K7N2G-L

nForce2 の内蔵Videoコアのある物です。
IGP + MCP2 MS-6570  K7N2G-Lです。


パッケージ内容

 ・マニュアル (なんと日本語です)
   最初にFAQ等があり、基本的には翻訳だが、自然な日本語になっている。
   文字も大きく、非常に読みやすく文句はないですね。

 ・ドライバCD
   nForce2ドライバ 
   Win9X用にはUSB2.0のドライバが含まれていないように見える。
   IGPグラフィックドライバ
   MSIユーティリティ
   ワクチンソフト Trend-Micro PCcillin2002
   DirectX8.1b
   面白いのはVNCがあること。しかもHPのオフラインブラウズが出来る。
   Xsetup 環境設定ユーティリティ
   その他

 ・D-Bracket
   USB2.0ポートが二つと、D-LED
   BlueToothの張り紙がしてありますが、これは取り除いて使用します。
   BlueToothのモジュールを持っている人は剥がさないで、と云うだけ。

 ・TV-out ブラケット
   S-Videoとコンポジットが出力されます。
   マルチモニタですが、使えるのはcloneくらいでしょう。
   プレゼンテーション用ですね。やはりG400系がこの面では最高です。
 ・Ultra-ATAケーブル 2本
 ・FDDケーブル。
 ・I/Oバックパネル。
 ・MSI ロゴシール。

K7N2G-ILSRには、更に
 ・S-Bracket
 ・IEEE1394-Bracket
 が付くものと思われます。
 更に更に、WinDVD4もバンドルされる可能性があります。
 シリアルATAケーブルは、まだデバイスが少ないので微妙です。
 どちらにしろ、箱は、はち切れんばかりになるでしょう。  {笑;


ボードの所感

 ・IGPのヒートシンク
  紹介記事などではIGPにヒートシンクFANが付いていましたが、
  実際にはヒートシンクのみでした。シリコングリスをたっぷり塗っているようです。
  グリグリと動かすと、大量にはみ出してきます。 {笑;
  マザーを汚さないように、余り弄らない方が良いでしょう。

 ・K7N2-Lのテストリポートで、システムクロックジェネレーターは、chipsetに
  内蔵されていると書きました。
  クリスタルを捜すと、SouthのMCP2の側にありました。
  クロックジェネレーターはMCP2に内蔵と結論できます。

 ・nForceはメモリバッファを内蔵しているので、別に外付けchipは必要ありません。
  そう云うこともあって、部品点数は極めて少ない。
 
  Vcoreを作るドライバICは
  HIP6302CB
  HIP6602ACB
  前者が2フェーズコントローラーで、VIDをデコードしてA/D変換します。
  後者がMOS-FETドライバで、highサイドとlowサイドを二組駆動できます。
  ドライブされるパワーMOS-FETはヒートシンクの下で何か判りません。

  Super-I/OはWinbond W83627HF-AW
  そのすぐ側のICSのchipはLANの物理層を受け持っているICS1893AF
  すぐ側にBothhandの100/10base用パルスTransformerTS6121Cがあります。

  CPU-Socketの近くにあるMS-3とあるのは、マルチポート入出力のできるカスタム
  ICです。使用目的は倍率変更、コア電圧制御等です。
  カスタムchipなので詳細は判りませんが、13倍の制限はこのchipの制限であろうと
  思います。 

  これ以外でめぼしいのは、LM358とAttansicのATTP1 0245と読めるもの。
  AthlonXPのサーマルダイオードを使ったサーマルシャットダウンが
  何処かになければなりません。
  データーシートを捜すとAttansicのATTP1がそうだと判りました。
  Over-Temperature-Protection-controllerとあります。
  内蔵したサーマルダイと外部から1つのサーマルダイの入力が可能です。
  シャットダウン温度は設定でき、システムシャットダウン用の出力と、
  サイレン用の出力があります。動作電源は5Vsbです。

