素 朴 な ま ま が い い
相 川 伸 一 郎

ナ イ ー ブ ア ー ト
Shinichiro Aikawa


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                        やまびこ

2012.5.16

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2012年 相川伸一郎展会場(京都北大路ビブレ スペースろさんじ)

2011年 同展



アトリエ開放



普段は一部(メイン室)のみ常設しています。

狭い所ですが、初めての試みとして、ご近所のあいさつがてら自宅アトリエに作品を展示いたしました。
軽い気持で開催したにもかかわらず愛知県、熊本県や、石川県、兵庫県など遠方の方々がおいでくださりびっくりさせられました。
急な企画でご案内も十分にしていないのに、貴重な休日時間にお見え頂き誠にありがとうございました。
また展示会以外の日に訪問されたい方は、前もってご連絡くだされば対応させていただきます。

 





比叡山の頂上から虹が出ました。画室からの撮影です。
手前見えない部分は畑です。今はりんごやみかんの木やかきの木が実を付けています。





ふわーっと生きてます

私は耳の難病で、川の流れる水の音も、風が揺らす葉っぱの音も金属音に変わり、バランスをくずし悩まされました。それでも好きな川の絵を描こうと近くの川(高野川)へ出かけ、だまって水の流れを見ています。うちの相棒もついて来るのですが、ペチャクチャとうるさいのです。季節の花を摘みに行ったり、散歩中の犬に声をかけたりじっとしていません。こんな夫婦の変な呼吸はこのままずっと続くのでしょうね。また雨が降り、風が吹き、腕を組みなおし、歩き出そうとしましたが、これからは二人とも“ふわーっ”とした調子で生きていくみたい。昔と違った生き方だけどこのままがいい。最近、耳のエコーは消えましたが、大きく響く音だけが受け付けないようなので耳栓をしています。現在その耳栓も忘れ、「ガンバラナイけどいいでしょう」、と吉田拓郎の歌詞に共感しています。やっとペースをつかめたのかも。

 

我意我楽我為(がいがらがい)

「がいがらがい」とは彦根地方の方言でガチャガチャといった具合に整理整頓されてない状態を意味する。この言葉の響きから察するに、もうどうしようもなく手のつけようが無いから捨ててしまおうという程の意味は含まれていないようです。「がいがらがい」の中には大切なものがあり、その大切なものが整理されずにそのまま散らかっているだけの状態であって、その趣が、なんとも幼児的仕業のような捉え方をした言葉のようにさえうかがえるものだから、私はあえてその言葉に愛着を感じている。私が以前より絵を描く姿勢として掲げている「我意我楽我為」という言葉は、こういう背景があって生まれたもの。字のごとく、自分の意志で、自分が楽しむこと、それが自分の為だという意味です。


こころのふる里・睡郷画の世界

ふる里の川を好んで描く画家、相川伸一郎は30年以上にわたって、無くなりつつある自然とそこに生きる子供の情景を巧みに表現し、親しみやすい画風(ナイーブアート)を創り上げました。
彼が描く睡郷画の世界は、彼が育った近江の思い出だけをモチーフにして描いているのではなく、人々の心に通じるふる里の原風景なのかもしれません。遠い山、近くの森、雪景色、川遊びなどみんな楽しく描かれている彼の作品は、ただ昔を懐かしがるだけでなく、未来を背負う子供達への熱いメッセージが込められているように、最近作では、今の子供達にも体験させたい自然の中での一幕を絵に託し、心象鮮やかに表現しています。ふる里に山が無くても山を望め、川が無くても川を望めるような、そんなのどかな風景をみんなの心のどこかに宿したいと思う、彼の心情が伝わってきます。  ー展覧会開催主旨よりー

 

展示会場で販売しています春夏秋冬絵はがきセットあります。


●1セット(8枚)…¥1,000(税込) マットアート紙
●Eメールか電話でお申し込み下さい。
 送料(1セットの場合¥90)はご負担下さい。

 

少年時代(昭和31年頃)

子供の頃、時間の経つのも忘れて一心不乱に遊んだ川は最高の遊び場所だった。現在、川は所々整備され身近な存在ではなくなって来たが、今でも水ぬるむ季節になると、ふと子供の頃が思い出されて、川辺の道を辿ってみたくなる。多分、童心に帰る無邪気な心の旅の始まりなのだろう。
(写真右端伸一郎本人・芹川にて)

 

小作品を除く全作品を6×7のポジフィルムにてストックしています。

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相川伸一郎

<住所> 〒606-8117 京都市左京区一乗寺里ノ前町67 TEL.FAX.075-791-8170 (叡山電車一乗寺駅歩1分)