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後藤修によるエッセイです。現在読めるのは雑誌などを含めてここだけです。


日本のゴルフツアーだけでなく海外メジャー戦を後藤修が斬る!

スクエア打法を読みながらマスター出来ます
  後藤修によるエッセイを有料でメール配信しております。雑誌では書ききれなかった部分、勿論企業秘密も出てきます。内容は日本ツアーだけでなく、海外メジャー戦、そして野球も引用してゴルフをより深く掘り下げていきます。
 エッセイとは言うものの、毎回ゴルフの技術論を盛り込んでおりますので、読んでいるうちにスクエアな技術論が身についてきます。


以下が昨年の一節のサンプルです
  先日のミズノの試合の終盤戦で、トップを走っていた石川遼はやはりハンデ18らしく?OB連続二発の9(パー4で)というのをやった。これが世界戦ならば、その途端10人や20人には抜かれる筈なのだが、日本の試合では先輩たちがもうみんな石川の快進撃を見て“すくんで”しまった感じで、誰一人抜いて行かないのだ。ちなみで言うと、石川遼というのは高校生(17才)の中では一番体の“硬い”(遊びの少ない)タイプかも知れない。だから他のぐにゃぐにゃ高校生たちよりもスクエア打法が“やれる”だけでなく、それへ“何せ17才”というみずみずしさ加わると好スイングになり易く、それで好スコア(大賞金)が稼げる。その“硬さ”に関しては中学生時代、彼は陸上部の短距離選手だったというのが一つの証拠だ?
 短距離が得意な者は体が硬い? 柔らかく遊びの多い足を持っていたのでは両足が着地しては地面を蹴って進む一歩一歩に遊びによる時間がかかっていたのでは、とても“短距離選手”なんぞにはなれないだろう。いや待て。石川遼が中学生時代に陸上部だったのは「ゴルフの為にと断りながら頼み込んで」だったとか。となると、それは大変なプロジェクトだったとも言える。もともと体は柔らかいタイプだったが、陸上(短距離)で体の軸等を“硬く”ではなく“強く”しておくのがまずは第一とやったのなら ――
 たしか『ニクラウス自伝』にはこうあった。
「少年ニクラウスに、その父親はよく『競走をしよう』と言った。そして少年に楽々と勝っては、父親は『お前は町中で一番足の遅い子供だ』と言った。すると少年ニクラウスは学校の陸上部へ(頼み込んで)入り、父親に勝つようになった」と。石川遼は日本のニクラウスになるのかも知れない。ニクラウスの父親はその他諸々でも大変な(優秀な)父親だったが、石川遼の父親も並々ならぬ優秀さを予感させられるのだ。
 ニクラウスは自分自身では「(自分は)体が硬いタイプだ」と言っている。しかし少年時代には足が遅かったとすれば元々は柔らかいタイプだった筈で、陸上部でそれを硬い(即ち“強い”)タイプに変えた ―― 即ち“プロジェクト”だったとも言えるのだ。その上に石川遼は、その体の“元来”が硬いタイプであろうと柔らかいタイプであろうと、ずっと前から“肩を柔らかくするストレッチ”というのを父親の指令でやり続けているというのがいい。要するに柔剛両面志向であり、それはまあ常識的(ハンデ18?)と言えば常識的と言えるが、それらの内容が非常に優秀なのだ。そしてここで重要なことは、日本のゴルファー(特にプロ)はみんな一応“常識”は考えるが、少しその常識をかじると、そこからもっと上(“専門的”? その上には“進化的”?)へ進んだつもりで、みんな変則(邪道)へ進んで行き、気がつけばハンデ18の高校生に15才で優勝されたり16才で一億円選手になられたり、17才で世界の“メジャー”に出場されたりしている ―― 即ち、“プロたちの誤りをもろに指摘されてしまっている”ことだ。
結果を見て言っているのではない。石川父子は今年のマスターズで徹底的に素振りをする作戦で行って予選落ちした。私はそれを「正しい」と言ったし、彼等はその後もその“素振り作戦”を何の迷いもなく続けているらしいのが立派だ。日本のプロだと“マスターズ予選落ちした作戦”なんてのは、その後必ず“ボツ”にするものだ。だが石川父子は何の迷いもなく、そのマスターズ予選落ちした作戦を続行しているようだ。これが何と表現していいか判らない程の石川父子の素晴らしさなのだ。いや、ハンデ18よりは先へ進んだつもりで、一応文章力も「ハンデ18よりは上」のつもりの私が「何と表現していいか判らない」などと言って終わるつもりはない。


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