MSIの資料庫

注意
此処に書かれていることで、いかなる損害が出ても保証できません。
自己責任に於いて、利用してください。


K7T266Pro2-RU


1.AthlonXPサラブレッドに対応させる

 改造が必要です。MSI-jのサポートは無くなります。
 それでも、元ネタはMSI-twのBBSですから、変なものです。

 MSI-twに行き、E-Serviceに入るとGood-Articles-Forumをクリック。
 そこで、関係する記事とModify-BIOSが手に入ります。

 ・マザー上のチップコンデンサC37を除去する。
 ・BIOSを対応した、公式BIOS 3.7に書き換える


位置は、ソケットの近くの○の位置。
拡大した右の写真の矢印のところ。
日コンが3本並んだ所にあります。
chipコンデンサの下にラインがあるので、
傷つけないように注意する。


 起動はC37を除去しなければ無理です。
 正しく認識させるには、対応したBIOSが必要です。
 当初はModify-BIOS 3.7b4 がForumで出されていましたが、
 その後に出された、MSIの公式なBIOS3.7と同じものということです。
 

説明 K7T266Pro2-RUが発売された当時は、サラブコアの具体的な情報はなく、
    MSIがそれに対応することは出来ません。
    従って、対応、非対応にはMSI には責任はありません。

 FSB166MHzはchipsetの制限で不可能ですが、低倍率のサラブレッド
 を利用する価値はあるでしょう。低発熱ですから。
 2400+までは266MHz版が手にはいるでしょう。
 一応、2200+、2400+は動いたという報告があるようです。

 MS-6380V2.0のマザーボードには全て有効です
 K7T266Pro LE2も対応可能と言うことになります。

C37を除去しました。
左側のパターンが少しはげています。
此処で終わりのパターンなので
大丈夫でしょう。
右側は電解コンデンサのすぐ近くで
裏側に回って、PCIスロットの方に
ラインが伸びています。
こちらを剥がしたら大変です。

半田ごてとニードルで剥がしました。
両方一度に半田を溶かせないので、
両方を交互に暖めてニードルで押して
剥がしました。

ピンセットを熱して、それでchipコンデンサをはさむ方法もあります。
その方が良かったかもしれません。

取り敢えず、改造は成功で、動作に支障はないようです。
まだ、サラブレッドには替えていません。Athlon1GHzのままです。

追記 サラブXP1700+で動作確認をしました。
    何事もなく認識しました。倍率は12.5まで大丈夫です。
    電圧はBIOS、PC-Alert共に1.44V〜1.46Vです。(AUTOで)
    BIOSでは1.475V〜1.6VとAutoが選択できます。
    1.55Vにすると1.5Vぴったりの表示でした。やや低めに出ます。

    動くのは判っていたことではありますが、いざ動いてみると
    嬉しいものです。
    

////////////// Probe //////////////
 少し、調べてみたくなった。

 chipコンデンサの一方はCPUのRESET#に繋がっている。AG3ピン。
 もう一方はVss。
 RESET#に関係した何かがありそうだ。
 AthlonXP Model6 とModel8 のデーターシートを見比べると、
 FID[3:0] に関するタイミングの記述に違いがあるのが判った。
 ただ、これは直接には関連が見いだせない。

   8.1(または9.1) Power−Up Requirements のところ。
   無かった記述とは、
   FID[3:0] Become valid within 10ns after PWROK/RESET# is asserted
   コールドブートだけでなく、ウォームブートにもタイミングが明記されている。
   Model6 では記述はあるが、タイミングは具体的には書かれていない。

 信号の特性に違いがあるとかではないかと思うのだが、まだ追求できていない。



2.RaidをLiteからフルバージョンへ

オンボードRaidをフルバージョンにする。
Modify-BIOSとドライバが必要です。

http://www.lumberjacker.de/Downloads/downloads.html
現在は此処にFTPリンクがあります。
MSI掲示板で紹介したときには、全然別の人のサイトでした。
その性格上、リンクはほどなくして移動すると思われます。
#BIOSを改変することは、メーカーが許可していません。

利点は、
 ・ストライプサイズを変えられる範囲が多くなる。
 ・Raidポートに一台だけ繋げる。Raidを構成しなくて良い。
 ・Lite-BIOSで見られる不具合が解消する可能性がある。

これを利用すれば、MSI-jのサポートはなくなります。

BIOSをModify-BIOSに書き換え、Modifyドライバを当てればよいのですが、
以前作っていたストライプアレイを認識できなくなるかもしれません。
安全のためには、「ROM焼きだいじょうぶ」を導入したり、
あらかじめストライプアレイを解消してからやる方が良いでしょう。


   (継続中)


745Ultra

745UltraはSiS745のベストボードでしょう。
ただ、価格的にはECS K7S5A、K7S6Aが勝り、
機能的にはAOpenのAK75Proが勝ります。
いずれにしても、Video/Audio関係ではSiS745は威力を発揮します。

Vcoreの改造ネタです。
CPUのブリッジでなくマザーのMOS-FETのドライバICに細工をします。

このマザーにはSTMicroのステップダウンコントローラーL6911Dが使用されています。
MOS-FETドライバを一組内蔵しています。(だとすると1フェーズですが?)

