Last Update : August 06, 2000


US Trip 2000は、そろそろ私も歳ですし、体の自由が効くうちに早めに全米50州踏破のメドをつけておきたいということから思い立ちました。 当初、イエローストーンの辺りに行こうかなと思っていたのですが、インターネットで調べると現地の標高は約2,800m、除雪がまだ終わっておらず、本格オープンは5月になってからということで、目的地の変更を余儀なくされました。
そこで代替地として選んだのが未踏の西海岸、シアトル、ポートランドとラスベガスでした。(移動経路はこちら)



Day 1 (4/08)

最初の目的地はシアトル。 航空券はUAの正規割引料金で¥76,000のものを使う。 
成田空港北ウィングは卒業旅行シーズンも明け、空いている。 昨年は出張やら何やらで結構、スターアライアンスの航空会社を利用したので、今年1年はUAのPremierメンバーとして扱ってくれるので、ビジネス・クラスのカウンターでチェック・イン。

成田空港案内板 オリンピア山脈

右がシアトル到着前のオリンピア山脈

利用したUA876便はボーイング777型機を利用しており、窓側の席は2列の配置なので窓側の席にしてもらう。 薄闇の中、成田空港を離陸し、8時間強のフライトでワシントン州シアトル・タコマ国際空港に到着。 着陸直前にはオリンピア山脈やレーニエ山が見える。 入国審査ではビザ有りということで、I−94のフォームを提出したが、やはり単なる観光目的なのにビザを持っているのは疑惑を招くのか、昨年同様質問攻め。 それでもなんとかパスし、到着口のHertzのカウンターに行こうとするのであるが、この空港はちょっと凝り過ぎていて不便かなという気がする。 国際線到着サテライトとメイン・ターミナルとは地下鉄で結ばれており、荷物は一旦、国際線到着サテライトで渡されて通関するのであるが、地下鉄に乗る前に再びチェックインして、最終的にはメイン・ターミナルで再び受け取ることになる。 地下鉄もそんなに早く走るわけではないし、それならピープル・ムーバーでも設置した方が便利な気がする。
HertzのカウンターでいつものFord Torusを割り当ててもらい、時計を見るとまだ12時前。 ホテルのチェック・インは15時なので、どこかで時間を潰さなければならない。 シアトルの町の北にガバメント・ロックスという設備があるので、とりあえずそこに行ってみるか。 空港から40分ほど北上、シアトル市街を通過して、道に迷ったりしながら1時間ちょっとでようやく到着。 このガバメント・ロックスは外海と湖を隔てる水門で、また、それぞれの水位が異なるので、それらを調整する役割も果たしている。 この水門での落差は約10m、大体30分毎に水位を調整して船を通過させる。 まあ言ってみればパナマ運河みたいなもの。 水門の横にはサケとかが溯上できるように階段も作ってある。 ガラス越しに溯上の様子を観察できる設備もあるが、季節が悪かったのか、見ることが出来なかった。
そうこうしているうちにホテルのチェック・インの時刻が近づいてきたので、ホテルに向かう。
チェック・イン後、直ぐに街に繰り出す。 まずはホテル近くのシアトル・センターに向かい、スペース・ニードルに登る。 ここは1962年のシアトル世界博の跡地を再開発したもの。 市内が一望出来るものの、ダウンタウンはそんなに大きくはない。 あとは港が一望出来ることと、レーニエ山がきれいにみえること位か。 スペース・ニードルの周辺は遊園地になっていて、子供達で賑わっている。 その一角にモノレールがあり、街の中心部まで3分程で行ける。 料金はUSD1.25。
夕食を確保しに、パイクプレース・マーケットに向かう。 ここには魚介類から肉、野菜、その他もろもろのものを売っている。 お勧めは新鮮な魚介類。 魚が陳列されている台と、レジや包装してくれる場所は少し離れている。 陳列されている台で買いたい物を決めると、近くの店員がそれを包装してくれる台に放り投げる。 近くには"Caution!!  Low flying Fish!!"の看板もある。 代金も、切れ目を入れたテニスボールにはさんで投げられ、お釣りもテニスボールに入れて投げ返される。 包装済みの商品も空を飛んでくる。 是非、お試しあれ。 タンジネス・クラブがちょっと大味だが、量が多くてお勧め。