 ・Hyper-Transport
  IGPとMCP2を繋ぐのは二本の信号線で1つの信号を送ります。
  基板の裏を見ると、二本一組の配線がよく判ります。
  20組ほどあるようですから、16bitを採用しているようです。
  古くはRS232C、最近ではUSB等のようにノイズに抜群に強い方法です。
  転送バンド幅は800MB/sであったと思います。
  chipset間の転送速度は、PCIカードのパフォーマンスに影響が出てきます。
  Video関係に凝った人がSiS745を愛するのも、これに原因があるようです。

注;
   K7N2-Lのテストリポートでも書きましたが、IGPの内蔵VideoはMX420
   相当です。GeForce4MX440相当ではありません。
   メモリクロックを比較しても当然判りそうなものですが、海外サイトなどでは
   MX440と比較してパフォーマンスが出ないといっているところもあります。
   注意してください。メモリによってパフォーマンスは大きく変わります。


ジャンパー&コネクタ&諸々のこと

 ・音源
  RealTek ALC650。
  5.1chはMCP-Tを搭載するK7N2G-ILSRだけです。
  K7N2G-Lでは6chスピーカーがサポートされているようです。
  バックパネルのオーディオコネクタは、MIC、LINE-IN、LINE-OUTですが、
  この全てにスピーカーを繋いで、nForceのコントロールパネルから切り替えます。

 ・PCIブラケット
  このマザー上のPINヘッダに差し込むコネクタは全て逆差し防止になっています。
  
 ・メモリスロット
  Dualメモリインターフェースを利用するには、色の違うスロットを使用するように
  なっています。DIMM1-3、DIMM2-3の組み合わせ。
  マニュアルには明記していないが、DDR400の場合、2枚までの方が良いかも?
  参照 Abit NF7 此処にPC3200は2スロット、2GBまでとある。

 ・FANヘッダはCPU用とシステム用だけです。
  chipset-FANが付くと残りはなくなります。

 ・CPUはAthlonXPではサーマルダイオードで
  温度監視をして、サーミスタで温度を
  モニターしているようです。捜したら、CPU-
  Socket内に「 j 」のシルク印刷のある
  サーミスタRT2がありました。
  システムの温度モニターはWinbond83627の
  AGPスロット側に、RT3と書かれたサーミスタ
  があります。(緑
  BIOSなどのシステムの温度と云うのは、
  このあたりの温度のことです。
  おのさんのページによると、MSIの温度
  モニターは、かなり正確にチューニング
  されているのかもしれません。

 ・ATX12Vコネクタ
  これはトロイダルチョークを通って、Vcore電源回路に繋がっています。
  つまり、K7N2シリーズでは、CPUのコア電力は12Vから生成しています。
  ATXの20PIN電源コネクタには12Vが一本しかないので、ATX12Vコネクタ
  の追加になったわけでしょう。
  消費電力の大きなAthlonを使用する場合は、5Vより、12Vに余裕のある
  電源を選択しなければなりません。
  #ハッキリ言ってしまえば、気にせずP4対応電源を買えば良いと云うこと。


保証について

 保証規定は他のベンダーと基本的には同じです。無償保証は一年間。
 販売店が初期不良は規定してあるので、多くは1週間です。
 それ以降は、
  1) MSI-jのHPやWeb上で情報を探す。
  2) 販売店に対処を打診する。
  3) MSI-j サポートに相談する。
 の手順です。
 ところで、保証書が一枚と、マニュアルの最後に保証書があります。
 どちらかに店のスタンプを押してもらえばよいでしょう。
 #店のスタンプ押してもらうことと、レシートは絶対に保管しましょう。

 tea-farmさんから、MSI-jにサポートが一元化されたと情報を頂きました。
 詳細はMSIニュースレターを参照してください。
 保証期間の2年への延長は歓迎です。(ただし、新しい保証規定の紙が入っていたらですが)
 MSIは安定性と高信頼性が売りですから、良い傾向ですね。

Barton対応について

 KT4シリーズと、K7N2シリーズのBIOSに2500+サポート、或いはBarton2800+
 と明記されている。
 KT3シリーズや、745Ultra等はfsb166MHz駆動は出来るが、動いても正式対応
 にはならない気がする。その場合、MSIには対応BIOSは出してもらいたい。