このモディファイは、SpeedyJ氏がOCworkBenchのフォーラムで公開した物です。
彼のページの下の方に画像と説明があります。
L6911Dの10PIN FBとグランドに100KΩの抵抗を並列に配線すれば、0.1Vコア電圧が
上昇します。オーバークロックに於いてはこの0.1Vが大きいのです。
BIOSのVcore電圧設定は変わらず、実際のVcoreが変わります。モニターでは実際の電圧が
読みとれます。

こんな改造の手順をどうやって見つけたか、この例で解説します。

PentiumUまでは、SuperI/Oにもコントロール機能がありますが、PentiumV以降は専用
コントローラーICが使用されます。
コントローラーICはパワーMOS-FETを駆動して、12V或いは5VからVcoreを生成します。
電圧を決めているのは、コントローラーICです。
VRMという規格で定められている、CPUのVID-PINの状態を起動時に読みとり、デコードして
Vcore電圧を決めます。
BIOSのサポートしないVcore電圧に変えるには、VIDを横取りして変更した物をコントローラーIC
に送る方法があります。Slot1のドーターカードの電圧変更ジャンパーPINがこれにあたります。
もう一つはコントローラーIC周辺で参照電圧そのものを変更してしまう方法です。

まずはデーターシートを捜します。
Googleで根気よく捜すと見つかります。
メーカーが判っていれば、私はひぐとろんさんのしおり帳を利用したりします。またはここですね。
L6911Dはこちらにあります。



17ページほどのデータシートですが、その11ページにこんな図があります。
Vcore出力を負帰還させて出力を調整する回路ですが、このR2に注目。
14ページの参考回路では、R2はPIN10にも繋がっています。



こちらの数式のVoutはVcoreです。
じっと見るとVoutを上げるには、R2を小さくすれば良いのが判ります。
データーシートのすぐ下の方にも、現実にはR2に数百キロΩの抵抗を繋いで調整してくれ、
のようなことが書かれています。

改造は簡単なほど、成功の確率も高いでしょう。
R2を外して数百キロのボリューム抵抗に変更しても良いのですが、SpeedyJ氏はそうは
しませんでした。 (彼は賢い)
抵抗は並列にすると抵抗値が下がるので、100キロΩの抵抗を並列に繋ぎます。
抵抗の一方をchipの10PINに繋ぎ、もう一方は最寄りのグラウンドで済みます。
彼はPCケースをグラウンド代わりにしたと書いています。
これで、マザーに半田付けするのは、一度で済みます。
実際には、50kΩの固定抵抗と、50kΩのボリューム抵抗を繋ぐのを薦めています。

尚、このICには過大電圧保護機能があります。設定値より17%電圧が上昇すると、信号を
発し、多分システムが落ちるでしょう。



BIOSツール

AMI、Award共にBIOSを操作するツールがあります。
全てpure-DOSで動作するものです。Windows上で実行しないでください。

Awardの場合は、とみ〜さんの処に詳しいので、そちらを読んでください。
 Modbin
 CBROM
 BIOSVIEW
 DMIcfg

等があります。いずれもメーカーが使用するもので、外部に流出しないはずのものです。
これ以外に、新しいツールがあるので、いずれそちらを紹介するつもりです。(AwardMod)
ただ、Award-BIOS 4.5Xとメダリオンのサポートだけのようで、最近のAward-BIOS6.0
に対応していません。もうすぐVersion2.0が出るようなので、これが出たら解説を書くつもりです。

注; 
CBROM 2.XXはCBROM 6.XXより新しいとあります。

CBROM 1.XX はAward-BIOS 4.5X 用。
CBROM 6.XX はAward-BIOS 6.0 用。
CBROM 2.XX はAward-BIOS 4.5X、6.0用なので、
これだけで全てをカバーできます。勘違いしないように。
ここ とか このあたり