Government Locks
ガバメント・ロックス ガバメント・ロックスの橋
左:水面が前方扉の向こうと同じになると扉が開く。 右:巨大な船も通れるように橋も跳ね上げ式になっている。


Seattle Center
Space Needle Seattle Center
UFOのようなスペース・ニードル。周辺は遊園地になっている。


スペースニードルから望むシアトル港とレーニエ山。 レーニエ山の右下がシアトル・マリナーズの本拠地、SAFECO Field。
シアトル港 レーニエ山


左:シアトル・センターとダウンタウンを結ぶモノレール。 右:市内のバスはかなり電気化されていて、しかも渋滞の無い地下のトンネルを走る。
モノレール シアトル地下バス

Pike Place Market - Fish Pike Place Market - Vegetable
Pike Place Market。 至る所で魚が空を飛んでいる。



Day 2 (4/09)

目が覚めると既に9時。 今日は昼からメジャー・リーグのシアトル・マリナーズ vs ニューヨーク・ヤンキースの試合がある。 ホテルから海岸沿いまで歩き、路面電車でSafeco Fieldに向かう。 チケットを受け取ると、係員から"Thanks for long way!"の言葉。 試合開始まではかなりの時間があるが、周辺はかなりの賑わい。 とりあえずホットドッグなどで腹ごしらえ。 シアトル・マリナーズはハマの大魔神・佐々木がいるのであるが、この日は登板なし。 隣の席のモンタナから来たという夫婦と親しくなる。 モンタナは、最初行きたかったイエローストーンの傍である。 奥さんはヤンキースを応援していたが、あいにく地元のマリナーズの勝利。
試合後、再びパイクプレース・マーケットでカニを買って夕食。 明日からは移動が続くので早めに眠る。

路面電車Water Front Street Car。 料金は1ドル(だったかな?)


 シアトル・ダウンタウン。
 

Safeco Field King Dome
シアトル・マリナーズの本拠地、SAFECO Fieldと、隣接する旧本拠地King Dome。 King Domeは2週間ほど前に爆破解体されて、瓦礫の山となっていた。



Day 3 (4/10)

7時には目覚め、ホテルをチェック・アウト。 まずはシアトルに来た最大の目的であるボーイング社の工場見学に向かう。 工場があるエベレットへはシアトルから北にI−5を40分ほど。 9時から始まる1番目のツアーに参加する。 夏休みとかは混むらしいので早めに行くことをお勧めする。 工場内は一切のビデオ、写真撮影は禁止されている。 カバンを持ち歩くことも禁止されているので、車内に残しておくこととなる。 そばの飛行場からはテスト用のB747などが悠然と飛び立っていく。 ツアーではB747の組み立てを行なっているビルに入ることが出来る。 ビル横の階段を地下に向かって下るとそこには端が解からないくらい続いているトンネルがある。 数マイルはあるらしい。 壁にはいろいろな配管が設置されており、やはり写真撮影はセキュリティー的に見てもヤバそうだ。 エレベーターで上に上がると組み立てが一望出来る場所にでる。 ものすごい騒音だ。 工場内は東京ドームなんてものではない。 B747が20機くらい組み立ての最中だ。 ただ、思ったほど機械化されているわけではない。 トヨタの自動車工場のようにロボットが溶接作業をしていると思ったら大間違い。 いろいろなところで作られた部品を作業員がドリルを片手にリベットとかで組み付けている。 まさに大工さんたちによる建築現場だ。 工場内を見るのはここだけで、あとは飛行場内のエプロンにいるテスト待ちの飛行機とかを見るだけで、約1時間で終了。 ビジター・センターのそばにギフト・ショップがあり、Boeingの作業服とB747のミニチュアを買う。 ビジター・センターを離れ、滑走路の延長上で写真でも撮ろうと車を止めていると、セキュリティーの車が寄って来て『シッ!』と追い払われる。
Boeingの工場を離れ、ポートランドに向かう前にスノーコルミーの滝に向かう。 エベレットからはI-5 South -> I-405 South -> I-90 Eastとたどって90分ほど。 シアトル市内からは40分くらい。 標識がしっかりと出ているのでそれに従えば良い。 ところでこの滝がどうしたって? 数年前にはやったツイン・ピークスに出てくるあの滝です。 1時間ほど滞在して再出発。