セットアップ


メモリやIDEコネクタを差すと
左の方がたわむので、ゴム足
或いはプラスチックペグを使う。

ペグはネジ部分をニッパで
切り取れば使えます。
工夫は自作の楽しさですね。

構成

CPU AthlonXP 1700+ (サラブコア) AXDA1700LT3C
メモリ    TwinMOS PC2700 256MB Winbond-chip
CPU-cooler Taisol 改
HDD Maxtor 6R060L0 5400rpm 60G ATA133
CD-R/RW LiteOn CD-R/RW
FDD TEAC 2モード
Modem Lecton i56LVP
電源 Enhance ENP-0735 FreewayOEM品

ほぼ最小構成でSETUPを開始します。


OSインストール
 Windows2000Proです。WinXPはSP2が出たら導入する予定です。
 1) OSインストール。
 2) サービスパック3インストール。
 3) nForceドライバインストール。
 4) nForce2 Videoドライバインストール。
 5) DirectX8.1bインストール。
 6) モデムドライバインストール。

 DirectXの入れるところは、Videoドライバの前でもあとでも良いと思う。
 手順はそれ程気にすることはないだろう。
 ただし、音源関係でWin2kSP2、WinXPSP1の記述があるので、
 OSインストール後にすぐサービスパックは当てておいた方が良い。

 テストの前に
 Prime95
 Superπ
 この二つを実行しました。K7N2-Lのモニターで借りたサンプル版でエラーが出ていたので。
 Prime95は2時間半ほど負荷テストを行い、エラーが出ないのを確認しました。
 Superπでもエラーは出ませんでした。



動作テスト

 レビューサイトの記事では、何でも最高性能ばかりしか出さないので、
 現環境から移行を考えている人のために、参考になれば。

 メモリは
  TwinMos Winbond-chip PC2700 256MB CL2.5
  Apacer  NANYA-chip  PC2700 256MB CL2.5 NT5DS32M8AT-6

 ・3D-TEST
  以下のことに注意してください。
  ・統合Videoは、初期値ではコアクロック200MHzです。
  ・メモリクロックはシステムメモリクロックです。(当然ですね)

  コアクロックは最大で250MHzまで上げることができます。
  画面のプロパティからGeForce4MXのメニューで切り替えます。
  「起動時にこれらの設定を自動的に適用する」にチェックすれば、
  設定は毎回有効になります。
  Videoコアに割り当てるメモリはBIOSで調整します。
  ゲームをするなら、64MB〜128MB割り当てればよいでしょう。

  Videoコアクロックの変更の方法は、

  
 画面のプロパティから、GeForce4MXのメニューで変更できます。
 BIOS 3.3 /VideoドライバはnForceドライバ2.03


  RIVA-Tunerでもコアクロックの変更が出来ます。
       ==> 詳細は後述。

 3DMark2001SE

FSB Memory CPU コアクロック メモリ数/配置 スコア ドライバ BIOS
133 133 1.6G 200MHz シングル 2826 31.50 3.1
133 166 1.6G 200MHz シングル 2839 31.50 3.1
133 133 1.6GHz 200MHz Dual 1-3 3757 31.50 3.1
133 133 1.6GHz 250MHz Dual 1-3 3933 31.50 3.1
133 166 1.6GHz 200MHz Dual 1-3 4360 31.50 3.1
166 166 1.58GHz 200MHz Dual 1-3 4422 31.50 3.1
166 166 1.58GHz 250MHz Dual 1-3 4746 31.50 3.1

 これ程劇的に変化するものも少ない。
 オーバークロックの要素のない最高性能は4360です。
 MSI-j マーケティングレビュー記事ではこれで行っている事になります。
 #メーカーで定格以外の記事は書けないでしょうから。

 PC2100で良いから、二枚のメモリを使えば、充分GeForce4MX420相当
 のパフォーマンスは得られると考えられます。
 メモリ一枚だけというのは、絶対に避けたいところです。

