神聖ローマ帝国選帝侯一覧


かつて神聖ローマ帝国においては、皇帝を選挙で選んでいました。この皇帝選挙権を有する諸侯のことを選帝侯(選挙侯)と呼びます。神聖ローマ皇帝は1198年から1806年の神聖ローマ帝国の解体まで、選帝侯会議によって選出されました。選帝侯は当初、教会諸侯3人、世俗諸侯4人の7選帝侯制でした。17世紀には、世俗諸侯2人が選帝侯に追加されています。


分  類

選帝侯となった諸侯

 教会諸侯  マインツ大司教
 ケルン大司教
 トリア大司教
 世俗諸侯  ライン宮中伯(プファルツ伯)
 ザクセン公
 ブランデンブルク辺境伯
 ボヘミア王(ベーメン王)
 バイエルン公・・・17世紀に選帝侯となった
 ハノーヴァー公(ブラウンシュヴァイク公)・・・17世紀に選帝侯となった

神聖ローマ帝国では選帝侯会議によって皇帝を選出すると書きました。しかし各選帝侯が力のない小貴族を皇帝に据えて自らの勢力を安定させようと画策し、その結果帝位を得たハプスブルク家が次第に力を付け、後に帝位は完全にハプスブルク家の世襲となり、皇帝選挙は単に儀礼上のものとなりました。

なお、選帝侯は神聖ローマ帝国内の他の諸侯と違って、絶大な権限を持っておりました。選帝侯には貨幣鋳造権鉱業権関税権城塞構築権ユダヤ人保護権などの特権が認められており、選帝侯への反乱は皇帝への反乱とされていたそうです。
 


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