Boeing Everett Plant
Boeing Everett Plant。駐車場だけで写真撮影が許されている。


   スノーコルミーの滝。
 スノーコルミーの滝

昼食をとりながらI-90 West -> I-405 South -> I-5 Southとたどって、4時間ほど走るとワシントン州からオレゴン州に入り、直ぐにポートランドの街となる。 ホテルにチェック・インすると日本人の若い女性がホテルの受付をしている。
ポートランドでの滞在時間はわずかしかないので、直ぐに市内に繰り出す。 既に17時を回っているが、サマータイムのせいでまだまだ明るい。 川沿いの公園ではジョギングなどに励む人が多い。 市内は静かで、人々も既に帰宅の途についたのか、あまり人はいない。 Amtrakの駅やグレイハウンドのバス・ディーポに寄り、腹が減ったのでタイ料理を楽しむ。

ポートランド市内 ウィラメット川 ポートランド夜景
ポートランド市街と、ウィラメット川沿いの風景と夜景。



Day 4 (4/11)

ちょっと早めに目を覚まし、ポートランド市内で給油の後、I-84を一路東にコロンビア渓谷を進む。 市内から30分も行くと静かな渓谷沿いのハイウェイとなる。 道路沿いにはUnion Pacificの貨物列車が力走している。 1時間足らずで最初の停車地マルトノーマー滝に到着。 空気がひんやりしていてちょっと肌寒い。 滝を見るだけじゃつまらないので、ハイキング・コースを歩いて滝の上部まで行ってみることとする。 歩き始めたのはいいものの結構急な坂道が続き、結局最上部までたどり着くのに30分はかかっただろうか。 でも高コレステロール血症の私にとってはいい運動になった。 頂上部には滝の落下部分に張り出した小さな台が据え付けてあり、下は100mくらいの断崖だ。 廻りには誰もいなかったので、もし何等かの原因で落ちても誰にも気付かれずに死んでいくのかの思うといい気分はしない。 ヘッピリ腰で恐る恐る下を眺め、結局上部には5分ほどいて下り始めた。 駐車場に戻った時点で10時を回っており、結構時間的に厳しい。 急いで次の目的地、ボナビル・ダムに向かう。

ユニオンパシフィック鉄道 マルトノーマー滝 コロンビア渓谷
(左)コロンビア渓谷沿いに走るユニオン・パシフィック鉄道
(中)マルトノーマー滝
(右)滝上部から見たコロンビア渓谷

ボナビル・ダムは別に変わった所の無いアメリカ陸軍の発電施設だが、鮭の遡上とかを見ることができるらしい。 周辺にはサケのふ化施設や魚道などが作ってある。 魚道は一部ガラス張りになっており、数は少ないものの溯上する鮭を見ることが出来た。 今日はこの後シアトルに戻り、ラスベガスに飛ばなければならないので、早々に引き上げることとする。
I-84 West -> I-205 North -> I-5 Northと一路シアトルへ向かう。 シアトルの空港へ戻る道を間違い、時間がギリギリになってちょっと焦った。

