議案第1号

平成24年度事業報告

<実施事業>

 

1. 文化財愛護思想の普及

[目的]文化財に関心を持つ人たちの層を広げると共に、会員の情報交換の場として

機関誌「いわて文化財」を発行。

[内容]発行回数は、平成245月、7月、9月、11月、251月、3月の6回。

発行日は15日。A48ページ。但し、9月と1月分は、特集号として

12ページで発行。

 

2. 郷土史学習会

[目的]岩手の文化遺産の保護・伝承をより理解するため、その背景になっている

郷土史を知ることが大切。歴史・民俗・人物など広い分野にわたる学習を

通して文化財保護思想を高めると共に、広く県民への普及を図る。

[内容]418 「盛岡藩『雑書』の世界」 細井計氏/県博・講堂

    516日「後藤新平の壮快・一直線の生涯」 梅森健司氏/中央公民館

    620日「九戸城跡に関する現地研修」 柴田知二氏/二戸市

    718日「土偶まんだらについて」 八木勝枝氏/県博・講堂

    822日「厨川柵落つ−安倍氏の滅亡−」 樋口知志氏/中央公民館

   1017日「〜旧奥州街道〜 江戸への道すじ」 吉田義昭氏/盛岡市川原町他

   1121日「平六商店 平井邸について」 勝部民男氏/県博・講堂

     25116日「平成の大津波被害と博物館」 赤沼英男氏/県博・講堂

    220日「昭和の動乱を探る 太平洋戦争」 大内豊氏/中央公民館

    36日「歴史と文学〜平家物語と藤原秀衡を中心にして〜」石田洵氏/中公

受講者:延べ 426

 

3. 岩手県民俗芸能大会(県教委委託事業)

[目的]民俗芸能の保存伝承に意欲的に取り組む成人の団体に対して日頃の活動成果

を広く県民に公開する機会を提供し、全県的な保存伝承活動の拡大と発展を目

指す。今年度は特に東日本大震災からの復興に向けて、被災地の団体にもスポ

ットを当て、県民一般の理解と認識を深めるとともに、円滑な地域社会作りに

貢献することを目的とする。

[内容]期 日722日(日)

    会 場:矢巾町文化会館・田園ホール

    テーマ:「伝統文化で再生を」

    出 演:門中組虎舞(大船渡市)、生出神楽(陸前高田市)、

錦町虎舞(釜石市)、高田念仏剣舞、南矢幅さんさ踊り(矢巾町)

    入 場:無

    来場者:700

    共 催:矢巾町・同教育委員会

 

4. 岩手県青少年民俗芸能フェスティバル(国補助事業)

[目的]青少年の優れた民俗芸能団体を一堂に集め、県大会という発表の場を通して

民俗芸能にかかわる誇りを持たせ、保存伝承・技術の向上・後継者育成を図る。

今回は特に、東日本大震災で被害を受けた三陸沿岸の青少年団体を励ますため、

内陸部の団体との共演を通じて絆を深められる場とする。

[内容]今回は、県民俗芸能団体協議会、県教育委員会と共に民俗芸能復興支援協議

会を立ち上げ、この民俗芸能復興支援協議会の主催で開催。

期 日:915日(土)

    会 場:盛岡市都南文化会館・キャラホール

    出 演:下似内神楽(花巻市)、大宮神楽(田野畑村)、篠木神楽(滝沢村)

        伊勢流黒岩太神楽(北上市)、徳田田植え踊り(一関市)、

        花輪鹿子踊り(宮古市)、さんさ踊り(盛岡市清流会)、

        商工虎舞(釜石市)

    入 場:無

    来場者:840

    共 催:(公財)岩手県文化振興事業団・盛岡市教育委員会

 

5. 古文書読み下し講座

[目的]古文書講座で学んだ読解力を生かし、著名な郷土史料を翻訳する活動の場と

して提供。翻訳したものは読み下し文にして出版し、県民の研究に役立てる。

[内容]平成23年度につづいて、参加者12人のうちの実行委員 阿部和夫氏、伊藤

博氏、菊池淳氏を中心に、班毎に分担して翻訳内容を発表。

期 日:平成244月〜253月(全10回開催)

会 場:県立博物館

翻訳資料:吉田松陰の「東北遊日記」

 

