序
6/1
日付も虚しい……
先々の展望が立っていないのだよ。
いや、新作は無理じゃないのか?という不健康な展望なら随分と色濃く見えてたりする。
それは嫌だね。実に。
さらには、ホント、実のところ、何を作るのか、と………
例年なら1ヶ月前には心定め、色々と構想を練るものだ。
だが、今年度は俺にその余裕は無かった。
候補はあっても、決まってない。
これで間に合うほど甘い作業ではない、と……俺が一番よく判っているはずではないか。
あ〜〜〜〜
でも
作りたい。
作りたいよ。
結
8/10
ええと…
ハッキリ言って全然時間ありませんでしたわい。
大抵のムリはキク俺だが…
ムリでした。
これまでの機体の修理だけでも当日ギリギリまでかかってようやく終わる始末。
ちなみに…今度こそゼータは大破、MkUも絶望的、ついでに去年の作であるRX−78までもが重大なダメージを負ってしまった。さすがにこれはなんとしても修理せねばならぬが、すぐには到底不可能。
今年は道路に例年以上に水が撒かれていて…それでダメージが予想以上になってしまったのだ。
正直ゼータとMkUは年代的にも今年が限界だと踏んでいた。
だがRX−78までもがあれほどのダメージを被るとは…
唯一の救いは、ストライクフリーダムの損傷がほとんど無かった事だ。理由は簡単、俺自身が装着したからだ。
基本的に俺が着てさえいれば、まず損傷は少ない。
構造を熟知し、壊れないように動き、水を避け、しかも体力抜群の俺だ。一番手のかかったこいつがほぼ無傷だったのは不幸中の幸いだ。
とはいっても…
要は体力自慢の多い我が職場でも、フリーダムを動かせるのは俺以外にいないというだけの事だが…
一昨年に初出撃した時は、終わったときのあまりの俺ダメージに、もう二度と祭りには出さないと決心したものだが、新作の無い今年…致し方なく再出撃の運びとなったわけだ。
だが…徹底的に改良した。
ありとあらゆるパーツに大幅な改造を施し、少しでもストレスを軽減するように手を尽くした。
おかげで一昨年より格段に機動力と持久力が向上した。視界も大幅アップ。
先回よりよほど楽にお祭りを楽しむことができた。
なにしろフリーダムは目立つのだよ。
高さ約190センチ、翼の幅約3メートル…広いってなぁ(笑
ま、何をどうしてもどうにもならない重さ、これだけは致し方ない。
俺の肩が1週間ばかり使い物にならなくなるだけの事だ。
マジ痛いんだけどな。
でも、新作が作れなくて、若干ブルーな気分で祭りに参加したが…
やっぱね…いつものごとくあれほどウケていただければまたやる気も出てくるってものだ。やってる最中は痛みも疲労も忘れるんだ。こればかりはパイロットになってみなければ絶対に味わえないものだ。
来年は作るぞ、絶対。
何を?
そうだな…
ジオン系に挑戦するか、大破したゼータを現在の俺の技術で作り直すか、はたまた一度は断念したダブルゼータに走るか…ああ、今度始まる新ガンダムだけは作らないや。どうも意欲が湧いてこないのでね。百式も作りたいが、あれは色がムリ。段ボールにきれいな金がノらない事はすでに実験済みだったりする。
さてどうするか。
正直言って、俺が思うよりはるかに、ZERO式ガンダムを楽しみにいていただいている方々は多いようだ。
自分ではそれほどのモノかね?と思うが、やはり期待されている以上はそれに応えたい。
来年の新作は…そういう人たちの意見を集めて決めるかな。
なにしろそもそも、俺自身が作りたくて被りたくて仕方がない。
作れないかも、と告知していたにも関わらず楽しみにしていただいた方々に多大なる感謝を。