 BIOSの設定は
 AGP-Aperture-size 128MB
 Frame-Buffer-Size 64MB
 メモリはSPDによるAUTO設定ですが、
 166の時は7-3-3-2.5
 133の時は6-3-3-2

 解像度は1024×768

 追記;
 ドライバをnForce2ドライバ2.03に変え、メモリスロットを変更したものを追記。
 31.50はマザー付属のCDのVideoドライバ。41.13はnForce2ドライバ2.03に
 含まれるもの。
 Video-BIOSはマザーのBIOSに含まれるので、マザーのBIOSを書いている。
 全スロット実装より、2-3スロット実装のみの方がわずかにスコアがよい。

FSB Memory CPU コアクロック メモリ数/配置 スコア ドライバ BIOS
133 166 1.6GHz 200MHz Full 1-2-3 4423 41.13 3.3
166 166 1.58GHz 200MHz Full 1-2-3 4485 41.13 3.3
166 166 1.58GHz 200MHz Dual 2-3 4570 41.13 3.3
166 166 1.58GH 250MHz Full 1-2-3 4709 41.13 3.3
166 166 1.58GHz 250MHz Dual 2-3 4710 41.13 3.3

BIOSによるパフォーマンスの違いはありません。ドライバによる違いが大きい。



★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name K7N2G 166 166 Dual
Processor AMD Athlon 1585.97MHz[AuthenticAMD family 6 model 8 step 0]
Cache L1_Data:[64K] L1_Instruction:[64K] L2:[256K]
Name String AMD Athlon(tm)
VideoCard NVIDIA GeForce4 MX Integrated GPU
Resolution 800x600 (16Bit color)
Memory 458,224 KByte
OS Windows 2000 5.0 (Build: 2195) Service Pack 3
Date 2003/01/26 17:18

標準デュアル チャネル PCI IDE コントローラ
プライマリ IDE チャネル
Maxtor 4R060L0

標準デュアル チャネル PCI IDE コントローラ
セカンダリ IDE チャネル
LITE-ON LTR-48246S

ALL  Integer  Float  MemoryR  MemoryW  MemoryRW  DirectDraw
34804  67848  82541  39868  55739  71037  60

Rectangle  Text  Ellipse  BitBlt  Read  Write  Copy  Drive
74200  67745  15500  2032  33084  27878 1 939 C:\100MB


 ・Superπ104万桁は 1分03秒。
  前回のK7N2-Lより速くなっていますが、K7N2-Lの時は、BIOSが正式な
  ものでなかったのがあるでしょう。統合Videoコアによる影響はありません。

  また、メモリスロット1-3、2-3、1-2-3実装で違いは出ませんでした。
  違いがあっても、104万桁では違いが出ない程度でしょう。


Final Fantasy Xl ベンチマーク

こちらからダウンロードできます。およそ20MBあります。
スコアが4000以上あれば、高解像度でのゲームが楽しめると言うことなのですが。

CPU メモリ Videoコア スコア
1700+(1.46GHz) DDR2700 200MHz 3572
1.5GHz(FSB166MHz) DDR2700 230MHz 3862
1.5GHz(FSB166MHz) DDR2700 250MHz 3936
1700+(1.46GHz) DDR2700 250MHz 3854

CPUのクロックや、FSBとメモリクロックの同期でも影響はあるようです。
定格でもVideoコアクロックを上げると、なんとかなる範囲でしょう。

参考値として、
マザー MSI K7T266Pro2-RU
CPU  AthlonXP1500+
メモリ PC2100 256MB×2 CL=2
オンボードRaid IBM IC35L040AVVR
Video  Radeon7500(Joytech) DDR64MB

 スコア 3926〜3973

3DMark2001SEでも、だいたいVideoコアクロックを上げて、Radeon7500と
同等近くになるようです。Videoコア無しのK7N2-Lとの値段差を考えると、
かなりお買い得な感じですね。


互換性
 nForce2のメモリに関してはこちらに少しあります。
 また、MSI-twのSupportページからTest-Reportで動作したものを知ることが出来ます。