6. 文化財セミナー「笛の技術講習会」

[目的]民俗芸能のリード楽器である笛奏者の技術向上を図るとともに、実技指導を

    通じて後継者育成に寄与する。

[内容]初心者・経験者など技術に合わせ、4コースに分けて指導をおこなった。

期 日:1124日(土)・25日(日) 12

会 場:江刺総合コミュニティセンター

講 師:藤沢清美氏 他4名

    参加者:74

    参加費:実費

 

7. 文化財資料の頒布

   ・平成253月末現在、303冊を寄贈・頒布。

    このうち東日本大震災で被災した10市町村へ、協会発行資料を寄贈。

         寄贈先:宮古市、大船渡市、陸前高田市、釜石市、大槌町、山田町、岩泉町、

田野畑村、普代村、野田村

   寄贈図書:岩手県の諸職、岩手の貝塚、岩手の洞穴遺跡、岩手の蘇民祭、岩手

の民俗芸能、干支づくし、いわての人形芝居、神楽とともに、北奥

路程記、漂流記、巡見記

1冊、総数110

 

8. 文化財愛護活動への協力

   後援事業・「古代琴の演奏会」826日・「徳丹城シンポジウム」930

         主催 矢巾町・町教委・徳丹城造営千二百年記念事業委員会

・「もりおか郷土芸能フェスティバル」818日・99

         主催 盛岡市無形民俗芸能文化財保存連絡協議会

       ・「第51回 北上・みちのく芸能まつり」846

         主催 北上・みちのく芸能祭り実行委員会

       ・「田野畑村芸能フェスティバル」1111

         主催 田野畑村芸術文化協会

       ・映画「檜枝岐歌舞伎 やるべえや」上映会 1012

         主催 (社)岩手県芸術文化協会

       ・「第39回二戸地区郷土芸能発表会」122

         主催 二戸地区郷土芸能発表会実行委員会

       ・「第13回平泉文化フォーラム」平成25223

         主催 岩手県教育委員会・いわて高等教育コンソーシアム

       ・「第8回滝沢村郷土芸能まつり」平成25127

         主催 滝沢村教育委員会

       ・「第17回金津流梁川獅子躍始祖・菊池太蔵祭」122

         主催 奥州金津流獅子躍連合会

       ・「もりおか郷土芸能フェスティバル」平成25224

         主催 盛岡市無形民俗文化財保存連絡協議会

       ・「第37回矢巾町郷土芸能大会」平成25120

         主催 矢巾町教育委員会・矢巾町郷土芸能保存会

       ・「第10回安倍氏の柵シンポジウム」平成25216

         主催 金ヶ崎町教育員会

 

9. 特別講話

[目的]会員や広く一般に、岩手の歴史上の出来事や人物を知ってもらうと共に、

愛護協会への理解と関心を深めてもらう機会とするため。

[内容]当協会顧問の金野靜一氏を講師に、「平家一門と奥州藤原氏」の演題で講演。

期 日:平成24628日(木)午後130

会 場:県立博物館・講堂

    参加者:約100名(会員他一般含)

    入 場:無

10. 文学歴史伝承講座

[目的]後世に伝えなければならない岩手の文学・歴史上の出来事や人物を広く一般

    に知ってもらい、聞き覚えた事柄を語り継ぐ語り部を育成する。

[内容]期 日:平成241022日(月)

    講 師:岩手県立図書館長 中村 英俊

    共 催:(公財)日本教育公務員弘済会岩手支部

 

11. 文化財行政基礎研修会

[目的]市町村教育委員会等の文化財保護行政担当職員を対象に基礎的な実務研修を

通じ、市町村の文化財行政の資質向上を目指す。

[内容]文化財の保護行政、補助金の手続き事務、埋蔵文化財保護行政など

期 日:平成25221日(木) 午前1030

会 場:県立博物館

    講 師:県教委文化財担当職員

    対 象:市町村文化財担当職員・文化財愛護協会会員

    共 催:県教育委員会

 

12. 会議

   平成23年度会計監査:5101100〜(公会堂多賀)

   第1回理事・監事会:5251100〜(県立博物館)

   第2回理事・監事会:12201300〜(県公会堂)

 第3回理事・監事会:平成252191300〜(県公会堂)

 平成24年度第1回総会:5251300〜(県立博物館)

 平成24年度第2回総会:平成252281300〜(県立博物館)

   法人移行対策プロジェクト委員会@:12271300〜(県博)

   法人移行対策プロジェクト委員会A:平成251111300〜(県博)

   法人移行対策プロジェクト委員会B:     2141300〜(県博)