ボナビル・ダム ボナビル・ダム

シアトルからラスベガスへはアラスカ航空を利用するが、アラスカ航空のチェックインはちょっと面白い。 インターネット予約の際にもらっておいた予約番号をカウンターのパソコンに打ち込むと、搭乗の際に聞かれるセキュリティーの質問が画面に表示され、Yes/Noで答えると、直ぐに搭乗券が出てくる。 荷物に付けるタグも自動的に印刷され、それを係員がつけるだけという合理化が進んでいる。 アラスカ航空でシアトルを発つとレーニエ山やセントヘレンズ山上空を経由して2時間ほどでネバダ州・ラスベガスへ着く。 上空から見ていると本当に砂漠の中に突然に出現した都市という印象が沸いてくる。 空港に着いてターンテーブルに荷物を取りに行くと、そこにはズラリとスロットマシンの列。 荷物もすぐには出て来そうもないので、まずは軽く運だめしていうことで25セントのマシンを10回ほどやってみる。 当然そんなにうまくいくわけはない。 レンタカーを借りて、空港から目的のホテルまでは約15分。 道路はほとんど問題ない。 ホテルにチェックインすると、普通であれば『Have a nice stay!』なのだが、ここでは『Good Luck!』と言われる。 カジノに行くチャンスはいくらでもある。 今夜は周辺の街並みを軽く散策してみる。 ちなみに宿泊したHoliday Inn - FitzgeraldはFremont Streetに面しており、かの有名な天井一面の電球を使ったショーが20時から23時まで1時間毎に見られる。 カジノもいいけど、こういったショーも是非ご覧あれ。

アラスカ航空機 レーニエ山 
(左)エスキモーの姿をあしらったアラスカ航空機。シアトルがハブ空港。 (右)上空からみたレーニエ山

セントヘレンズ山
 セントヘレンズ山。 セントヘレンズ山の十数年前の噴火は山容が変わるほどの激しさだった。


  ラスベガス上空。 砂漠の中の街ということがよくわかる。 右下がマッカラン国際空港。
 ラスベガス上空

Fremont Street Fremont Slot Machine
Las Vegas - Fremont Street辺り。



Day 5 (4/12)

ラスベガスでの第1日目はカジノなんかに行かずに、長年の夢だったDeath Valleyへと向かう。 朝7時、ホテルの駐車場で冷却水やガソリンの量をチェックした後、US-95を一路北へと向かう。 市内を抜け出し20分ほどでほとんど交通量のない砂漠の中の一本道へと出てしまう。 途中、『刑務所があるエリアなので、ヒッチハイクはしないように』との標識が立っている。 ここなら脱走しても、となり街に行き着くまでに倒れるだろう。 また、路面の所々に飛行機の絵が書いてある。 道路を滑走路にでも使うのだろうか? そうこうするうちに2時間弱でLathrop Wellsという街に入る。 ここで左折して州道に入る。 さらに30分ほどでカリフォルニア州に入り、Death Valley Junctionに着く。 ここで右折するといよいよDeath Valleyへの下り坂にはいる。

California Death Valley Road
ネバダ−カリフォルニア州境と、Death Valley JunctionからDeath Valleyへの下り坂。