 私の処では、デバイスで正しく動作しないものはありません。
 K7N2-Lのレポート記事と合わせてご覧下さい。


現在までの問題点 (2003/2/14現在)
 ・CPU温度がやや高めに表示される。
   →サーマルダイオードでの温度測定なので、これでまとも。(問題なし)

 ・BIOSでReset-Confiduration-DataをEnableにすると、再起動後に自動で
  Disableにならない。(手動でDisableにして下さい。)

 ・倍率13倍以上のCPUで13倍以下に出来ない、或いはその逆。
  (これについては不具合ではありません。MSIの方針です。)

 ・CRTのリフレッシュレートを60Hzにすると、斜めにノイズが出る。
  (60Hz以上にすると消えます)

 ・VcoreがBIOSで指定した電圧にならない。
  (少し誤差があるようです。AUTOでは、ほぼ正しく出ます。)

 ・メモリスロットを全部埋めた場合、Windows2000起動画面で20秒〜30秒余計に
  待たされる症状があります。
  動作自体に問題はありません。PC2100、PC2700片面実装モジュールで確認しています。
  #二つのメモリテストでエラーの無いことも確認しています。

 個体の問題の部分があるかもしれません。参考程度にしてください。


nForce ドライバの更新
 nForce ドライバ2.03がnVIDIAに公開されています。
 Win2k WinXP Win98/ME

nForce-Driver2.03 ドライバCD 備考
Audio driver 3.17 (WHQL'd) 3.06  
Audio utilities 3.17 3.07  
Network driver 3.13 (WHQL'd) 2.81  
GART driver 2.78 (WHQL'd) 2.78  
SMBus driver 2.75 (WHQL'd) 2.75  
Memory controller driver 2.75 (WHQL'd) 2.75  
IDE driver 2.70 In The Box (WHQL'd) 2.70 WinXPのみ
IDE driver 3.07 Full Driver   WinXPのみ
Display Drivers 41.13 (WHQL'd) 31.50  
Installer 3.22 3.08  
USB driver 5.0.2195.5605 (WHQL'd) USB driver 5.0.2195.5605 (WHQL'd) Win2kのみ

・ Win9XではUSBドライバが含まれていない。USB2.0の動作はできないものと思われる。

・ WinXPではSP1のUSBドライバを使用する。

・ IDEドライバはWinXPのみです。Win2kではOS組み込みのドライバが使われ、ATA133動作はしない
   物と思われます。 (パフォーマンスにハッキリとした差は出ないでしょう。)

Win2kにWinXP用ドライバを入れてみました。同じ内容のようなので、試しに。
「\SystemRoot\System32\Drivers\NVENT.SYSのデバイスドライバがエントリポイント
 NdisGetFirstBufferPacketSafe(ドライバNDIS.sys)をみつけられませんでした」
のコメントが出て、インストール自体は正常に終了します。
そのまま再起動すると、ブルーバックのエラーが出て回復にはSafeモードから手間がかかります。
再起動せずに、NVIDIAネットワークデバイスのドライバの再インストールをします。
マザー付属のCDをドライブに入れておけば、不足するファイルをそこから補給できます。
これ以外に、WinXP用とWin2k用では違いはないようです。
(勿論、それ以外にUSBドライバの有無とかはあるが)


6ch スピーカーについて

 マニュアルはK7N2G-LとK7N2G-iILSR共通なので、通常でも6chスピーカーが利用できる
 ように書いてあります。
 私が色々試したところでは、通常の音楽鑑賞などでは2chスピーカーのままです。
 South-chipsetがMCP2なので、APUは無いものと思われます。
 nForceコントロールパネルもドライバの中にないので、インストールされません。
 (MCP-Tでないとインストールされないものと思われます)

 6chを利用するには、WinDVD4など、4/6chスピーカーをサポートするソフトが必要なようです。
 #マニュアルを見ただけでは判断できない。

4ch/6chスピーカーを利用する方法

 原因はnVIDIAのドライバが駄目だからのようです。
 RealTekからALC650のドライバをもらってきます。
 wdm_a338.exe という自己解凍ファイルがダウンロードできます。
 これを実行して適当なフォルダに解凍します。
 wdmというフォルダ内に解凍されます。
 
