断食道場体験記 本断食


断食道場体験記 三日目 本断食
平成21年8月14日(金)

館内放送、春の海で目覚めます。
昨晩も夜更かしした私は、静坐はパス。(軟弱やねぇ。)

いよいよ、今日から本断食です。
朝食は当たり前のように、運ばれて来ません。

朝、体重を計ると、一日目に比べ、2.9キロ減っています。
まあ、私にとっては、ちょっと運動したら増減する誤差の範囲です。
そうそう、お腹が空いてくると、感覚が鋭敏になってくるのか、昨日から部屋の
外にあるトイレの臭いが気になってきました。

朝は、ABCラジオ、「おはようパーソナリティー道上洋三」、MBSラジオ、「ありが
とう浜村淳です」を聞きます。山城新伍が亡くなったんですね。


今日も宝山寺にお参りに行きます。
生駒山の中腹にあるので、奈良盆地が一望ですね。今夜は夜景をチェックした
いと考えます。


宝山寺までは十分程。いつ来ても独特の雰囲気があります。


断食道場の周辺には、買い物が出来る店はありません。ケーブルカーに乗っ
て、コンビニに買い物に行きます。今度は、ブル号です。

コンビニで買ったのは、ウエットティッシュ、ティシュペーパー、雑誌、殺虫剤、消
臭ファブリーズ。感覚が鋭敏になってきたのか、色々な臭いが気になるので、消
臭剤が欲しいのです。おにぎりは買ってませんよ。笑

昼前にお通じがありました。当たり前ですが、量は少ないようです。あれだけ水
を飲んでいるのに、少し固いのは、なぜでしょうか。


今日は、昨晩の豪雨の影響か、気温が低くて風があり、過ごしやすいです。ク
ーラーも扇風機もない生活は、キャンプでもしないと味わえないですね。

十八時の静坐に参加しました。声を出すと、急に汗がわっと出てきました。ゴロ
ゴロして、何もしない身体がびっくりしたのかもしれませんね。

昨日の十六時に最後の食事をして、二十四時間が経ちました。本断食を迎え、
焼けつくような空腹感に七転八倒すると思ったのですが、ただ空腹が続くだけ
で、ホッとしています。これなら行けそうです。空腹でも、昼寝が平気で出来る
のも、助かります。

どうしても、空腹が気になる時は、歯磨きをすると少しでもマシな感じがします。
太平洋戦争中、学童疎開している児童か、空腹に耐えかねて、歯磨き粉を食
べた旨の話を聞きましたが、まだそこまでは行っていません。

二日ぶりのシャワーの声がかかりました。お世辞にも綺麗とは言えない風呂場
ですが、爽快な気分です。

今日のDVD鑑賞は、「植村直己物語」と、「鉄道員」。両作品に共通するのは、
雪景色。少しでも涼しくなりますかね。両作品とも、見応えのある作品でした。


断食道場体験記 四日目 本断食二日目
平成21年8月15日(土)

今日で四日目。断食道場生活も、いよいよ折り返し点を迎えます。
朝、熟睡してして、朝の春の海の放送も聞こえず、静坐の般若心経も、夢の中
で聞いていました。
ようやく起きたら、肋間神経痛が出ます。先生にいただいた白湯を飲むと、納ま
りました。

元気が出たところで、日課となっている生駒山宝山寺にお参りします。
よもぎ餅のお店が、すごいオーラを放っています。
昨晩、「鉄道員」のDVDを見ていたところ、高倉健が広末涼子に汁粉を出すシー
ンがありましたが、
ひどく、ぜんざいが食べたくなりました。身体は糖分を欲しがるんですね。今な
ら、アズキを一粒ずつ箸でつまんで、ありがたく頂くことが出来そうです。 入門
者と話をしていたら、みんなビールを飲みたいと言うのですが、私は絶対に、ぜ
んざいです。同じ甘いものでもケーキじゃダメです。脂質を含むものより、炭水
化物が欲しいんでしょうかねぇ。

断食は、何とか我慢できる範囲ですが、短い人生の貴重な盆休みに、こんなこ
としていていいのか、疑問に思うことがあります。それほど、断食はヒマです。
断食道場入門の目的として、心身鍛錬を目標にしていたのですが、初日の説
明の際、先生が、「ゆっくりしていって下さい。」とおっしゃいましたが、成程、スト
レスからの解放期間と位置づけることも出来ます。

今日は、日本の株式市場は土曜日で休みです。
ヒマが輪をかけてきます。

食事をしていないからか、暑さをあまり感じなくなりました。体温が低くなってき
ているのでしょうか。
今朝、体重を計ったら、入門時から四キロ減少。何故か、夜寝て、朝起きた時
が、一番体重が減っています。水を飲む量が減るんですかね。体温計や血圧
計を持参して、毎日、記録したら面白かったのに、気がつきませんでした。

夕方の静坐に参加したのは、私を含めて五名。確かに、一日に一度でも参加
すると、生活にリズムがつきます。

先生が、「二十時に大文字があるよ。」とおっしゃるので、見物することとしまし
た。
高円山という若草山の隣?の山で、戦没者慰霊と世界平和を祈念した大文字と
のことです。大文字といえば、京都しか思い浮かびませんが、なかなか大きな
ものでした。


写真の上の方が、大文字です。手ブレで・・・。

今日の観賞DVDは、「シャカリキ」と「家族」。「シャカリキ」は、元強豪高校で没
落した自転車部に入部した、脚力満点、協調性ゼロの主人公テルが、強豪高
校との対戦を通じて、チームプレーを学んでいくストーリー。パナソニックやOGK
等の自転車用具メーカー(スポンサー?)のロゴがやたら映り込むので、ちょっとう
っとおしい作品でした。

「家族」は、山田洋次監督の松竹映画。炭鉱が斜陽産業化した1970年、年老
いた父(笠智衆)、息子(30歳 井川比佐志)、嫁(25歳 倍賞千恵子 )、長男(5
歳)、赤ん坊の長女の一家が、長崎県の離島から北海道根室支庁中標津に、
酪農開拓のために移住するに際して、広島、大阪、東京の大都会を借金したお
金を使い電車で旅していくストーリー。東京では、長女が旅の疲れでひきつけを
起こし、死去。やっと到着した中標津では、父も旅の疲労で死去。万博開催
等、高度経済成長を謳歌する日本と、時代に適応出来ない家族の対比がうまく
表現されていて、非常に良い映画でした。私は、邦画フリークなんですが、最
近、このような骨太の映画が少なくなったのが、非常に残念でなりません。

トップへ
トップへ
戻る
戻る