30分程走るとDantes Viewへの分岐点にたどり着く。 Death Valleyの全景が見られるというので、まずは寄ってみることとする。 結構急な坂道が続く。 場所が場所だけに、冷却水の温度に気を付けながらゆっくりと登っていく。 Dantes Viewからは塩の平原が一望出来る。 但し思ったほどの広さではない。 谷底からは熱風が吹き上げて来る。 谷底はどれくらい暑いのだろうか?
Dantes Viewを離れ、Death Valleyの中心に向かって下り始める。 途中、Zabriskie Point(サブリスキーポイント)という荒涼とした地形を見ながらFurnace Creekへと向かう。 Sea Level(海抜0m)の標識を過ぎると5分ほどでDeath Valleyの中心地、Furnace Creekだ。 公園への入園料はここのVisitor Centerで支払う。 Visitor Centerに寄らなければ徴収されないが、そんなケチくさいことはしないように。 Death Valleyではガソリン・スタンドの数も限られているので、給油の後、一路北へと向かう。 なお出来ればDeath Valleyに入る前に給油しておくことをお勧めする。 Death Valleyのガソリン代はかなり高めだ。 おそらくLathrop Wellsが最後のガソリン・スタンドか?
北の方にはハーモニー硼砂精錬所跡やウベヘベ火口などがある。 また塩水の川があり、海水よりも濃い塩分の水に魚が住んでいる。 Furnace Creekとウベヘベ火口の往復に約3時間を費やした。 再度Visitor CenterでDeath Valleyの中心地、Bad Water辺りの気温を確かめる。 時間も時間だけにかなり高いのではとモニターを見ると36℃。 そんなに高くはない。 まずは悪魔のゴルフコースに寄る。 塩分が結晶しており、岩のように硬くなっていて、デコボコしている。 ただ暑いだけで、辺りからは物音ひとつ聞こえてこない。 気温が高い日にはパチパチと塩の結晶が割れる音が聞こえるらしい。 悪魔のゴルフコースから10分ほど走るとBad Waterがある。 ここの海抜はマイナス85. 2m。 西半球で車で行ける1番低い場所らしい。 背後の岸壁には海抜0メートルという板が張り付けてある。 いかに低い場所かということがわかる。 やっぱりここまで来たのなら塩の平原に出てみたいと思い、周りの人は歩いていない中、一人で平原に向けて歩き出す。 でも結構泥が混ざっていて、なかなか真っ白な景色にならない。 結局、15分程歩いて引き返すこととする。
こんなふうにいろいろまわってうちに時計を見ると既に午後5時を回っている。 さすがにこれから帰ったとしてもラスベガスへ着く頃は午後7時を廻ってしまうことは明らかだ。 暗い夜道を運転するのはイヤなのでなるべく早く引き返すこととする。 結構な乱暴な運転で一路ラスベガスへと向かう。 帰路のUS-95 Southの左側にちょっと気になる街がある。 街の名前は『マーキュリー』、ちょっと普通の街の名前ではない。 ここには砂漠に隠れて空港が1つある。 どうも米軍の軍事施設らしく、その先には広大なミサイル試験場が広がっている。 また噂ではUFOの残骸と宇宙人の死体が保管されているというArea-51もミサイル試験場の一角にあり、それらにアクセスするための空港らしい。 気になったので写真だけ撮って、捕まらないうちにさっさと退散することとした。

Death Valley Sea Level
Dantes Viewから見た塩の平原と、標高0mの標識。 Death Valleyの大部分は標高0m以下だ。

ハーモニー硼砂精錬所跡 塩水の川 ウベヘベ火口
(左から)ハーモニー硼砂精錬所跡、塩水の川に棲むコイ科のPupfish、ウベヘベ火口。

ウベヘベ火口背後 悪魔のゴルフコース
(左から)ウベヘベ火口背後の砂漠(というより土漠)と『悪魔のゴルフコース』

Bad Water Bad Water Back Temperature
Bad Water。背後の岸壁に標高0mを示すプレート(黒い矢印部分)が打ち付けてある。 Visitor Centerに温度計があるのでチェックしてから行って欲しい。 この日は36.04℃。 暑い日には50℃を超えるらしいので、体調を見て行く、行かないを判断して欲しい。

塩の平原 マーキュリー
Bad Water付近の塩の平原と、ラスベガスへの帰路にあったマーキュリー。 マーキュリーは砂漠に隠れるように存在する。



Day 6 (4/13)

昨日の疲れもあり、朝はゆっくりと起きた。 今日はラスベガスの東にあるフーバー・ダムに向かう。 市内からは30分ほど。 ダムの上を走る道路はトラックで混み合っている。 駐車場はネバダ州側にもあるが、料金が高いので、アリゾナ州側のタダの駐車場がおすすめ。 ダム内はセキュリティーが結構厳しく、カバンやリュックサックなどを持って入ることできない。 写真を撮ることは問題ない。 最初に驚いたのはアーチの上から見える巨大なオーバーフローの排水路。 直径が10m以上はあるコンクリート・パイプだ。 Visitor Centerからは10分ごとにツアーが出ており、地味な施設の割には結構な人数が集まっている。 ここのツアーには2種類あり、特別ツアーではヘルメットを着けなければ行けないようなところまで案内してくれるらしい。 ツアー後にはヘルメットを持ち帰れるようだ。 私は一般ツアーに参加するが、それでも発電タービンのそばや、ダム排水口のそばまで行けるなど結構面白い。