 ドライバを削除してから入れる方が良いのですが、win2kではnVIDIAの音源ドライバは
 「アプリケーションの追加と削除」には出てきません。
 このような場合、「ハードウエアーの追加と削除」で音源を一度削除して、再起動すれば良い。
 再起動後、ハードウエアーウイザードが表示されたらキャンセルして、setup.exeを実行する。

 nVIDIAのドライバを削除しないでsetup.exeを実行してみました。
 そのまま何事もなくインストールは終了しますが、再起動後に確認すると上手く入っていません。
 「プログラムの追加と削除」で、ALC650のドライバを削除します。これで再起動後にハードウエア
 ウイザードが出てくるので、キャンセルして、setup.exeを実行します。

正しくsetupできれば左の画像のようになります。
タスクトレイにSound Effectのアイコンが出れば
大丈夫。
Sound Managerから4ch/6ch設定以外にも、
Soundエフェクトなど色々選択できます。

現在のところ問題はないようです。
問題があれば知らせていただければ幸いです。

 同じ所に、ap_338.exeというWindowsアプリケーションがあります。
 これはAVRackです。オンボード音源や、CMI8738のPCI音源カード等に良く付いてくる、
 Playerです。使い勝手はあまり良くないので、好みで入れたらよいでしょう。


ATX12Vコネクタのない電源でも動く?

 疑問に思われた方がいたので、コネクタを外してみました。
 MSIのモニターソフトPCAlert-4で電圧を監視しながら、Superπを実行しました。
 起動時、定格に近い、1.49Vでしたが、Superπ実行時に
 1.46V〜1.5Vの間をせわしなく変動します。
 ATX12Vコネクタを取り付けた状態では、時々1.47Vになりますが、1.49V〜1.52V
 の状態で、概ね1.5Vです。

 ATX12Vコネクタが無くても動作はします。
 ただ、ATX12Vコネクタのない電源は古い物になるでしょうから、12Vの電力も
 不足するのではないかと思います。
 P4対応電源は12Vの容量を強化した物が多いので、P4対応電源を使用してください。
 少なくとも、従来の5VからVcoreを作っていたものより、電源を選ばないと思います。


RIVA Tuner でVideoコアのクロックアップ

 障害が出ても自己責任でお願いします。
 また、NorthチップセットのIGPがより発熱するので、冷却を考えてください。

 RIVA Tunerをダウンロード、または雑誌から手に入れてください。
 「DOS/V Power Report」にはオンラインソフトとして収録されています。(要確認)

 テストしたバージョンは 2.0 Releaseーcandidate11です。
 最新は2.0-12.1です。

 
 インストールしたら、起動して、Mainページのカスタマイズをクリックし、一番左のカード型の
 アイコンをクリック。

 すると、オーバークロッキングページが開くので、Enable low-level-hardware-overclocking
 にチェックを入れる。
 以下のようなウィンドウが出てリブートを薦められるが、単にDetect-nowでよい。


 Detect-nowを選択すると、変更できるレンジが表示されるので、変更したいクロックの
 半分の値にする。250MHzで最大のようなので、125MHzまで。
 それ以上にはしない方が良いでしょう。(試していません)
 メモリクロックは、システムクロックなので、ここでは変えないでください。



 新しい設定を適用する前にテストが行われます。
 この設定を起動時に有効にするチェックBoxもありますが、お奨めしません。

 nForceのドライバのオーバークロック設定の標準値を変えてしまうので、併用時には注意が必要です。
 クロックアップは自己責任の領域なので、ディフォルトの200MHzで常用してください。


CPU温度 (第三のセンサー)
 CPUソケット内と、SuperI/Oの傍のサーミスタを見つけた時点で、どうせ残りの1つは
 使っていないだろうと、捜すのを止めてしまったのですが・・・

