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  Asian Tea Room
 ★おいしいチャイの作り方 〜激闘編〜
☆チャイの作り方(第1章・準備編)
 1.まずはじめに牛を1頭用意します。インドに行けばたいていそのあたりの道ばたにウヨウヨいます。ただしこの時注意しなければならないのは、路上の野良牛には雄が多いので雌の牛を確実に連れて帰らなくてはなりません。なければ山羊でも良いそうです。
 2.次にインド人のおっさんを一人用意します。できれば料理人のカースト(身分)の方がよろしいです。おっさんがいなければ、おばちゃんでもいいです。若いお兄ちゃんなら大阪のミナミにもいるようです。
 3.最後に鍋を用意します。大きさは小さい手鍋程度がベター。年期の入ったいかにももうすぐ穴の空きそうな鍋なら、よりリアルなチャイづくりの雰囲気が味わえます。

☆チャイの作り方(第2章・激闘茶摘み編)
 4.牛、インド人、手鍋がそろったらいよいよチャイ作りの本番。でもその前に・・・。チャイには欠かせない紅茶の葉が必要です。
 5.紅茶の葉は、インドのダージリンやアッサムまたはバングラデシュならシルへットに行けば手に入ります。今回はシルヘットの茶園に茶摘みに行ったとして話しを進めましょう。
 6.茶摘みに行く時は、なるべく軽装がいいでしょう。荷物はなるべく少なく、財布などはポケットへ入れましょう。背中には摘んだ茶を入れる籠を背負うので、リュックサックは厳禁です。籠は街の雑貨屋さんで仕入れるといいですが、オーダーメイドで近所のおばちゃんが作ってくれる場合は日数がかかるので、なるべく早く作ってくれるように、毎日おばちゃんのご機嫌を伺いに行きましょう。
 7.それでは、いよいよ茶摘みです。シルヘットの茶園で注意が必要なのは、年に1.2度野生の虎が出ます。もし偶然にも茶摘みの最中に虎に遭遇した場合は、残りの人生をつつがなく暮らすことをあきらめましょう。動物園などでは、よく見るとただの大きな猫に見えないこともないですが、檻のないことをお忘れなく。あと、このような場合には海外旅行保険が適用させるのかどうか、事前に問い合わせておくことが大切です。

☆チャイの作り方(第3章・茶摘み編)
 8 さて、籠ができたらいよいよ茶摘み。茶を摘む時のポイントは1芯2葉摘み。摘みかたは上の芯の部分とそのすぐ下の葉2枚をていねいに摘み取ると良い。ちなみに、どこかのメーカーの缶紅茶のラベルにはご丁寧に、「手摘みリーフ使用」と書いてあるが、手以外で紅茶を摘んでいる茶園など地球上には存在ません。(日本の緑茶は確か機械?)
 9 もし茶園まで行くのが困難な場合は、茶の苗を買ってきて自宅で栽培してもよい。ただし、腹を壊しても知らないのと、著者はかれこれ1年以上栽培してるが生育が悪い。
 10 さて20KGばかり摘んできたお茶の葉を製茶するが、家でおこなう場合はドライヤー、すり鉢を用意する。

☆番外編コラム「チャイの飲み方」
 1.用意するものは最初に机と椅子。南アジアの飲み物なので畳の上はいけません。次にコップ、現地の場合は素焼きのカップで出てきますが、ない場合は岡山県の備前焼などもいいようです。
 2.次に場所。よく晴れた夏の日なら露天がベター。ダメな場合は仕方がないからインド歌謡曲のテープでもかけながら家の中で飲みましょう。この時気をつけねばならないことはなるべく家族のいない日に飲むべきです。なぜなら突然部屋を開けた家族が、インド歌謡曲を聞きながらひとり寂しくチャイを飲んでいるあなたを発見する姿を想像してみて下さい。あまりにも怪しすぎます。またどうしても一人で飲めない場合は、家族全員でインド歌謡曲を聞きながら飲むという手もあります。ただしこの場合も回覧板をまわしに来た近所の奥さんに見られると「あそこの家族怪しいわよ」と近所でうわさを立てられるかも知れないので注意が必要です。
 3.さて肝心のチャイの飲み方ですが、別に「結構なお手前で」、などと言う必要はありません。ただ、この場合もよりリアルに飲みたいのならば、12〜14歳ぐらいのインド人のお給仕の少年が机の向側に座っていればベストです。彼はきっと用事もないのにWhat's your name? What's your job ? Where come from?とどうでもいい質問を繰り返してくれます。またこの時注意しなければならないのは60歳ぐらいのいわゆる長老格の老人を向い側に座らせないことです。彼等は親切で(これをおせっかいと言うのだが)あなたがふと横を向いているスキに砂糖をあなたのコップに注いでくれます。もちろん、こうなるとあなたのチャイは間違いなく甘過ぎて飲めません。
 4.最後に飲んだ後のグラスですが、本場インドで素焼きのカップで出た場合は、思いっきりカップを地面にたたき付けて割ります。インド人が言うには「これは素焼きなのでカップ土に返すだけだ」とのことですが、最近のインドは近代化されてきているので、カップを叩き付ける地面がアスファルトになっているということはよくあります。そんな場合はたんに道路が汚れるだけだと思うのですが、そのあたりはインド人にいわすと『NO PROBLEM』とのことです。
 おいしいチャイの作り方 〜次回はまじめに作ります?!〜