1月19日に買ったK7N2G-LでちょうどCBROMを使う機会がありました。
以下のような状況です。
 
 これはエンジニア用の物で、販売に使ってはいけない、と書いてある。
 どうなっているのか、調べるためにCBROMを使いました。

 Video-BIOSの方はダウンロードしたBIOSを書き込んでも変わらないので、
 K7N2G-ILSRのVideo-BIOSを抜き出して比較してみました。
 これも同じBIOSのようです。 (バイナリ比較で同じでした)

 これだけでは、満足できないので、他のベンダーのVideo-BIOSも見てみます。
 LeadTekとShuttleがIGP版を出しているようなので、BIOSを取りに行きます。
 LeadTekはログインしないとダウンロードできないようなので、Shuttleから
 ダウンロードします。
  #LeadTekはケチですね。こんなマザーは買えませんね。 {笑;
 ダウンロードしたBIOSはEXE形式で、FDにコピーして起動すると、問答無用に
 書き込みが始まります。
 最近のAwardFlashは別のマザーに書き込みは出来ないので、解凍だけ
 されて、FDにBIOS.ROMが残ります。

 CBROMをWindowsで起動します。
 CBROM215.EXEを右クリックするとショートカットが出来ます。

 コマンドラインに入力し、「終了時にウィンドウを閉じる」のチェックを外しておきます。
 /d オプションで情報を表示します。
 オプションスイッチは /? を付けて実行すると全部見られます。

・BIOSの比較
 ShuttleのSN41G2のBIOSは2003/1/15にアップデートされたもので、
 VGA ROM[1]  0DC00h(55.00K)  NV1ABIOS.ROM
 
 一方K7N2G-Lは2002/12/20なので、
 VGA ROM[1] 0DC00h(55.00K)  CR17NZ.ROM
 
 名前は違いますが、比較しないと判りません。
 CBROMでVideo-BIOS部分を摘出して、圧縮されているので解凍します。
 LHA系統の圧縮ソフトで解凍できます。(疑似LHA形式)

 私は実際にはaward.exeで全部抜き出しました。
 此処には圧縮形式のことが調べられていて、参考になります。
 再圧縮時には、注意が必要ですね。

結論
 上の画像にあるように、MSIのK7N2G-LのBIOSは4.1F.00.07.00です。
 ShuttleのSN41G2のVideo-BIOSを解凍してBZで見てみると、全く同じ
 バージョンでした。Shuttleが勝手にBIOS名を変えているだけのようです。
 #同じバージョンでもコードはかなり違います。

追記:
  1/28 BIOS3.2 が公開されました。Video-BIOSは4.1F.00.07.05と更新されました。
  ブート時にVideo-BIOSが表示されなくなったようです。最初からそうしていればよいものを・・
  まともに動いているので、気分的なものですが、これで不満はなくなりました。

追記2;
  2/15 AbitNF7-MのBIOS更新に同じことが書かれています。
  Revise the issue of OnBoard VGA ROM displays "Engineering..."
  どうやら、私の推測があながち外れてもいなかったようでした。

////////////// Probe //////////////
 
 どうしてベータBIOSが搭載されているか頭を捻りました。
 MSIのマザーとは付き合いが長いので、おおよそMSIらしからぬ事です。
 石橋を叩いて渡るようなメーカーで、一度出したBIOSを削除したり、矢継ぎ早に
 更新することはありません。それだけ技術力もあるメーカーです。

 そんなとき、nVIDIAのnForceドライバが出されました。
 その注意書きに「ASUS A7N8Xサポート」とかあります。
 どういうこと? A7N8Xは去年のうちに出ているのですが?
 つまり、nVIDIAのソフトウエアーでのサポートがかなり遅れているのではないか?
 
 MSIの場合、検証できているベータVideoBIOSの方が、(もしあるなら)新しいVideoBIOS
 より、安全と踏んだ可能性があります。
 音源のドライバの方も、後のnVIDIAのドライバで普通に4ch/6ch出るようになるだろうと思います。

 尚、BIOSバージョンは 4.1F.00.07.05 ですから、
 4  コアバージョン (ちなみにGeForce2MXは3)
 1F チップバージョン
 00 マイナーバージョン
 07 エンジニアリングバージョン
 05 OEMバージョン
 だそうです。

 ふと思ったのですが、
 単に表示の問題だけのバグ、というオチの可能性は無いでしょうね? {笑;




AMIのツールは
 AMIBCP
AMIの場合はグラフィカルなAMIBCP位しかありません。

新しいBIOSバージョンには、新しいAMIBCPが必要です。
幾つかの不具合もあるので、BIOSが破壊される可能性もあります。
一切責任はとれません



   (継続中)



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