 Prome95で負荷をかけて、LM78monとPCAlert4で見てみると



 センサーが三つとも働いていました。
 Temp1 これはシステム温度です。PC-Alert4とも一致します。
 Temp2 どうもこれがCPUソケット内のサーミスタのようです。
 Temp3 PC-AlertのCPU温度と一致します。
      どうもこれが、サーマルダイオード測定のようなのです。

 更に部屋の温度を上げて、負荷をかけ、MBMで見てみました。

MotherBoardMonitor

 起動時に既に40度程度になっていますから、サーミスタとは考えにくい。
 PC-Alert4がTemp2を表示しないのは、サーマルダイの無いDuronや
 ThunderBirdのAthlonの時に、これを表示するからでしょう。

 いずれCPUを取り替えてみる機会があるでしょうから、Athlon1GHzに変えてみれば
 答えはハッキリします。

 それにしても、サーマルダイで温度測定をしているマザーに、初めてお目にかかれました。

 サーマルダイオードと、ハードウエアーモニターについては、おのさんのページを参考にしてください。


誰も書かない美点
 CPUソケットの位置が悪いだとか、コンデンサが邪魔だとか言われることの多いMSIの
 レイアウトですが、大きな美点もあります。

 CPUヒートシンクを取り付けようとしたときに、爪の下のプリントパターンを傷つける心配が
 ありません。ほとんどの配線を排除しているからです。誤ってマイナスドライバを突き刺しても
 容易にシステムに、致命的な損傷を与えることはありません。

 ・歴史
  i815マザーで、CPU-FANを取り付けるときに、信号パターンを傷つけて、
  起動できなくなる事故がありました。MSIのサポートページにも注意書き
  がありました。
  MSIだけでなく、ASUS、AOpen、等ほとんどのメーカーが大なり小なり同じ
  間違いをしていました。
  Intelはこの位置に何も置かず、ベタパターンにするように言っていたし、
  Intelマザーは見事にこの位置をベタパターンにしていました。

 MSIの技術者は、これを重く受け止めたふしがあります。
 後のPCBで、この位置から、徹底してコンポーネント、重要な配線パターンを排除しています。
 このK7N2シリーズでは、ほとんどベタパターンで何もありません。
 #K7T266シリーズも同じで、同じPCBのKT3シリーズも同様です。
 #745Ultraもベタのみです。KT4シリーズも同じです。
  
 これを実現するために、CPUソケットの位置を上端ギリギリに押し上げています。
 ベタパターンはシールドの役目もするので、その意味合いもあるのかも知れません。

 雑誌の写真や、shopの陳列棚で、各社の場合、どうなっているか見れば、敢えて取りあげる
 意味が判るでしょう。
 スペースに制約のあるMicroATXは別として、配慮するべきです。
 その点で、Abitは極めています。最初からこの点に配慮し、AT7等、凄いことになっていました。


最適なシステム構築のヒント

 ・ドライバについて
 現在では、マザーボードに付属してきたドライバ類を使用するのがよいでしょう。
 (音源は別にして)
 nVIDIAのnForce2 2.03ドライバの但し書きに、A7N8Xサポートの記述があります。
 ASUSはnVIDIAのドライバでなく、ASUSの供給するドライバを使うように注意してもいます。
 
 K7N2-LはA7N8Xよりかなり遅く市場に出たので、まだサポートされていないと思います。
 #固有の機能や、細かい違いを認識できない。
 マザー付属のドライバで問題があるようであれば、nVIDIAのドライバを使う、で良いでしょう。
 次のドライバでは多分サポートされると思います。

 WindowsXPではBIOS3.2でUSB関係がfixされているので、書き換える方が良いでしょう。
 USB2.0はSP1でのサポートなので、SP1を当て、ドライバを入れるまでは、USB機器を
 繋がない方が良いでしょう。
 USB機器を繋いだまま、USB関係のドライバを導入すると、不具合が出ることがあります。
  
 ・CPU-FANについて
 CPUソケットの周りに4個穴は空いていないので、PAL8045等は使用できません。
 私は別のページで紹介している、Taisolの改造ヒートシンクFANを使用しています。
 最初はPanaFlo1900回転でしたが、1.6GHz以上で使うため、Sanyo 8cm 2900回転
 に変更しています。

