農林業体験交流施設 「四季菜館」



〒834-1222 福岡県八女郡黒木町笠原641
館長 椿原まり子
百姓 椿原 寿之
TEL:0943-42-2722 FAX:0943-42-3800
あら!ありゃなんね? 民家、民宿? ちょっとふとか建物やんね!!

 棚田や里山に囲まれた中山間地域。そんな黒木町笠原に、平成9年9月、百姓を営む私たちは農業体験交流施設『四季菜館』をオープンしました。有機農業、産直を初めて10年、かねてからの想いがやっと実現しました。産直とはモノの直接売買だけではなく、ヒトとヒトとの交流があってこそ本当の産直であると考えています。そう考えると、都市住民の方々に農業と中山間地域の生活を体験していただくための交流拠点が必要だったのです。
 棚田や里山のもつ様々な機能(例えば、水を溜めたり、空気をきれいにしたり、生き物を育んだり)を十分に発揮させるためには、十分な手入れが必要です。そしてそのためには、過疎を止めるしか方法がありません。今、日本の中山間地域を放置しておくと、10〜20年後には取り返しのつかないほど過疎化がすすみ、農地は荒廃し、食料自給率も更に落ち込むでしょう。農地を手放さない、荒廃させないためにも、それぞれの農家が経済的にも自立しなければなりません。中山間地域の厳しさは、農業生産だけを考えると暗くなるだけです。しかし、裏を返せば自然の恵みが豊富であるということ。農業生産だけでなく、豊かな自然も上手に利用しながら守り、そして経済的にも自立する。そんな取り組みを発展させていきたいと考えています。
 そして、私たちは、都会の人々に農業・農村を体験していただき、交流しながら、中山間地域の環境を守るボランティア団体『山村塾』の取り組みを始めました。台風で荒れた山林の手入れや、放棄された棚田の補修、そこでの農業等を行っています。取り組んでいる農業は、農薬・化学肥料を使わない有機農業。農業経験の全くない都会の人々も、楽しく、自分のペースで作業できるような計画を立て、みんなで楽しく活動しています。現在では、国内外から約50名のボランティアが集まり、1週間寝食を共にして環境保全活動を行う「国際里山・田園保全ワーキングホリデーin福岡」、月に一度、都市住民がボランティアに集う「ミニ・ワーキングホリデー」へと取り組みが拡がっています。
 また、山村塾は、都市住民と農村住民との交流だけでなく、子どもとお年寄りの交流、健常者と障害者との交流をも目指しています。そのため、四季菜館の1階は、バリアフリーで、トイレは車椅子の方にも使用していただけるようになっています。山村塾の行事には、知的障害者や聾話者にも参加していただき、楽しく、お互いに学びあっています。 
 さらに、四季菜館は、ウッドボイラーで施設の湯を供給しており、廃材等の資源を十分に活用しています。また、石井式合併浄化槽を設置していますので、生活雑排水が河川を汚すことはありません。いち早く太陽光発電も設置し、電気の自給も行っています。また,建物は,全て地場産の木材で造られています。  棚田や里山を守り、ゴミをできるだけ出さず、地域に眠っている資源を有効に利用する。そんないろんな面で環境にやさしい生活を目指しています。
 農業が変われば環境が変わります。農業を変えるためには、消費者が意識を変える必要があります。都会の人々にもう一度、農業、環境の大切さを考えていただきたいと思います。そして、農村住民も都市住民も潤うような取り組みに対する理解を深めてもらい、是非、参加をお願いしたいと思います。「生きることは食べること」。みんなで、安全で美味しい旬のものを食べようではありませんか!!
四季菜館への道のり



 【お車の場合】
 広川IC、八女ICから17キロ、車で30分。
 →黒木町までの道のり(黒木町役場HPへ)

 【公共交通機関ご利用の場合】
JR鹿児島本線「羽犬塚駅」下車(博多から50分、910円)→堀川バス「黒木・矢部方面」に乗り換えて黒木営業所下車(約50分、運賃750円)→黒木営業所からはスタッフが送迎します。(約5分 無料)
 →堀川バスHP 時刻表は、羽矢線(羽犬塚・矢部線)をクリック。

山村塾行事に参加するには 羽犬塚8:12→黒木9:00 が便利です。


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