フーバーダム−Stop 発電機 ダム下部
ダムにはカバン等を持ち込めないので注意。 発電機やダム下部にも行ける。

12時過ぎにフーバー・ダムを出発し、ラスベガスの北東にあるValley of Fire州立公園へと向かう。 フーバー・ダムからは1度ラスベガス市内に戻ってInterstateを使った方が早く着くかもしれないが、Interstateばかり走っていても面白くないので、ダムのミード湖をめぐるコースを走ることする。 周りに民家なんかあまりないので車が故障したことを思うとちょっと不安だが、景色はいい。 Valley of Fire州立公園は真っ赤な色の奇岩が点々とする地域で、象の形をした岩もある。いくつかの奇岩を見ながら1時間半ほどで引き上げることとする。 帰りはInterstateで一路ラスベガス市内へと向かうが、結構強い風が吹いておりスピードが出せない。 ラスベガスへ向かう途中で左手の方にNellis空軍基地が見える。 基地の上空でF15などの戦闘機が飛んでいるのが見える。 近くまで行って見たいなぁ。 夕方5時過ぎにはホテルに着き、夕方は本格的にスロットを楽しんだ。 ただ収支の方はちょっとプラスになったかなという程度である。

ミード湖周遊道路 サボテン Elephant Rock
(左)ミード湖を巡る道路の風景。ちょっとしたモニュメントバレーだ。 (右)Valley of Fireの象の形をした岩。



Day 7 (4/14)

今日はラスベガス最終日。 思いっきり市内観光することとする。 まずは泊まっているホテルからずっと南、Stripと呼ばれる南のホテル群を見ることとする。 ここにはミラージュ・ホテルやルクソール・ホテルなど、おなじみのホテルがずらりと並んでいる。 北の方からStrip Southへ行くにはバスを使うという便利だ。 距離はあるにも拘わらず2ドルだったか? 道路は結構混んでいるのでExpressを使うとよい。 Strip Southでは歩道からでもテーマパークを見ることができる。 日中なのでショーはほとんどしてやっておらず、セットの清掃をやっているシーンを見られるだけだ。 1時間も歩くと疲れたのでカジノに入ってみる。 自分の泊まったホテルのカジノでやっているように、ひとつマシンに固執することなくフラフラと歩きながらスロットをやっていると結構出てくる。 それでもほとんど儲けることなく昼も過ぎたので、北の方へ戻ることとする。 帰りのバスはExpressではなかったので、帰りつくまでに1時間もかかってしまった。 今日は最終日の夕方ということで徹底的にスロットマシンをやってやろう、トラベラーズ・チェックを一気に現金に換えてしまった。 まずは自分のホテル周辺のカジノで腕試し。 Horseshoe Hotelには全米で119枚しかないといわれる10,000ドル札のうち100枚(1億円相当)が展示されていると聞いて行ってみるが、セキュリティーに聞いたら、既に売却されて現存しないらしい。 古いガイドブックを見ている方はご注意。 ビールも結構、酔いが回り、腰を入れてスロットに向かう。 気合を入れてやっているとそれなりに出てくる。 時間も忘れてやってるうちに午前0時近くになってしまう。 明日の帰国の飛行機が早いので、未練を残しながらスロットマシンを後にする。

トレジャーアイランド ニューヨーク・ニューヨーク ルクソール
(左から) Strip SouthのTreasure Island、そしてニューヨークがいきなり出現! でもこれもホテル。 最後はスフィンクスとピラミッドが構えるLuxor。



Day 8 (4/15)

5時過ぎにマッカラン国際空港に向かう。 大阪から来たらしいツアー客が空港カウンターに既に列を作っている。 ウザイなぁ、と思いながらカウンターを見ると、例のアラスカ航空の自動チェックイン機がある。 涼しい顔をしてさっさとチェックインして、サテライトに向かう。 ここにもスロットマシンが待っている。 最後の運だめしと思いながらも、やはり儲からなかった。 シアトルまで飛んで、免税店でスモーク・サーモン等を買いこみ、UA875便に乗り換えて、翌4/16に成田着。
マッカランのスロット マッカラン国際空港のスロットマシン。 最後の運試しにいかが???