 ある程度静音で、高いクロックのAthlonXPに対応したCoolerMaster SilentDraco-CP
 が良いのではないかと思います。銅板張り付けで、コアの小さいサラブXPには効果が
 あるでしょう。3本爪のクリップなので、脱落の心配もありません。
 #脱落しても大丈夫なマザーではありますが。

 SilentDraco-CPを手に入れたので、付け替えてみました。

Prime95を39分実行した後の温度
です。システムが32℃。
少し室温を上げすぎたようです。
ストーブなので調整が微妙です。

サーミスタと思われるSenser2が
高くならないので、冷却自体は、
上手くいっているのでしょう。
コアは低くはなりにくい。

 更に、1.6GHzにしてみると。

FSB133、メモリ166MHz。1.6GHz
XP1900+相当で、Vcoreは1.5V。
室温はだいたい同じなので、System
温度は同じです。

Sencer2が上昇したようです。
サーマルダイと思われるSenser3は
少しの上昇でした。
3DMarkをループさせれば、いずれコ
アの方も温度が上昇しそうです。

 まずまず、1900+程度では大丈夫な様です。コア温度(と思われるもの)が見えてしまうので
 ある意味気味が悪いですが、60℃を超えなければ、まだ余裕があります。
 システム25℃でコア温度は46℃です。
 注: 従来のモニターではSenser2の温度が、CPU温度として表示されているはずです。

 PalominoコアのAthlonXPであれば、ヒートシンクとの接触面が大きいので、アルミだけでも大丈夫です
 サラブコアのXPでは銅板張り付けや、埋め込みで、大型のアルミヒートシンクを利用した方が良いでしょう。


 ・メモリについて
 TwinMOS Winbond-chip
 Apacer  NANYA-chip
 NANYA  NANYA-chip
 ノーブランド TG?-chip
  全て256MB 片面実装タイプ

 PC2700については、手持ちがこれしかありません。半分は745Ultraで使用している
 ものです。怪しい症状を見せたのはノーブランドのTG-chipの載った物です。
 DIMMスロット1-3に他のchipを搭載しているところに、これをDIMM2に入れると
 Windowsに入れないとか、再起動できない症状がありました。
 2-3に先にある状態の方が、なんとか使えました。(それでも難あり)
 他の3枚のメモリは、どの組み合わせでも問題は出ませんでした。
 (全て、2つのメモリテストでエラーは出ませんでした)

 BIOSでメモリをSPDにしておけば、PC2100、2700、3200を自動判別して、メモリクロックを設定する
 必要はありません。安定したシステムには、マニュアル設定でなくSPDで。


終わりに

 文章の多いページを読んでいただいてありがとうございます。
 
 総評ですが、
 K7N2G-Lは安定性で問題もなく、少し古めのPCから移行するにはAll-in-oneで最適
 ではないかと思います。K7N2-L同様、MonsterTV2を使用していますが、問題もなく
 手軽なキャプチャーPCとしても使えます。

 オンボードのNICは編集中、データ転送にずっと使っており、速度的にも問題は見られ
 ませんでした。VNCがCD内に同封されているので、余った古いPCがあれば、すぐに
 ディスプレイ無しのセカンドマシンとしても使えるでしょう。

 ポイントとしては
  ・P4対応電源を用意する。
  ・メモリを二枚用意する。
  ・CPUに合ったCPU-ヒートシンクFANを用意する。

 内蔵Videoの性能がかなりあるので、アップグレードは
  ・Radeon 9500以上
  ・GeForce4 Tiシリーズ以上
  ・GeForce4MX-8X (AGPX8が効く環境で)
 等になるでしょう。
 
 Win9Xを使っている人はまだまだ多いので、USB2.0のドライバがないのが残念です。
 
 
 尚、画像の画質をかなり落としています。ダイアルアップでもダウンロード時間を最少
 限にするためです。見づらいところはご容赦のほどお願いします。




                    TOPへ



                            記事: POCO
                            編集: Fidia&POCO