テレビを見る 書く 電話をする

ユダヤ思想
の凝縮

ユダヤ思想のエッセンスを一言に凝縮すると
「シャバット」になると言われるくらい豊かで深い内容を持っている。

ことわざ

ユダヤ人がシャバットを守ったのではない。

シャバットがユダヤ人を守ったのである。

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シャバット入門

 シャバット前にローソクを灯す

天地創造は神様が「光あれ!」と命じるところから始まりました。

そこで、シャバットも各家庭で主婦がローソクを灯すところから、
その家庭のシャバットが始まります。

金曜日の日没からシャバットが始まると言っても、

実際は各家庭でのローソク点火の瞬間からシャバット入りします。

始まる時間は家庭しだいということです。

多くの家庭では日没前にシャバットを始めます。

シャバット入りの目安は日没18分前

なぜ18分かと言うと、18をヘブライ数字で表すと חי になり、

「生きている」 という意味になるからです。 律法で決まっているわけではなく、習慣です。

 ローソク点火

ローソクは2本

 ローソクの数は最低2本。1本は「シャバットを覚えよ」、もう1本は「シャバットを守れ」の意味が込められています。

ローソクの数

 最低2本ですが、そう決まっているわけではありません。家族の数に合わせて灯す人もいます。

点火は主婦

 ローソクの点火は家庭の主婦の役割です。主婦だけではなく、その家庭の女性がみんな灯す場合もあります。男所帯では、男性が灯します。

点火の祈り

 讃むべきかな、主よ、私たちの神、宇宙の王よ。
あなたは戒めによって私たちを生聖別してくださり、
シャバットのローソクを灯すことを私たちに命じてくださいました。
 シャバットは花嫁
 旧約聖書に「シャバットを聖とせよ」と書かれていますが、「聖とする קִדֵּשׁ 」という動詞には、同時に「妻とする」という意味を持っています。
 ここから、シャバットは妻を娶るような気持ちで迎える日という伝統が生まれました。
 「シャバット שַׁבָּת 」という語が女性名詞であることも影響しました。
 「シャバットを伴侶とせよ」という言葉は、ユダヤ人が祖国を追われて外国で寄留の生活を強いられたときの深い慰めになりました。
 シャバットは女王様
 エルサレムの神殿崩壊直後に、イスラエルで活躍したラビ・ハニナ・ベン・ドーサは、金曜日の夕方礼服を着て外に出て行き、「さあ、女王なるシャバットを迎えに行こう」と人々に呼びかけていました。
 この習慣は多くのユダヤ人の支持を得ました。その後、シャバットという時間の宮殿で女王様とお出会いする時と説明されるようになりました。
 シャバットは正装
 宮殿に招かれて、女王様にお会いするからには、服装は普段着というわけにはいきません。
 そこで、シャバットにはいつもより「いい服」を着る習慣があります。
 服を新調したら、シャバットから着始める人もいます。
 服装の目安 (律法で決まっているわけではない。あくまでも習慣)

男性

正装が望ましい。 スーツ、白ワイシャツ
女性 ワンピースが望ましい。スカート。必ずしも白である必要はない。
 シャバットにシナゴーグへ行く
 シナゴーグへは、ユダヤ人ではなくても自由に入ることができます。
 シナゴーグに行く場合は、日本人であっても、場の雰囲気を損ねないという意味で、きちんとした服装をする方が無難です。もちろんどんな家庭に行くのかによりけりですが。

男性

シナゴーグに行く場合は、ユダヤ教徒ではなくてもキッパーが必要。

女性

キッパーは必要ありません。ただし、ノースリーブなどの露出度の高いものは避ける。

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 ローソクの基本は2本
 

ヘブライ大学聖書学科教授イマヌエル・トーヴ夫妻と共に

 
 

 

 

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最終更新日 : 2013/09/27